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公開番号
2024153608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2024066862
出願日
2024-04-17
発明の名称
ケレン装置および吊下型ケレン装置
出願人
本四高速道路ブリッジエンジ株式会社
,
東京電設サービス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01D
22/00 20060101AFI20241022BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】ハンガーロープのケレン作業を自動化する。
【解決手段】ケレン装置は、所定の間隔に垂下される第1ハンガーロープと第2ハンガーロープとを含む複数のハンガーロープをガイドローラーによってそれぞれ挟み、第1ハンガーロープと第2ハンガーロープとの間において自装置の位置を保持しつつ、ハンガーロープの垂下方向に移動可能な支持枠部と、支持枠部に取り付けられ、第1ハンガーロープを囲う格納容器と、格納容器に取り付けられ、第1ハンガーロープのうち、格納容器内にある所定の照射範囲に線状のレーザー光を照射する照射部と、第1ハンガーロープの垂下方向に対する、照射部が照射するレーザー光の線の傾斜角を所定角度に調整する照射角度調整部と、第1ハンガーロープの断面周方向において、照射部が照射するレーザー光の照射方向を調整する照射方向調整部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の間隔に垂下される第1ハンガーロープと第2ハンガーロープとを含む複数のハンガーロープをガイドローラーによってそれぞれ挟み、前記第1ハンガーロープと第2ハンガーロープとの間において自装置の位置を保持しつつ、前記ハンガーロープの垂下方向に移動可能な支持枠部と、
前記支持枠部に取り付けられ、前記第1ハンガーロープを囲う格納容器と、
前記格納容器に取り付けられ、前記第1ハンガーロープのうち、前記格納容器内にある所定の照射範囲に線状のレーザー光を照射する照射部と、
前記第1ハンガーロープの垂下方向に対する、前記照射部が照射する前記レーザー光の線の傾斜角を所定角度に調整する照射角度調整部と、
前記第1ハンガーロープの断面周方向において、前記照射部が照射する前記レーザー光の照射方向を調整する照射方向調整部と、
を備えるケレン装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記照射方向調整部は、前記照射方向を、前記第1ハンガーロープの断面周方向のうち、少なくとも6方向に調整可能である
請求項1に記載のケレン装置。
【請求項3】
前記照射角度調整部は、前記第1ハンガーロープを構成するストランドの傾斜方向に合わせて、前記レーザー光の線の方向を調整可能である
請求項1に記載のケレン装置。
【請求項4】
前記格納容器内に取り付けられ、前記第1ハンガーロープに接して前記第1ハンガーロープをケレンするローラーブラシ
をさらに備える請求項1に記載のケレン装置。
【請求項5】
負圧によって前記格納容器内の塵埃を吸引する吸引部を前記格納容器内に備え、前記吸引部から吸引された塵埃を貯留する貯留部と、前記負圧を発生させる負圧発生部とを、前記支持枠部の前記第2ハンガーロープ側に備える
請求項1に記載のケレン装置。
【請求項6】
前記支持枠部は、前記ハンガーロープの断面周方向のうち、少なくとも6方向にカウンターウエイトを取り付け可能なウエイト取付部
をさらに備える請求項1に記載のケレン装置。
【請求項7】
前記格納容器を前記第1ハンガーロープの断面周方向に回転させる回転駆動部
をさらに備える請求項1に記載のケレン装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のケレン装置と、
前記ケレン装置を吊り下げる吊りワイヤを巻き取る巻取部と、巻取部を駆動する駆動部と、を備える吊り上げ装置と、
前記レーザー光のレーザー光源装置と、
を備える吊下型ケレン装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケレン装置および吊下型ケレン装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
吊橋は、2本の主塔と、2本の主塔間に渡されたにメインケーブルと、メインケーブルに垂らされたハンガーロープとにより桁を支持する。ハンガーロープは鋼製で通常、塗装などを施しており、塗装膜表面及び鋼材が経年劣化をする。このためハンガーロープが損傷していないかを定期的に点検することや、錆が生じている場合にはケレン作業などをする必要がある。従来、斜張橋のケーブルや送電線の周りを一周に渡り簡単に、かつ短時間で点検できる点検装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-163402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の装置によると、ハンガーロープのケレン作業を自動化することまではできなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、所定の間隔に垂下される第1ハンガーロープと第2ハンガーロープとを含む複数のハンガーロープをガイドローラーによってそれぞれ挟み、前記第1ハンガーロープと第2ハンガーロープとの間において自装置の位置を保持しつつ、前記ハンガーロープの垂下方向に移動可能な支持枠部と、前記支持枠部に取り付けられ、前記第1ハンガーロープを囲う格納容器と、前記格納容器に取り付けられ、前記第1ハンガーロープのうち、前記格納容器内にある所定の照射範囲に線状のレーザー光を照射する照射部と、前記第1ハンガーロープの垂下方向に対する、前記照射部が照射する前記レーザー光の線の傾斜角を所定角度に調整する照射角度調整部と、前記第1ハンガーロープの断面周方向において、前記照射部が照射する前記レーザー光の照射方向を調整する照射方向調整部と、を備えるケレン装置である。
【0006】
また、本発明の一態様のケレン装置において、前記照射方向調整部は、前記照射方向を、前記第1ハンガーロープの断面周方向のうち、少なくとも6方向に調整可能である。
【0007】
また、本発明の一態様のケレン装置において、前記照射角度調整部は、前記第1ハンガーロープを構成するストランドの傾斜方向に合わせて、前記レーザー光の線の方向を調整可能である。
【0008】
また、本発明の一態様のケレン装置において、前記格納容器内に取り付けられ、前記第1ハンガーロープに接して前記第1ハンガーロープをケレンするローラーブラシをさらに備える。
【0009】
また、本発明の一態様のケレン装置において、負圧によって前記格納容器内の塵埃を吸引する吸引部を前記格納容器内に備え、前記吸引部から吸引された塵埃を貯留する貯留部と、前記負圧を発生させる負圧発生部とを、前記支持枠部の前記第2ハンガーロープ側に備える。
【0010】
また、本発明の一態様のケレン装置において、前記支持枠部は、前記ハンガーロープの断面周方向のうち、少なくとも6方向にカウンターウエイトを取り付け可能なウエイト取付部をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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