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公開番号2024153263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023067045
出願日2023-04-17
発明の名称バスバモジュール
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/507 20210101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バスバモジュールの低背化を図りながら、相手側接続機器の位置ばらつきを吸収することができるバスバモジュールを提供する。
【解決手段】バスバモジュール1Aは、回路配線(配線3A)が設けられた可撓基板から構成される回路体4Aを備える。回路体4Aは、所定方向に沿って延在する帯状の本体部11Aと、本体部11Aの延在方向Xに間隔をおいて配置される複数のバスバ部12Aと、を有する。バスバ部12Aの少なくとも一部(第2延在部22)が、本体部11Aと重なるように配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
回路配線が設けられた可撓基板から構成される回路体を備え、
前記回路体は、
所定方向に沿って延在する帯状の本体部と、
前記本体部の延在方向に間隔をおいて配置される複数のバスバ部と、を有し、
前記バスバ部の少なくとも一部が、前記本体部と重なるように配置される、
バスバモジュール。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記バスバ部の前記一部は、前記本体部に対して前記本体部の延在方向と交差する方向に跨がるように配置される、
請求項1に記載のバスバモジュール。
【請求項3】
前記バスバ部は、
前記本体部の幅方向の一端側から延出し、前記本体部から離れる方向へ延在する第1延在部と、
前記第1延在部に接続され、前記離れる方向から前記本体部へ向かう方向に折り返す折返部と、
前記折返部に接続され、前記本体部の幅方向の一端側から他端側へ跨るように延在する第2延在部と、
前記第2延在部に接続され、前記本体部の幅方向の他端側に配置された接続相手側機器の端子部に接続される接続部と、を有する、
請求項1又は2に記載のバスバモジュール。
【請求項4】
前記バスバ部は、前記本体部とは別体で形成されて、前記本体部に後付けで電気的に接続される、
請求項1又は2に記載のバスバモジュール。
【請求項5】
前記バスバ部は、
前記本体部に電気的に接続される回路分割体と、
前記回路分割体における前記本体部の幅方向の一端部から延出し、前記本体部の幅方向の一端側から他端側へ跨るように延在する延在部と、
前記延在部に接続され、前記本体部の幅方向の他端側に配置された接続相手側機器の端子部に接続される接続部と、を有する、
請求項4に記載のバスバモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバモジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
バスバモジュールは、例えば、電気自動車及びハイブリッド自動車等に搭載される駆動用電源としての電池モジュール(複数の単電池が積層された組電池)に組み付けられて用いられる(特許文献1参照)。
【0003】
一般的に、組電池を構成する単電池は、充電、放電に伴う作動熱及び外部環境の温度等に起因して単電池の積層方向に膨張及び収縮する。その結果、組電池(電池モジュール)も、単電池の積層方向に膨張及び収縮するように変形する。また、複数の単電池を積層する際の組み付け公差に起因し、一般的に、組電池の積層方向に対する大きさは、製造ばらつきが生じて、製造した組電池ごとに異なり得る。そこで、一般的に、バスバモジュールは、このような組電池の変形又は製造ばらつき等による位置ばらつきに対応するべく、各単電池に接続されるバスバ用支線(バスバー)の長さにある程度の余裕を持たせて設計される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-205175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、各単電池に接続されるバスバ用支線を上下方向にS字状に折り畳むことによって組電池の位置ばらつきを吸収するようにしており、高さを利用した吸収構造となっているため、バスバモジュールの低背化が困難であるという課題があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、バスバモジュールの低背化を図りながら、相手側接続機器の位置ばらつきを吸収することができるバスバモジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係るバスバモジュールは、回路配線が設けられた可撓基板から構成される回路体を備え、回路体は、所定方向に沿って延在する帯状の本体部と、本体部の延在方向に間隔をおいて配置される複数のバスバ部と、を有し、バスバ部の少なくとも一部が、本体部と重なるように配置される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、バスバモジュールの低背化を図りながら、相手側接続機器の位置ばらつきを吸収することができるバスバモジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るバスバモジュールの一例を示す平面図である。
バスバモジュールのバスバ部を拡大した平面図である。
バスバ部を折返部において折り返した状態を示す要部拡大の斜視図である。
バスバ部を折返部において折り返した状態を示す要部拡大の平面図である。
第2実施形態に係るバスバモジュールの一例を示す平面図である。
本体部とは別体で形成されたバスバ部の斜視図である。
バスバ部を本体部に接続した状態を示す斜視図である。
バスバモジュールの要部を拡大した平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係るバスバモジュールについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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