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公開番号2024152519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066758
出願日2023-04-14
発明の名称通信装置
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04B 1/18 20060101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約【課題】FMラジオを適切に聴取すること。
【解決手段】通信装置は、筐体と、筐体に設けられ、第1周波数帯域の電波を用いて外部装置との間で情報を送受信する第1アンテナと、第1アンテナに接続され、筐体を把持するユーザと第1アンテナと直接的または間接的に接続し、ユーザを前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の電波を受信する第2アンテナとして機能させる結合部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に設けられ、第1周波数帯域の電波を用いて外部装置との間で情報を送受信する第1アンテナと、
前記第1アンテナに接続され、前記筐体を把持するユーザと前記第1アンテナと直接的または間接的に接続し、前記ユーザを前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の電波を受信する第2アンテナとして機能させる結合部と、
を備える、通信装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記第1周波数帯域の内、第3周波数帯域の電波を受信する第1受信回路と、前記第3周波数帯域とは異なる第4周波数帯域の電波を受信する第2受信回路と、前記第2周波数帯域の電波を受信する第3受信回路と、を含み、
前記第1アンテナと前記第1受信回路および前記第2受信回路とは、整合回路を介して接続されており、
前記第1アンテナと前記第3受信回路とを接続する配線は、前記第1アンテナと前記整合回路とを接続する配線から分岐している、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記第1アンテナと前記第3受信回路との間に配置された第1遮断回路を含み、
前記第1遮断回路は、前記筐体の内部において、前記第1アンテナの直下に配置される、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記筐体に設けられた表示部と、
前記表示部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記筐体に設けられているアンテナの位置を前記表示部に表示させる、
請求項1または2に記載の通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
FM(Frequency Modulation)ラジオが搭載されている電子機器がある。例えば、特許文献1には、FMラジオ信号を受信することのできる携帯電話機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-208334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
携帯電話やスマートフォンなどの通信装置は、通信装置に接続されているイヤホンをFMラジオの放送電波を受信するアンテナとして利用している。そのため、イヤホンが無い場合には、通信装置はFMラジオの放送電波を受信できない可能性がる。通信装置において、FMラジオの放送電波の受信方法には改善の余地がある。
【0005】
本開示は、FMラジオを適切に聴取することのできる通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の通信装置は、筐体と、前記筐体に設けられ、第1周波数帯域の電波を用いて外部装置との間で情報を送受信する第1アンテナと、前記第1アンテナに接続され、前記筐体を把持するユーザと前記第1アンテナと直接的または間接的に接続し、前記ユーザを前記第1周波数帯域よりも低い第2周波数帯域の電波を受信する第2アンテナとして機能させる結合部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、FMラジオを適切に聴取することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る通信装置の構成例を説明するための図である。
図2は、比較例に係る通信回路の構成例を説明するための図である。
図3は、第2実施形態に係る通信回路の構成例を説明するための図である。
図4は、比較例に係る通信回路の配線例を説明するための図である。
図5は、第3実施形態に係る通信回路の配線例を説明するための図である。
図6は、第4実施形態に係るユーザが触れる金属筐体部の位置を認識させる方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
【0010】
以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。水平面内のX軸と平行な方向をX軸方向とし、X軸と直交する水平面内のY軸と平行な方向をY軸方向とし、水平面と直交するZ軸と平行な方向をZ軸方向とする。また、X軸およびY軸を含む平面を適宜XY平面と称し、X軸およびZ軸を含む平面を適宜XZ平面と称し、Y軸およびZ軸を含む平面を適宜YZ平面と称する。XY平面は、水平面と平行である。XY平面とXZ平面とYZ平面とは直交する。
(【0011】以降は省略されています)

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