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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024152011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065893
出願日2023-04-13
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20241018BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ミシン目シートに対し画像形成を行う際に、カエリに起因して画像不良が生じるのを抑制可能な画像形成装置の提供。
【解決手段】シートの種類に「ミシン目紙」が選択された場合に表示部111に表示される「シートセット画面」には、警告画面1301とセット態様画面1302とが表示される。セット態様画面1302には、ミシン目シートをカセットや手差しトレイにセットする際に、ミシン目シートのカエリ面を上向きにしてセットするか下向きにしてセットするかの表裏向きが表示される。ミシン目シートの表裏向きは、カセットや手差しトレイから搬送されるミシン目シートのカエリ面が画像転写面とならない向きに表示される。警告画面1301には、セット態様画面1302に表示した表裏向きと反対向きにミシン目シートをセットした場合に画像不良が生じる旨の警告表示と、そうした場合に生じ得る画像不良を示す警告イメージ画像が表示される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
像担持体にトナー像を形成する画像形成部と、
前記像担持体に形成されたトナー像をシートに転写する転写部と、
ミシン目加工されたシートをセット可能なセット部と、
前記セット部からシートを前記転写部に搬送可能な搬送部と、
前記セット部にセット可能なシートの種類を選択可能に表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、前記セット部にセットするシートとしてミシン目加工されたシートが選択された場合に、該シートを前記セット部にセットする際の表裏に関する情報を表示可能である、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記表裏に関する情報は、ミシン目加工のカエリが形成された面を表裏の何れかにしてセットする旨の情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記表示部は、前記表裏に関する情報として、シートの第一面を表にしてセットする旨の情報を表示すると共に、シートの第二面を表にしてセットした場合にシートに形成される画像への影響に関する情報を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記転写部に電圧を印加する電源と、
前記電源を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記転写部に第一の極性と前記第一の極性と逆極性の第二の極性とを交互に印加する動作を所定時間実行するモードを可能であり、
前記モードは、シートの画像形成枚数が第1枚数に達したら前記モードが実行される第1モードと、シートの画像形成枚数が前記第1枚数よりも少ない第2枚数に達したら前記モードが実行される第2モードとを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記表示部は、前記セット部にセットするシートとしてミシン目加工されたシートが選択された場合に、前記第2モードの実行可否に関する情報を表示する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの電子写真方式の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、シートをセット可能なカセットや手差しトレイを備えており、これらカセットや手差しトレイから搬送されるサイズや種類の異なる様々なシートに対して画像を形成可能である。シートとして、ミシン目加工されたシート(以下、ミシン目シートと呼ぶ)を用いる場合がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-71751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来では、ミシン目シートに対し画像形成を行った場合に、シートに画像不良が生じやすくなる虞があった。これは、ミシン目シートの場合、ミシン目を加工する際にシートの一面側にカエリと呼ばれる凹凸が生じ、カエリが生じた一面側へのトナー像の転写時にカエリに起因してトナーが飛び散りやすいからである。
【0005】
本発明は上記問題に鑑み、ミシン目シートに画像形成を行った際に、シートのカエリに起因して画像不良が生じるのを抑制可能な画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、像担持体にトナー像を形成する画像形成部と、前記像担持体に形成されたトナー像をシートに転写する転写部と、ミシン目加工されたシートをセット可能なセット部と、前記セット部からシートを前記転写部に搬送可能な搬送部と、前記セット部にセット可能なシートの種類を選択可能に表示する表示部と、を備え、前記表示部は、前記セット部にセットするシートとしてミシン目加工されたシートが選択された場合に、該シートを前記セット部にセットする際の表裏に関する情報を表示可能である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ミシン目加工されたシートに対し画像形成を行う際に、シートのカエリに起因して画像不良が生じないように、使用者は表示部に表示された表裏に関する情報を参照してミシン目シートをセット部にセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の画像形成装置を示す概略図。
画像形成装置の制御構成を示す制御ブロック図。
操作部を示す概略図。
シート選択画面を示す図。
シートセット画面を示す図。
カエリに起因して生じるトナーの飛び散りについて説明するための、(a)ミシン目シートを示す断面図、(b)ミシン目シートのカエリを示す拡大図。
二次転写外ローラへのトナー付着について説明するための図。
選択画面を示す図。
裏汚れ解消制御について説明するためのタイミングチャート。
裏汚れ解消制御のモード設定に関する処理フローを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<画像形成装置>
本実施形態の画像形成装置について、図1を用いて説明する。画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを有する。画像形成装置100は、例えば画像形成装置100に接続された原稿読取装置(不図示)や、パーソナルコンピュータ等の外部機器1000から送られる画像データに基づいてトナー像をシートSに形成する。シートSとしては、普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等のシート材が挙げられる。
【0010】
画像形成装置100のシートSの搬送プロセスについて説明する。シートSは、セット部としてのカセット10内に積載される形でセット可能である。あるいは、シートSはセット部としての手差しトレイ17上に積載される形でセット可能である。これらカセット10や手差しトレイ17にセットされたシートSは、供給ローラ13により画像形成タイミングに合わせて送り出される。手差しトレイ17は開閉可能に設けられ、ユーザが任意に開閉できてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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