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公開番号2024151003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064103
出願日2023-04-11
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G03G 15/04 20060101AFI20241017BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】露光ヘッドに安定して清掃部材を案内し、露光ヘッドのレンズを確実に清掃する。
【解決手段】感光体の回転軸線方向に沿った長手方向にわたって設けられ、光源からの光を感光体に集光するレンズを有し、感光体を露光する露光ヘッドと、レンズに当接してレンズを清掃する清掃部を有し、露光ヘッドを清掃する清掃部材と、感光体と露光ヘッドとの間に清掃部材を案内する第1の案内部材と、第1の案内部材よりも長手方向の奥側に設けられ、清掃部材を露光ヘッドの長手方向に沿って案内する第2の案内部材と、を備え、第2の案内部材は、長手方向と長手方向に直交する幅方向の両方向に直交する光軸方向において清掃部をレンズに近づける方向に案内し、清掃部をレンズに当接させる第1のガイド部と、第1のガイド部よりも長手方向の奥側に設けられ、レンズに沿って長手方向に設けられ、レンズに当接された清掃部の光軸方向の位置を規制する第2のガイド部と、を有する。
【選択図】 図16
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
感光体の回転軸線方向に沿った長手方向にわたって設けられ、光源からの光を前記感光体に集光するレンズを有し、前記感光体を露光する露光ヘッドと、
前記レンズに当接して前記レンズを清掃する清掃部を有し、前記露光ヘッドの前記レンズを清掃する清掃部材と、
前記筐体に設けられ、前記感光体と前記露光ヘッドとの間に前記清掃部材を案内する第1の案内部材と、
前記筐体に設けられ、前記第1の案内部材よりも前記長手方向の奥側に設けられ、前記感光体と前記露光ヘッドとの間に案内された前記清掃部材を前記露光ヘッドの長手方向に沿って案内する第2の案内部材と、を備え、
前記第2の案内部材は、
前記長手方向と前記長手方向に直交する幅方向の両方向に直交する光軸方向において前記清掃部を前記レンズに近づける方向に案内し、前記清掃部を前記レンズに当接させる第1のガイド部と、
前記第1のガイド部よりも前記長手方向の奥側に設けられ、前記レンズに沿って前記長手方向に設けられ、前記レンズに当接された前記清掃部の前記光軸方向の位置を前記長手方向にわたって規制する第2のガイド部と、を有する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1の案内部材は、
前記清掃部材の前記長手方向に直交する幅方向の位置を規制する第1の規制部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1の案内部材は、
前記清掃部材の前記光軸方向の位置を規制する第2の規制部を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2の規制部は、前記第1の規制部よりも前記長手方向の奥側に設けられ、前記第1の規制部により幅方向の規制がされた前記清掃部材の光軸方向の位置を規制する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1の規制部は、幅方向の両側に対向して設けられており、
前記清掃部材は、前記幅方向の両側に対向して設けられた前記第1の規制部の間で幅方向の位置が規制される、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記清掃部材は、前記第1の案内部材よりも幅方向の外側に突出して設けられ、前記第1の案内部材よりも幅方向の外側に突出した位置と、前記突出した位置よりも前記第1の案内部材の幅方向の内側に向けて退避した位置との間を移動可能に設けられ、前記突出した位置で前記第2の案内部材に案内される突出部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記突出部を含む前記清掃部材の幅方向の幅は、前記第1の案内部材の幅方向の幅よりも広く、
前記突出部は、前記第1の案内部材に当接すると、前記突出した位置から前記退避した位置に移動され、前記第1の案内部材との当接が解除されると、前記退避した位置から前記突出した位置に移動される、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記突出部は、前記清掃部の近傍に設けられている、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記清掃部材は、前記幅方向の剛性が前記光軸方向よりも低い弾性部を備え、
前記突出部は、前記弾性部に設けられ、前記弾性部が前記幅方向に弾性変形することで前記幅方向に移動する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記清掃部材は、前記弾性部の前記光軸方向の位置を規制するガイド部材を備える、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固体露光ヘッドを用いた複写機やプリンタなどの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタや複写機などの電子写真方式の画像形成装置において、感光ドラムを露光する手段の一つとして固体露光ヘッドがある。露光ヘッドは、発光素子であるLEDや有機ELなどの複数の発光素子を感光ドラムの回転軸線方向(主走査方向)に沿って配列し、主走査方向において一括して感光ドラムを露光するものである。この方式は、ポリゴンミラーを用いて走査を行うレーザ走査方式の露光装置に比べて体積が小さく駆動部もないため、画像形成装置の小型化や低騒音化に有利である。
【0003】
固体露光ヘッドは、発光素子から出射した光束を感光ドラム上に結像させるために、発光素子と対向して主走査方向に複数のレンズを並べたレンズアレイを備える。このレンズアレイは焦点距離が極めて短いため、露光ヘッドを感光ドラムに非常に近接して配置する必要があるが、感光ドラム近傍では装置内部冷却用のエアフローに乗ってトナーが浮遊している場合がある。このような浮遊トナーがレンズアレイの光出射面に付着すると、感光ドラムを照射する光量が不均一となり、濃度ムラなどの画像不良が発生する。
【0004】
そこで、固体露光ヘッドを備えた画像形成装置においては、固定露光ヘッドにおけるレンズアレイの光出射面を清掃する清掃部材を備える構成が開示されている(特許文献1)。特許文献1では、露光ヘッドに感光ドラムの軸方向に沿ってガイド溝を形成し、清掃部材に設けた鈎部を前記ガイド溝に係合させることにより、清掃部材がレンズの光出射面に当接され、ガイド溝に沿って案内可能となる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-173811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、露光ヘッドのガイド溝に係合させた清掃部材の鈎部が前記ガイド溝から脱落しないように、清掃部材を挿入する必要があり、露光ヘッドに対して清掃部材を安定して案内することが困難である。また、清掃中の清掃部材に作業者が想定外の力を加えた場合、鈎部がガイド溝から外れる可能性があり、清掃部材がレンズを清掃することができなくなるおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、露光ヘッドに対して安定して清掃部材を案内することができ、露光ヘッドのレンズを確実に清掃することができる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、筐体と、感光体の回転軸線方向に沿った長手方向にわたって設けられ、光源からの光を前記感光体に集光するレンズを有し、前記感光体を露光する露光ヘッドと、前記レンズに当接して前記レンズを清掃する清掃部を有し、前記露光ヘッドの前記レンズを清掃する清掃部材と、前記筐体に設けられ、前記感光体と前記露光ヘッドとの間に前記清掃部材を案内する第1の案内部材と、前記筐体に設けられ、前記第1の案内部材よりも前記長手方向の奥側に設けられ、前記感光体と前記露光ヘッドとの間に案内された前記清掃部材を前記露光ヘッドの長手方向に沿って案内する第2の案内部材と、を備え、前記第2の案内部材は、前記長手方向と前記長手方向に直交する幅方向の両方向に直交する光軸方向において前記清掃部を前記レンズに近づける方向に案内し、前記清掃部を前記レンズに当接させる第1のガイド部と、前記第1のガイド部よりも前記長手方向の奥側に設けられ、前記レンズに沿って前記長手方向に設けられ、前記レンズに当接された前記清掃部の前記光軸方向の位置を前記長手方向にわたって規制する第2のガイド部と、を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、露光ヘッドに対して安定して清掃部材を案内することができ、露光ヘッドのレンズを確実に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の断面図
画像形成部と、それを支持する枠体部を示す図
ドラムユニットおよび現像ユニットを示す図
ドラムユニットが画像形成装置に挿入中の状態を示す図
画像形成装置の全体を示す斜視図
画像形成装置の全体を示す斜視図
カートリッジカバーを開状態とした際の画像形成装置の斜視図
ドラムユニットあるいは現像ユニットを取り出した事を示す斜視図
画像形成装置が備える光プリントヘッドの概略斜視図
(a)、(b)、(c)基板の概略構成を示す図、(d)、(e)レンズアレイの概略構成を示す図
(a)(b)(c)実施例1に係る清掃棒の構成を示す図
(a)(b)(c)実施例1に係る清掃棒の案内構成を示す図
(a)(b)実施例1に係る第1の案内部材の構成を示す図
(a)(b)実施例1に係る第2の案内部材の構成を示す図
(a)(b)(c)実施例2に係る清掃棒の構成を示す図
(a)(b)(c)実施例2に係る清掃棒の案内構成を示す図
実施例2に係る第2の案内部材の構成を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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