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公開番号2024151855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065601
出願日2023-04-13
発明の名称バッテリシステム、及び制御装置
出願人新電元工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60L 50/60 20190101AFI20241018BHJP(車両一般)
要約【課題】部品搭載のレイアウトを簡略化し、システム全体の重量を低減する。
【解決手段】バッテリシステムは、モータを駆動する本体装置と、モバイルキー装置とを備えるバッテリシステムであって、前記本体装置は、前記モータを駆動する電力を供給するバッテリユニットであって、電力の出力を停止した遮断状態に変更可能なバッテリユニットと、前記モバイルキー装置から供給された電力の供給電圧を、前記供給電圧より高い制御電圧に昇圧する昇圧部と、前記昇圧部が昇圧した前記制御電圧に基づいて、前記バッテリユニットを制御する電力制御部であって、前記モバイルキー装置が前記本体装置に接続された場合に、前記バッテリユニットの前記遮断状態を解除して、前記バッテリユニットを、電力を出力する状態に起動する起動信号を、前記制御電圧を用いて、前記バッテリユニットに出力する電力制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータを駆動する本体装置と、前記本体装置を起動するための電力を前記本体装置に供給するモバイルキー装置とを備えるバッテリシステムであって、
前記本体装置は、
前記モータを駆動する電力を供給するバッテリユニットであって、電力の出力を停止した遮断状態に変更可能なバッテリユニットと、
前記モバイルキー装置から供給された電力の供給電圧を、前記供給電圧より高い制御電圧に昇圧する昇圧部と、
前記昇圧部が昇圧した前記制御電圧に基づいて、前記バッテリユニットを制御する電力制御部であって、前記モバイルキー装置が前記本体装置に接続された場合に、前記バッテリユニットの前記遮断状態を解除して、前記バッテリユニットを、電力を出力する状態に起動する起動信号を、前記制御電圧を用いて、前記バッテリユニットに出力する電力制御部と
を備えることを特徴とするバッテリシステム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記モバイルキー装置は、前記本体装置を起動するための電力を供給及び充電するバッテリを備え、
前記本体装置は、前記バッテリユニットが出力する出力電力から前記バッテリを充電する充電電力を生成する充電電力生成部を備え、
前記電力制御部は、前記起動信号により、前記バッテリユニットの前記遮断状態を解除した後に、前記充電電力生成部が生成した前記充電電力を、前記モバイルキー装置に供給して、前記バッテリを充電させる
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリシステム。
【請求項3】
前記電力制御部は、前記モバイルキー装置が前記本体装置に接続され、前記本体装置を起動する起動スイッチによって、前記本体装置が起動された場合に、前記起動信号を、前記バッテリユニットに出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリシステム。
【請求項4】
前記本体装置が、前記モータにより車輪を駆動して走行可能な車両である
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバッテリシステム。
【請求項5】
前記電力制御部は、前記昇圧部を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバッテリシステム。
【請求項6】
モータを駆動する本体装置と、前記本体装置を起動するための電力を前記本体装置に供給するモバイルキー装置とを備えるバッテリシステムの制御装置であって、
前記モバイルキー装置から供給された電力の供給電圧を、前記供給電圧より高い制御電圧に昇圧する昇圧部が昇圧した前記制御電圧に基づいて、前記モータを駆動する電力を供給するバッテリユニットを制御する電力制御部を備え、
前記バッテリユニットは、電力の出力を停止した遮断状態に変更可能であり、
前記電力制御部は、前記モバイルキー装置が前記本体装置に接続された場合に、前記バッテリユニットの前記遮断状態を解除して、前記バッテリユニットを、電力を出力する状態に起動する起動信号を、前記制御電圧を用いて、前記バッテリユニットに出力する
ことを特徴とする制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリシステム、及び制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、EV(Electric Vehicle)車両では、車両のモータを駆動するためのリチウムイオンバッテリなどにより構成されるバッテリユニットと、バッテリユニットを起動するための鉛蓄電池などのバッテリとの2つのバッテリを用いるバッテリシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再公表WO2019/049335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来のバッテリシステムでは、リチウムイオンバッテリなどのバッテリユニットを起動するために、鉛蓄電池などの2つ目のバッテリを搭載する必要があり、2種類のバッテリを搭載するため、部品搭載のレイアウトが複雑になり、システム全対の重量が増大する問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、部品搭載のレイアウトを簡略化し、システム全体の重量を低減することができるバッテリシステム、及び制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、モータを駆動する本体装置と、前記本体装置を起動するための電力を前記本体装置に供給するモバイルキー装置とを備えるバッテリシステムであって、前記本体装置は、前記モータを駆動する電力を供給するバッテリユニットであって、電力の出力を停止した遮断状態に変更可能なバッテリユニットと、前記モバイルキー装置から供給された電力の供給電圧を、前記供給電圧より高い制御電圧に昇圧する昇圧部と、前記昇圧部が昇圧した前記制御電圧に基づいて、前記バッテリユニットを制御する電力制御部であって、前記モバイルキー装置が前記本体装置に接続された場合に、前記バッテリユニットの前記遮断状態を解除して、前記バッテリユニットを、電力を出力する状態に起動する起動信号を、前記制御電圧を用いて、前記バッテリユニットに出力する電力制御部とを備えることを特徴とするバッテリシステムである。
【0007】
また、本発明の一態様は、上記のバッテリシステムにおいて、前記モバイルキー装置は、前記本体装置を起動するための電力を供給及び充電するバッテリを備え、前記本体装置は、前記バッテリユニットが出力する出力電力から前記バッテリを充電する充電電力を生成する充電電力生成部を備え、前記電力制御部は、前記起動信号により、前記バッテリユニットの前記遮断状態を解除した後に、前記充電電力生成部が生成した前記充電電力を、前記モバイルキー装置に供給して、前記バッテリを充電させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の一態様は、上記のバッテリシステムにおいて、前記電力制御部は、前記モバイルキー装置が前記本体装置に接続され、前記本体装置を起動する起動スイッチによって、前記本体装置が起動された場合に、前記起動信号を、前記バッテリユニットに出力することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の一態様は、上記のバッテリシステムにおいて、前記本体装置が、前記モータにより車輪を駆動して走行可能な車両であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の一態様は、上記のバッテリシステムにおいて、前記電力制御部は、前記昇圧部を含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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