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公開番号
2024151789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065499
出願日
2023-04-13
発明の名称
ロードマップ作成システム、および、ロードマップ作成方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約
【課題】現実的な計算時間で最適な設備導入計画(ロードマップ)を提示する。
【解決手段】初期時点から終了時点までの設備構成IDおよび設備構成のKPIの推移を表すロードマップを作成するロードマップ作成方法であって、初期時点におけるロードマップ群情報を作成し、初期時点から1単位時間後である開始時点から終了時点までの1単位時間毎の時点を対象時点として設定する設定ステップと、複数の設備構成候補のうち、所定の条件を満たす一又は複数の設備構成候補を対象時点の設備構成として抽出する抽出ステップと、対象時点の設備構成のKPIを計算するKPI計算ステップと、対象時点から1単位時間前を前時点とした場合に、前時点の設備構成のKPIと紐づくように、対象時点の設備構成のKPIをロードマップ群情報に追加するロードマップ更新ステップと、ロードマップ群情報に基づき、ロードマップを表示する表示ステップと、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
初期時点から終了時点までの設備構成IDおよび設備構成のKPIの推移を表すロードマップを作成するロードマップ作成システムであって、
前記初期時点におけるロードマップ群情報を作成し、前記初期時点から1単位時間後である開始時点から前記終了時点までの前記1単位時間毎の時点を対象時点として設定する制御部と、
複数の設備構成候補のうち、所定の条件を満たす一又は複数の設備構成候補を前記対象時点の設備構成として抽出する設備構成抽出部と、
前記対象時点の設備構成のKPIを計算するKPI計算部と、
前記対象時点から1単位時間前を前時点とした場合に、前記前時点の設備構成のKPIと紐づくように、前記対象時点の設備構成のKPIを前記ロードマップ群情報に追加するロードマップ更新部と、
前記ロードマップ群情報に基づき、ロードマップを表示する情報表示部と、を備える
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のロードマップ作成システムであって、
前記設備構成は、設備の名称と、前記設備の性能パラメタとの組を一又は複数含み、
前記設備構成抽出部は、前記設備構成候補のうち、前記前時点の設備構成から前記性能パラメタが悪化している前記設備の個数が所定の個数以下である設備構成候補を前記対象時点の設備構成として抽出する
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
【請求項3】
請求項1に記載のロードマップ作成システムであって、
前記設備構成は、設備の名称と、前記設備の性能パラメタとの組を一又は複数含み、
前記設備構成抽出部は、前記設備構成候補のうち、前記前時点の設備構成からの前記性能パラメタの悪化量が、所定の範囲内である設備構成候補を前記対象時点の設備構成として抽出する
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
【請求項4】
請求項1に記載のロードマップ作成システムであって、
前記情報表示部は、起点が一致するロードマップ、または、起点が一致し、かつ、終点が所定の領域に含まれるロードマップのみを表示する
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
【請求項5】
請求項1に記載のロードマップ作成システムであって、
前記設備構成抽出部は、前記前時点の設備構成のKPIに基づき、前記前時点のロードマップ群情報に含まれるロードマップの順位付けを行い、順位が下位のものから所定数のロードマップを前記前時点のロードマップ群情報から削除した後に、前記対象時点の設備構成の抽出を行う
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
【請求項6】
請求項5に記載のロードマップ作成システムであって、
前記設備構成抽出部は、前記前時点の設備構成のKPIに含まれる所定の1指標の値に基づき、前記ロードマップの順位付けを行う
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
【請求項7】
請求項5に記載のロードマップ作成システムであって、
前記設備構成抽出部は、前記前時点の設備構成のKPIに複数の指標が含まれる場合に、前記複数の指標の重み付き線形和に基づき、前記ロードマップの順位付けを行う
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
【請求項8】
請求項5に記載のロードマップ作成システムであって、
前記設備構成抽出部は、前記設備構成のKPIにトレードオフ関係がある複数の指標が含まれる場合に、前記前時点の設備構成のKPIのパレート最適性に基づき、ロードマップの順位付けを行う
ことを特徴とするロードマップ作成システム。
【請求項9】
初期時点から終了時点までの設備構成IDおよび設備構成のKPIの推移を表すロードマップを作成するロードマップ作成方法であって、
前記初期時点におけるロードマップ群情報を作成し、前記初期時点から1単位時間後である開始時点から前記終了時点までの前記1単位時間毎の時点を対象時点として設定する設定ステップと、
複数の設備構成候補のうち、所定の条件を満たす一又は複数の設備構成候補を前記対象時点の設備構成として抽出する抽出ステップと、
前記対象時点の設備構成のKPIを計算するKPI計算ステップと、
前記対象時点から1単位時間前を前時点とした場合に、前記前時点の設備構成のKPIと紐づくように、前記対象時点の設備構成のKPIを前記ロードマップ群情報に追加するロードマップ更新ステップと、
前記ロードマップ群情報に基づき、ロードマップを表示する表示ステップと、を備える
ことを特徴とするロードマップ作成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電設備などの設備導入計画に伴う複数のKPIの推移を提示するロードマップ作成システム、および、ロードマップ作成方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年CO
2
排出量など生産性以外のKPI(Key Performance Indicator)が企業活動に求められており、施策・計画を最適化する経営の意思決定が益々重要になっている。例えば、省エネルギーを実現するために何の設備をいつ導入するかを示す設備導入計画や、設備の統廃合計画を決定する必要がある。
【0003】
例えば、特許文献1は、電力系統における廃止可能な設備と設備の廃止に伴う系統対策を、リスクやコストというKPIとともに求めるものである。具体的には、同文献において、段落0041に「信頼度は、電力系統200の構成や設備に対して、電圧、周波数、及び電力量などの電気に関する値について設定され、例えばKPI(Key Performance Indicator)などの、任意に定めた指標を用いることができる」ことが記載されており、段落0045に「廃止対象設備選定部21は、潮流計算を行って、電力が流れていく状態(各設備における電圧や電力を含む)、信頼度、及び設備の利用率などを求める」ことが記載されている。また、段落0046に「系統対策選定部22は、信頼度が満たされていなければ、設備の新設、既存設備の増強、及び運用の変更などの系統対策を、廃止候補の設備を廃止した場合の系統構成に対して計算して求め、求めた系統対策を系統対策候補としてリスク計算部23とコスト計算部24に出力する」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-87501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
設備の統廃合計画については、もととなる検討範囲が既存設備と限られているため、特許文献1に記載の技術などを用いてKPIを計算・提示することができる。
【0006】
一方、何の設備をいつ導入するかを示す設備導入計画については、候補となるパターンが膨大であり、全てのパターンにおけるKPIを計算して提示することは計算時間の課題がある。具体的には、現実的な応答時間では全ての計画についてKPIを計算できず、また一定時間で打ち切ると有望な計画を提示できない場合がある。
【0007】
そこで、本発明では、上記課題を解決するために、現実的な計算時間で最適な設備導入計画(ロードマップ)を提示するロードマップ作成システム、および、方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
具体的には、本発明のロードマップ作成システムは、例えば、初期時点から終了時点までの設備構成IDおよび設備構成のKPIの推移を表すロードマップを作成するロードマップ作成システムであって、前記初期時点におけるロードマップ群情報を作成し、前記初期時点から1単位時間後である開始時点から前記終了時点までの前記1単位時間毎の時点を対象時点として設定する制御部と、複数の設備構成候補のうち、所定の条件を満たす一又は複数の設備構成候補を前記対象時点の設備構成として抽出する設備構成抽出部と、前記対象時点の設備構成のKPIを計算するKPI計算部と、前記対象時点から1単位時間前を前時点とした場合に、前記前時点の設備構成のKPIと紐づくように、前記対象時点の設備構成のKPIを前記ロードマップ群情報に追加するロードマップ更新部と、前記ロードマップ群情報に基づき、ロードマップを表示する情報表示部と、を備える。
また、本発明のロードマップ作成方法は、例えば、初期時点から終了時点までの設備構成IDおよび設備構成のKPIの推移を表すロードマップを作成するロードマップ作成方法であって、前記初期時点におけるロードマップ群情報を作成し、前記初期時点から1単位時間後である開始時点から前記終了時点までの前記1単位時間毎の時点を対象時点として設定する設定ステップと、複数の設備構成候補のうち、所定の条件を満たす一又は複数の設備構成候補を前記対象時点の設備構成として抽出する抽出ステップと、前記対象時点の設備構成のKPIを計算するKPI計算ステップと、前記対象時点から1単位時間前を前時点とした場合に、前記前時点の設備構成のKPIと紐づくように、前記対象時点の設備構成のKPIを前記ロードマップ群情報に追加するロードマップ更新ステップと、前記ロードマップ群情報に基づき、ロードマップを表示する表示ステップと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、現実的な計算時間で最適な設備導入計画(ロードマップ)を提示するロードマップ作成システム、および、方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
システム構成図である。
設備構成候補リストの一例を示す図である。
シミュレーションパラメタの一例を示す図である。
KPI計算用情報の一例を示す図である。
実施例1の分析パラメタの一例を示す図である。
ロードマップ群の一例を示す図である。
ロードマップ群の他の例を示す図である。
初期時点におけるロードマップ群情報の一例を示す図である。
設備構成リストの一例を示す図である。
ロードマップ群情報の一例を示す図である。
実施例1における分析部の処理フロー図である。
前時点t-1におけるロードマップ群情報の一例を示す図である。
図11のステップS6で作成された設備構成リストの一例を示す図である。
対象時点tにおけるロードマップ群情報の一例を示す図である。
ロードマップIDの更新を説明する図である。
実施例2における分析部の処理フロー図である。
実施例2における分析パラメタの一例を示す図である。
実施例2における分析パラメタの他の例を示す図である。
実施例2における分析パラメタの他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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