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公開番号2024151354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023064541
出願日2023-04-12
発明の名称荷役物運搬機
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B66C 23/02 20060101AFI20241018BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】荷役物を移動させる際の手動操作にかかる負荷を低減でき、作業性が良い荷役物運搬機を提供する。
【解決手段】本開示においては、荷役物を荷台に運搬するための荷役物運搬機であって、支柱と、上記支柱に、水平方向に回転自在に取り付けられ、剛直な部材から構成されたアームと、上記アームから吊り下げられ、上下方向に移動可能なワイヤロープと、上記ワイヤロープの先端に取り付けられ、上記荷役物を把持するハンドと、を有する荷役部、および、上記荷台を回転自在に支持する荷台支持部、を有する、荷役物運搬機を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷役物を荷台に運搬するための荷役物運搬機であって、
支柱と、
前記支柱に、水平方向に回転自在に取り付けられ、剛直な部材から構成されたアームと、
前記アームから吊り下げられ、上下方向に移動可能なワイヤロープと、
前記ワイヤロープの先端に取り付けられ、前記荷役物を把持するハンドと、を有する荷役部、および、
前記荷台を回転自在に支持する荷台支持部、を有する、荷役物運搬機。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記荷役部および前記荷台支持部は、上面視において、
前記アームにおける前記ワイヤロープの吊り下げ位置の旋回軌道に、前記荷台支持部の少なくとも一部が重なるように配置して使用される、請求項1に記載の荷役物運搬機。
【請求項3】
前記荷役部と前記荷台支持部とは、固定されて一体となっている、請求項1または請求項2に記載の荷役物運搬機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、荷役物を運搬する荷役物運搬機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、工場や倉庫等において、荷役物を運搬する荷役物運搬機が使用される場合がある。例えば、エアシリンダや電動機などのアクチュエータを用いて、手動による荷役物搬送を補助する荷役物運搬機が提案されている。このような荷役物運搬機では、例えば、最もエネルギーを要する荷役物の昇降、ピッチ旋回およびロール旋回などの上下動作をアクチュエータで補助しつつ、同時に、水平方向の動作(すなわち、荷役物の左右方向、前後方向およびヨー旋回方向の3方向)を手動により操作可能としている。
【0003】
例えば、特許文献1には、天井空間に固定された一対の間隔を置いた平行なクレーン用走行レール上を走る2本のクレーンガーダにトロリーを介し前後に移動できると共に旋回可能な手動式旋回装置、該旋回装置から垂直に垂下する平行な一対のガイドに沿って上下動自在な電動昇降リフト装置を備え、該電動昇降リフト装置は該旋回装置に支持された電動昇降装置と、該電動昇降装置によりガイドに沿って昇降されるフォーク支持枠部と、フォーク支持枠部に支持された荷物を移載するフォークと、ガイド下端に固着された操作部とから成ることを特徴とするケース移載用簡易クレーンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平01-064995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1では、荷物を搬送するにあたり、走行レールを用いた左右方向および前後方向の移動と、旋回装置を用いた旋回方向の移動と、の水平方向における3方向の移動を手動で同時に行う必要がある。そのため、手動操作にかかる負荷が大きく、作業性が悪い。
【0006】
本開示は、上記事情に鑑みてなされた発明であり、荷役物を移動させる際の手動操作にかかる負荷を低減でき、作業性が良い荷役物運搬機を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、荷役物を荷台に運搬するための荷役物運搬機であって、支柱と、上記支柱に、水平方向に回転自在に取り付けられ、剛直な部材から構成されたアームと、上記アームから吊り下げられ、上下方向に移動可能なワイヤロープと、上記ワイヤロープの先端に取り付けられ、上記荷役物を把持するハンドと、を有する荷役部、および、上記荷台を回転自在に支持する荷台支持部、を有する、荷役物運搬機を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、荷役物を移動させる際の手動操作にかかる負荷を抑制でき、作業性が良い荷役物運搬機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の荷役物運搬機の一例を示す概略斜視図である。
本開示の荷役物運搬機の一例を示す概略斜視図である。
本開示の荷役物運搬機の一例を示す概略上面図である。
本開示の荷役物運搬機の一例を示す概略上面図である。
本開示におけるハンドを例示した概略側面である。
従来の荷役物運搬機におけるアームを例示した概略側面図及び概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
下記に、図面等を参照しながら本開示の実施の形態を説明する。ただし、本開示は多くの異なる態様で実施することが可能であり、下記に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。また、図面は説明をより明確にするため、実際の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表わされる場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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