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公開番号2025073590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184511
出願日2023-10-27
発明の名称状態検出装置及び物品搬送装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類B65B 57/02 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】紙容器の開口の状態を正確に検出する。
【解決手段】筒状の箱体を保持して前記箱体を搬送路に沿って移動する保持部及び前記箱体の少なくとも一方の状態を検出する状態検出装置である。前記搬送路の上方に配置される位置検出部を有する。前記位置検出部が前記箱体の特徴点及び前記保持部の特徴点の少なくとも一方を検出し、前記検出した情報が蓄積される記憶部を有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の箱体を保持して前記箱体を搬送路に沿って移動する保持部及び前記箱体の少なくとも一方の状態を検出する状態検出装置であって
前記搬送路の上方に配置される位置検出部を有し、
前記位置検出部が前記箱体の特徴点及び前記保持部の特徴点の少なくとも一方を検出し、
前記検出した情報が蓄積される記憶部を有する状態検出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記位置検出部は、前記箱体及び前記保持部の少なくとも一方の撮像データを取得する撮像部と、
前記撮像データに対して画像処理を実施して前記箱体の特徴点及び前記保持部の特徴点の少なくとも一方を特定する画像処理部と、を有する請求項1に記載の状態検出装置。
【請求項3】
前記撮像部は、前記保持部が停止したときに撮像する請求項2に記載の検査装置。
【請求項4】
前記箱体は上部に、平面視において多角形状の開口を有し、
前記開口の頂点の少なくとも1つが前記箱体の特徴点に設定されている請求項1に記載の状態検出装置。
【請求項5】
前記箱体は筒状の中心軸と直交する面で切断した断面が矩形状であり、前記箱体は、少なくとも平面視において対角線上に配置される角部を前記保持部に保持される請求項1に記載の状態検出装置。
【請求項6】
制御部をさらに有し、
各前記特徴点に対し、予め基準点が設定されており、
前記制御部は、検出した前記箱体の特徴点と予め決められている基準点との差分値である前記箱体のずれ量と、検出した前記保持部の特徴点と予め決められている基準点との差分値である前記保持部のずれ量とを蓄積する請求項1に記載の状態検出装置。
【請求項7】
制御部をさらに有し、
前記制御部は、
蓄積されている前記箱体のずれ量及び前記保持部のずれ量の少なくとも一方に基づいて、前記箱体の特徴点のずれの原因が、前記箱体及び前記保持部のいずれにあるか判定する請求項1に記載の状態検出装置。
【請求項8】
前記搬送路を挟んで並んで配置されて前記保持部を前記搬送路に沿って移動させる一対の移動機構と、
請求項1から請求項7のいずれかに記載の状態検出装置と、を有する物品搬送装置であって、
前記移動機構はそれぞれ個別に調整可能である物品搬送装置。
【請求項9】
前記移動機構は、無端状に連結されたローラチェーンを有し、
前記保持部が、前記ローラチェーンに固定されている請求項8に記載の物品搬送装置。
【請求項10】
前記搬送路の途中に前記筒状体の開口を加熱してシールする頂部組立処理が実行される処理部が配置されており、
前記状態検出装置が、搬送方向において前記処理部よりも前に配置されている請求項8に記載の物品搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紙容器及び紙容器を保持する保持部の状態を検出する状態検出装置及び状態検出装置を備えた物品搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、紙容器に液体の内容物を充填した後、上部の開口をヒートシールして傾斜屋根部を形成した紙容器が知られている。このような紙容器では、例えば、製造ライン上でシール後の紙容器に対し抜き取り検査が行われている( 例えば、特許文献1 ) 。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-203539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の抜き取り検査では、最終製品の良否の判定は可能であるが、製造ライン上における紙容器の不良の発生の原因を特定することは困難である。
【0005】
本発明は、紙容器の不良の原因を特定するため紙容器の開口の状態を正確に検出する状態検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、筒状の箱体を保持して前記箱体を搬送路に沿って移動する保持部及び前記箱体の少なくとも一方の状態を検出する。状態検出装置は、前記搬送路の上方に配置される位置検出部を有する。前記位置検出部が前記箱体の特徴点及び前記保持部の特徴点の少なくとも一方を検出し、前記検出した情報が蓄積される記憶部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の状態検出装置によると、紙容器の不良の原因を特定するため紙容器の開口の状態を正確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
紙容器の前上方から見た斜視図である。
筒体の前上方から見た斜視図である。
充填装置の一例の概略正面図である。
充填装置の機能ブロック図である。
物品搬送装置の概略平面図である。
物品搬送装置の状態検出装置の近傍を示す概略斜視図である。
型付けされた箱体の上端部を示す斜視図である。
加熱ヒータで箱体の上端部を加熱する状態を示す拡大斜視図である。
検査位置で停止した箱体及び箱体を保持する保持部を撮像した撮像データPh1を示す画像である。
処理データを示す概略図である。
記憶部に蓄積されている特徴点の情報を示す図である。
特徴点を蓄積する手順を示すフローチャートである。
特徴点がずれている状態の処理データを示す図である。
特徴点がずれている状態の処理データを示す図である。
特徴点がずれている状態の処理データを示す図である。
変形例の物品搬送装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、紙容器1の前上方から見た斜視図である。図2は、筒体101の前上方から見た斜視図である。なお、本実施形態において、紙容器1、筒体101及び箱体102の方向を示す「前」、「後」、「上」、「下」、「右」、「左」は、図1に示す紙容器1及び図2に示す箱体102を基準とする。
【0010】
図1に示すように、紙容器1は、ゲーベルトップ型である。紙容器1は、酒類(日本酒、ワイン、焼酎等)、飲料類(コーヒー、乳飲料、ジュース、お茶等)、調味料(醤油、ドレッシング等)及び衛生用品(シャンプー、ボディーソープ等)等の液状の内容物が充填された後、封止される。なお、紙容器1は、ゲーベルトップ型に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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