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公開番号
2025079497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192210
出願日
2023-11-10
発明の名称
書類審査支援装置及びプログラム
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250515BHJP(計算;計数)
要約
【課題】書類内容の有効性に関する審査を効率的に行うことを可能にした書類審査支援装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】書類審査支援サーバ1は、申請ごとに付与する申請IDに対応付けて、申請書類に有する項目と当該項目に対する項目値とからなる申請データを記憶した申請データベース33と、申請データベース33に記憶された一の申請データの照合項目の項目値と、照合項目に対応するマスタ記憶部5の該当項目のデータとを照合する照合部13と、照合部13による照合結果を出力する結果出力部15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
申請ごとに付与する申請識別情報に対応付けて、申請書類に有する項目と前記項目に対する項目値とからなる申請データを記憶した申請データ記憶部と、
前記申請データ記憶部に記憶された一の前記申請データの照合項目の前記項目値と、前記照合項目に対応する正規データ記憶部の該当項目の正規データとを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合結果を出力する結果出力手段と、
を備える、書類審査支援装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の書類審査支援装置において、
前記申請データ記憶部は、申請書類に有する前記項目を階層にして前記項目値を対応付けて記憶し、
前記照合手段は、前記申請データ記憶部の上位の階層が共通する複数の前記項目を組にして、前記一の申請データの所定の前記組に対応する複数の前記項目値の組み合わせと、前記所定の組に対応する前記正規データ記憶部の該当項目の前記正規データの組み合わせとを照合する、書類審査支援装置。
【請求項3】
請求項1に記載の書類審査支援装置において、
前記結果出力手段は、前記申請データの前記照合項目ごとに、正規データの有無に係る前記照合結果を出力する、書類審査支援装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれかに記載の書類審査支援装置において、
前記申請書類に関連付けられた証明書類に有する項目と前記項目に対する項目値とからなる証明データを、前記申請識別情報に対応付けて前記証明書類ごとに記憶した証明データ記憶部と、
前記申請データ記憶部に記憶された前記一の申請データの比較項目の前記項目値と、前記比較項目に対応する前記証明データ記憶部に記憶された前記一の申請データと同一の前記申請識別情報が対応付けられた前記証明データの該当項目の前記項目値とを比較する比較手段と、
を備え、
前記結果出力手段は、前記比較手段による比較結果を出力する、書類審査支援装置。
【請求項5】
請求項4に記載の書類審査支援装置において、
前記結果出力手段は、前記申請データの前記比較項目ごとに、一致又は不一致に係る前記比較結果を出力する、書類審査支援装置。
【請求項6】
請求項4に記載の書類審査支援装置において、
前記申請識別情報を受け付ける申請識別受付手段を備え、
前記照合手段は、前記申請識別受付手段が受け付けた前記申請識別情報が対応付けられた前記申請データを用いて照合し、
前記比較手段は、前記申請識別受付手段が受け付けた前記申請識別情報が対応付けられた前記申請データと前記証明データとを用いて比較し、
前記結果出力手段は、前記申請データの前記照合項目についての前記照合手段による照合結果及び前記比較項目についての前記比較手段による比較結果を出力する、書類審査支援装置。
【請求項7】
請求項4に記載の書類審査支援装置において、
前記結果出力手段が出力した前記照合結果及び前記比較結果の全てが肯定的なものである場合に、前記申請を受け付ける申請受付手段と、
前記申請受付手段が受け付けた前記申請に係る、前記照合手段が照合した前記照合項目と、前記照合項目に対応する前記申請データの項目値との組み合わせを、確認済データとして確認済データ記憶部に登録する確認済データ登録手段と、
を備える、書類審査支援装置。
【請求項8】
請求項7に記載の書類審査支援装置において、
前記結果出力手段が出力した前記照合結果及び前記比較結果に対してオペレータによる確認結果を受け付ける確認結果受付手段を備え、
前記申請受付手段は、前記確認結果受付手段が受け付けた前記確認結果が申請を受け付けるものである場合に、前記結果出力手段が出力した前記照合結果及び前記比較結果のうち少なくともいずれかが否定的なものである場合であっても前記申請を受け付ける、書類審査支援装置。
【請求項9】
請求項1から請求項3までのいずれかに記載の書類審査支援装置において、
前記申請書類の画像データを受け付ける画像受付手段と、
前記画像受付手段が受け付けた前記画像データに対して前記申請識別情報を付与する識別付与手段と、
前記識別付与手段が前記申請識別情報を付与した前記画像データから前記項目と前記項目値とを抽出する項目抽出手段と、
前記項目抽出手段が抽出した前記項目と前記項目値とからなる前記申請データを、前記申請識別情報に対応付けて前記申請データ記憶部に登録する申請書類登録手段と、
を備える、書類審査支援装置。
【請求項10】
コンピュータを、
申請ごとに付与する申請識別情報に対応付けて、申請書類に有する項目と前記項目に対する項目値とからなる申請データを記憶した申請データ記憶部の一の前記申請データの照合項目の前記項目値と、前記照合項目に対応する正規データ記憶部の該当項目の正規データとを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合結果を出力する結果出力手段と、
して機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、書類審査支援装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 4,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、国や地方公共団体等の自治体や民間企業等では、様々な業務の遂行に際して申請書類の提出を求め、申請者が提出した申請書類から申請内容を審査することが行われている。国や自治体では、例えば、工事に関する許可申請や、各種の給付金等に関する申請があり、民間企業では、例えば、銀行口座の開設や、クレジットカードの発行、保険の申込等における申請がある。申請には、申請書類の他、申請内容の確認のために、例えば、本人確認書類等の証明書類の提出が求められることが多い。そして、審査では、申請書類の申請内容に不備がないことを確認する。
申請書類や証明書類は、一部において電子申請等も可能であり、電子化されている場合もあるが、未だに紙媒体を提出することが多い。そのため、紙媒体をスキャナ等で読み取った後に光学的文字認識装置(OCR)を使用してテキスト化をし、申請データとして記憶装置に記憶する処理が行われている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-101327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、様々な申請書類の審査業務を請け負う企業において、書類の確認をする者が目検で書類の内容を確認することは、業務負担が増大し、ひいてはミスを発生させる要因になり得る。そのため、審査の自動化が求められている。しかし、申請書類は、書類ごとにフォーマットが異なる。そのため、単にOCR(Optical Character Recognition/Reader)によってテキスト化するだけでは、審査を行うことが難しい。
特に、書類内容の記載が正しいか否かに関する有効性の審査について、効率的に行えていなかった。
【0005】
そこで、本発明は、書類内容の有効性に関する審査を効率的に行うことを可能にした書類審査支援装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、申請ごとに付与する申請識別情報に対応付けて、申請書類に有する項目と前記項目に対する項目値とからなる申請データを記憶した申請データ記憶部と、前記申請データ記憶部に記憶された一の前記申請データの照合項目の前記項目値と、前記照合項目に対応する正規データ記憶部の該当項目の正規データとを照合する照合手段と、前記照合手段による照合結果を出力する結果出力手段と、を備える、書類審査支援装置である。
第2の発明は、第1の発明の書類審査支援装置において、前記申請データ記憶部は、申請書類に有する前記項目を階層にして前記項目値を対応付けて記憶し、前記照合手段は、前記申請データ記憶部の上位の階層が共通する複数の前記項目を組にして、前記一の申請データの所定の前記組に対応する複数の前記項目値の組み合わせと、前記所定の組に対応する前記正規データ記憶部の該当項目の前記正規データの組み合わせとを照合する、書類審査支援装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の書類審査支援装置において、前記結果出力手段は、前記申請データの前記照合項目ごとに、正規データの有無に係る前記照合結果を出力する、書類審査支援装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの書類審査支援装置において、前記申請書類に関連付けられた証明書類に有する項目と前記項目に対する項目値とからなる証明データを、前記申請識別情報に対応付けて前記証明書類ごとに記憶した証明データ記憶部と、前記申請データ記憶部に記憶された前記一の申請データの比較項目の前記項目値と、前記比較項目に対応する前記証明データ記憶部に記憶された前記一の申請データと同一の前記申請識別情報が対応付けられた前記証明データの該当項目の前記項目値とを比較する比較手段と、を備え、前記結果出力手段は、前記比較手段による比較結果を出力する、書類審査支援装置である。
第5の発明は、第4の発明の書類審査支援装置において、前記結果出力手段は、前記申請データの前記比較項目ごとに、一致又は不一致に係る前記比較結果を出力する、書類審査支援装置である。
第6の発明は、第4の発明又は第5の発明の書類審査支援装置において、前記申請識別情報を受け付ける申請識別受付手段を備え、前記照合手段は、前記申請識別受付手段が受け付けた前記申請識別情報が対応付けられた前記申請データを用いて照合し、前記比較手段は、前記申請識別受付手段が受け付けた前記申請識別情報が対応付けられた前記申請データと前記証明データとを用いて比較し、前記結果出力手段は、前記申請データの前記照合項目についての前記照合手段による照合結果及び前記比較項目についての前記比較手段による比較結果を出力する、書類審査支援装置である。
第7の発明は、第4の発明から第6の発明までのいずれかの書類審査支援装置において、前記結果出力手段が出力した前記照合結果及び前記比較結果の全てが肯定的なものである場合に、前記申請を受け付ける申請受付手段と、前記申請受付手段が受け付けた前記申請に係る、前記照合手段が照合した前記照合項目と、前記照合項目に対応する前記申請データの項目値との組み合わせを、確認済データとして確認済データ記憶部に登録する確認済データ登録手段と、を備える、書類審査支援装置である。
第8の発明は、第7の発明の書類審査支援装置において、前記結果出力手段が出力した前記照合結果及び前記比較結果に対してオペレータによる確認結果を受け付ける確認結果受付手段を備え、前記申請受付手段は、前記確認結果受付手段が受け付けた前記確認結果が申請を受け付けるものである場合に、前記結果出力手段が出力した前記照合結果及び前記比較結果のうち少なくともいずれかが否定的なものである場合であっても前記申請を受け付ける、書類審査支援装置である。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの書類審査支援装置において、前記申請書類の画像データを受け付ける画像受付手段と、前記画像受付手段が受け付けた前記画像データに対して前記申請識別情報を付与する識別付与手段と、前記識別付与手段が前記申請識別情報を付与した前記画像データから前記項目と前記項目値とを抽出する項目抽出手段と、前記項目抽出手段が抽出した前記項目と前記項目値とからなる前記申請データを、前記申請識別情報に対応付けて前記申請データ記憶部に登録する申請書類登録手段と、を備える、書類審査支援装置である。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明までのいずれかの書類審査支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、書類内容の有効性に関する審査を効率的に行うことを可能にした書類審査支援装置及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る書類審査支援システムの全体構成及び書類審査支援サーバの機能ブロックを示す図である。
第1実施形態に係る書類審査支援サーバの審査ルールファイル記憶部の具体例を示す図である。
第1実施形態に係る書類審査支援サーバの申請データベースに登録される申請データの具体例を示す図である。
第1実施形態に係る書類審査支援サーバの申請データベースに登録される証明データの具体例を示す図である。
第1実施形態に係る書類審査支援サーバの書類審査支援処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る書類審査支援サーバの照合処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る照合処理の具体例を示す図である。
第1実施形態に係る書類審査支援サーバの比較処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る比較処理の具体例を示す図である。
第1実施形態に係る端末での表示例を示す図である。
第1実施形態に係る端末での表示例を示す図である。
第2実施形態に係る書類審査支援システムの全体構成及び書類審査支援サーバの機能ブロックを示す図である。
第2実施形態に係る書類審査支援サーバのデータ作成処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲は、これに限られるものではない。
(第1実施形態)
<書類審査支援システム100の全体構成>
図1は、第1実施形態に係る書類審査支援システム100の全体構成及び書類審査支援サーバ1の機能ブロックを示す図である。
図2は、第1実施形態に係る書類審査支援サーバ1の審査ルールファイル記憶部32の具体例を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る書類審査支援サーバの申請データベース33に登録される申請データの具体例を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る書類審査支援サーバの申請データベース33に登録される証明データの具体例を示す図である。
【0010】
図1に示す書類審査支援システム100は、端末6において書類の確認をするユーザ(以下、書類の確認をする者を、オペレータともいう。)が指定した申請についての審査を書類審査支援サーバ1が行い、審査結果を端末6に出力するシステムである。書類審査支援システム100では、申請に必要な申請書類及び申請書類に添付された証明書類の各ドキュメントを構造化した申請データ及び証明データを用い、書類審査支援サーバ1が、申請データと各種のマスタとを照合することで書類の誤りを検知し、申請データと証明データとを比較することで申請書類と証明書類との情報の一致を確認し、結果を出力する。そうすることで、書類審査支援システム100は、書類内容の有効性に関する審査を効率的に行うことでき、オペレータの作業負担を軽減させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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