TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025080605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193868
出願日2023-11-14
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G06F 40/56 20200101AFI20250519BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザ入力文に基づく、より適切な文章を生成できる情報処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】ユーザデバイスと、回答生成装置とがそれぞれ、ネットワークを介して文章生成装置と互いに通信可能に接続される文章生成システムにおいて、情報処理装置である文書生成装置は、ユーザからの、複数の項目にそれぞれ対応付けられている複数のユーザ入力文を取得する入力取得部と、前記複数のユーザ入力文に基づいて、前記複数の項目に合わせた複数の文章を少なくとも含む形式の第1文章を生成させる旨の第1指示文を生成し、前記第1指示文を学習済みモデルに入力して前記第1文章を生成する文章生成部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザからの、複数の項目にそれぞれ対応付けられている複数のユーザ入力文を取得する入力取得部と、
前記複数のユーザ入力文に基づいて、前記複数の項目に合わせた複数の文章を少なくとも含む形式の第1文章を生成させる旨の第1指示文を生成し、前記第1指示文を学習済みモデルに入力して前記第1文章を生成する文章生成部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記文章生成部は、前記第1文章に対して校正を実施させる旨の第2指示文を生成し、前記第2指示文を前記学習済みモデルに入力して、前記第1文章を校正した第2文章を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記文章生成部は、前記第2文章に対して前記校正を実施させる旨の第3指示文を生成し、前記第3指示文を前記学習済みモデルに入力して、前記第2文章を校正した第3文章を生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記文章生成部は、前記第2文章のうちの校正されていない部分に対して前記校正を実施させる旨の第4指示文を生成し、前記第4指示文を前記学習済みモデルに入力して、前記第2文章を校正した第4文章を生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記校正は、表記ゆれの校正、冗長な表現の校正及び誤字・脱字の校正のうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記文章生成部は、前記第2文章に対してルールベースの校正を実施して、前記第2文章を校正した第5文章を生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ルールベースの校正は、前記第2文章中の第1所定用語を第2所定用語に変換することを含む、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ルールベースの校正は、前記ユーザ入力文中に存在し、かつ、前記第2文章中に存在しない用語を検出することを含む、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
ユーザからの、複数の項目にそれぞれ対応付けられている複数のユーザ入力文を取得することと、
前記複数のユーザ入力文に基づいて、前記複数の項目に合わせた複数の文章を少なくとも含む形式の第1文章を生成させる旨の第1指示文を生成することと、
前記第1指示文を学習済みモデルに入力して前記第1文章を生成することと、
を含む処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、生成AI(generative Artificial Intelligence)を用いた対話型AIサービスが利用可能になっている。
【0003】
例えば、特許文献1には、このような生成AIを用いて、ユーザの質問に対して適切な文書を参照しながら回答を提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-76413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、生成AIを用いて、適切な回答、すなわち、適切な文章生成を行うことが期待されている。一方で、生成AIに入力される質問(文)(指示(文)、プロンプト(文)とも呼ばれる)が適切でないと、わかりづらい回答(文章)等が生成されてしまうおそれがある。
【0006】
本開示は、上記に鑑みて、ユーザ入力文に基づく、より適切な文章を生成することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、ユーザからの、複数の項目にそれぞれ対応付けられている複数のユーザ入力文を取得する入力取得部と、前記複数のユーザ入力文に基づいて、前記複数の項目に合わせた複数の文章を少なくとも含む形式の第1文章を生成させる旨の第1指示文を生成し、前記第1指示文を学習済みモデルに入力して前記第1文章を生成する文章生成部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、ユーザ入力文に基づく、より適切な文章を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る文章生成システムの概略構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係るユーザデバイスのハードウェア構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係るユーザデバイスの機能構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係る文章生成装置のハードウェア構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係る文章生成装置の機能構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係る回答生成装置のハードウェア構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係る回答生成装置の機能構成例を示すブロック図
入力フォームに入力されたユーザ入力文と変換ルールと案文生成指示の生成とを説明するための図
本開示の一実施形態に係る第1段階の校正の例を説明するための図
本開示の一実施形態に係る第1段階の校正の例を説明するための図
本開示の一実施形態に係る、文章生成システムの動作例を示すシーケンス図
本開示の一実施形態に係る、文章生成システムの動作例を示すシーケンス図
本開示の一実施形態に係る、ユーザデバイス上で表示される入力フォーム及び最終文章を含む表示画面例を示す図
本開示の一実施形態の変形例に係る、補足説明を追加する例を示す図
本開示の一実施形態の変形例に係る、高評価の案文生成指示及び案文を好例として案文校正指示に含める例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
<概要>
本開示に係る一実施形態によれば、情報処理装置(例えば、後述するユーザデバイス10や文章生成装置20)は、入力取得部と、文章生成部と、を備える。入力取得部は、ユーザからの、複数の項目にそれぞれ対応付けられている複数のユーザ入力文を取得する。文章生成部は、取得された複数のユーザ入力文に基づいて、複数の項目に合わせた複数の文章を少なくとも含む形式の文章を生成させる旨の指示文を生成する。また、文章生成部は、生成された指示文を学習済みモデル(例えば、大規模言語モデル)に入力して上記の文章を生成する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許