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公開番号2025072986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183504
出願日2023-10-25
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G06Q 30/0251 20230101AFI20250501BHJP(計算;計数)
要約【課題】行動デザインを実現するための技術を提供することである。
【解決手段】本開示の一態様は、対象者の属性と、所望される前記対象者のアクションとを取得する取得部と、対象者の属性とアクションとの各ペアに対応するナッジ情報を示す対応情報に基づいて、前記対象者について取得した前記属性と前記アクションとのペアに対応するナッジ情報を選定するナッジ選定部と、を有する、情報処理装置に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象者の属性と、所望される前記対象者のアクションとを取得する取得部と、
対象者の属性とアクションとの各ペアに対応するナッジ情報を示す対応情報に基づいて、前記対象者について取得した前記属性と前記アクションとのペアに対応するナッジ情報を選定するナッジ選定部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記ナッジ選定部は、前記選定したナッジ情報に対応する文言事例を提示する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ナッジ選定部は、前記アクションと前記ナッジ情報とに対応する文言事例を格納する文言事例データベースから、前記提示する文言事例を抽出する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ナッジ選定部は、対象者の属性と、所望される対象者のアクションとを入力として受け付け、前記対象者に提示する文言事例を生成するよう訓練された機械学習モデルを利用して、前記提示する文言事例を生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ナッジ選定部は、前記対象者に提示するコンテンツ情報に前記文言事例を付加する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ナッジ選定部は、複数のナッジ情報を選定し、前記選定された複数のナッジ情報のそれぞれに対応した複数の文言事例を前記対象者に提示し、前記提示した複数の文言事例のそれぞれに対して前記対象者からのフィードバックを取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ナッジ選定部は、前記フィードバックに基づいて前記対応情報を更新する、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
対象者の属性と、所望される前記対象者のアクションとを取得することと、
対象者の属性とアクションとの各ペアに対応するナッジ情報を示す対応情報に基づいて、前記対象者について取得した前記属性と前記アクションとのペアに対応するナッジ情報を選定することと、
をコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項9】
対象者の属性と、所望される前記対象者のアクションとを取得することと、
対象者の属性とアクションとの各ペアに対応するナッジ情報を示す対応情報に基づいて、前記対象者について取得した前記属性と前記アクションとのペアに対応するナッジ情報を選定することと、
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、個人の主体的な行動変容を支援する行動デザインの研究が進められている。2017年には、行動経済学の研究に関してリチャード・セイラー教授がノーベル経済学賞を受賞している。リチャード・セイラー教授は、著書“Nudge: Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness”において“ナッジ”という概念を提案し、行動分析や行動デザインにおけるナッジの利用を提案している。
【0003】
ナッジとは、行動科学の知見(認知バイアス)を使って、人が望ましい行動がとれるように“そっと後押し”するアプローチに関する。すなわち、多額の経済的インセンティブや罰則などの手段を用いるのでなく、人が自発的に行動したくなるような仕掛けをデザインすることによって、人の行動変容を促している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-140596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の課題は、行動デザインを実現するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、対象者の属性と、所望される前記対象者のアクションとを取得する取得部と、対象者の属性とアクションとの各ペアに対応するナッジ情報を示す対応情報に基づいて、前記対象者について取得した前記属性と前記アクションとのペアに対応するナッジ情報を選定するナッジ選定部と、を有する、情報処理装置に関する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によると、行動デザインを実現するための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施例によるユーザ支援処理を示す概略図である。
図2は、本開示の一実施例による情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3は、本開示の一実施例による情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
図4は、本開示の一実施例による対応情報を示す図である。
図5は、本開示の一実施例によるメール編集画面例を示す図である。
図6は、本開示の一実施例によるメール編集画面例を示す図である。
図7は、本開示の一実施例によるメール編集画面例を示す図である。
図8は、本開示の一実施例によるコンテンツ編集処理を示す図である。
図9は、本開示の一実施例による文言事例生成モデルを示す図である。
図10は、本開示の一実施例によるナッジ選定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態を説明する。
【0010】
以下の実施例では、適切なナッジ情報を選定してユーザ作業を支援する情報処理装置が開示される。
(【0011】以降は省略されています)

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