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公開番号2024151319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2024063064
出願日2024-04-10
発明の名称リレー
出願人シァメン ホンファ エレクトリック パワー コントロールズ カンパニー リミテッド,Xiamen Hongfa Electric Power Controls Co., Ltd.
代理人個人,個人
主分類H01H 50/16 20060101AFI20241017BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐短絡能力と極限遮断能力を両立するリレーを提供する。
【解決手段】リレーは、接触容器と、一対の固定接点引出端と、可動体と、第1の導磁体と、可動部材とを備え、接触容器は接触チャンバ及び接触チャンバに連通する一対の第1の貫通孔を有し、一対の固定接点引出端は一対の第1の貫通孔内にそれぞれ穿設され、可動体は接触チャンバ内に設けられ、接触容器に対して移動可能であり、第1の導磁体は接触チャンバ内に設けられ、可動体に接続され、可動部材は、接触チャンバ内に設けられ、可動部材は、一対の固定接点引出端に接触又は離間するように構成される可動接触子を含み、第1の導磁体は可動接触子の固定接点引出端に向かう一側に設けられる。第1の導磁体は、可動体を介して可動接触子に対して移動可能であり、可動接触子に流れる電流値の大きさに応じて、第1の導磁体と可動部材との間の距離を調整するように構成される。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
接触チャンバと、前記接触チャンバに連通する一対の第1の貫通孔とを有する接触容器と、
一対の前記第1の貫通孔内にそれぞれ穿設される一対の固定接点引出端と、
前記接触容器に対して移動可能である可動体と、
前記接触チャンバ内に設けられ、前記可動体に接続される第1の導磁体と、
前記接触チャンバ内に設けられる可動部材とを備え、
前記可動部材は、一対の前記固定接点引出端に接触又は離間するように構成される可動接触子を含み、前記第1の導磁体は前記可動接触子の前記固定接点引出端に向かう一側に設けられ、
前記第1の導磁体は、前記可動体を介して前記可動接触子に対して移動可能であり、前記可動接触子に流れる電流値の大きさに応じて、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離を調整するように構成される
ことを特徴とするリレー。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離は、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離のうちの最大距離である
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項3】
前記第1の導磁体は、前記可動体を介して第1の位置と第2の位置との間で移動し、
前記第1の位置において、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離は第1の間隔であり、前記第2の位置において、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離は第2の間隔であり、前記第1の間隔は前記第2の間隔より大きい
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項4】
前記第1の導磁体が前記第1の位置に位置するとき、前記可動接触子に流れる電流値は閾値電流以下であり、
前記可動接触子に流れる電流値が前記閾値電流より大きい場合、前記第1の導磁体は前記第1の位置から前記第2の位置へ移動する
ことを特徴とする請求項3に記載のリレー。
【請求項5】
前記第2の位置において、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の前記第2の間隔はゼロに等しい
ことを特徴とする請求項3に記載のリレー。
【請求項6】
前記リレーは、固定部材をさらに備え、
前記固定部材は、前記接触容器内に固定的に設けられ、前記可動体が前記固定部材に移動可能に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項7】
前記リレーは、第1の弾性部材をさらに備え、
前記第1の弾性部材は、前記第1の導磁体が前記可動接触子から遠ざかる方向に移動する傾向を有するように、前記可動体に弾性力を与える
ことを特徴とする請求項6に記載のリレー。
【請求項8】
前記固定部材は、前記可動接触子に向かう第1側と、前記第1側の反対側に位置する第2側とを有し、
前記第1の弾性部材は、前記第2側に設けられ、前記第1の導磁体及び前記可動接触子は前記第1側に設けられ、前記第1の導磁体は前記第1の弾性部材と前記可動接触子との間に設けられ、
前記可動体の一端は前記第1の弾性部材に接続され、他端は前記第1の導磁体に接続される
ことを特徴とする請求項7に記載のリレー。
【請求項9】
前記固定部材は、前記第1側の表面及び前記第2側の表面を貫通する第1の穿孔を有し、
前記可動体は棒状であり、前記第1の穿孔に移動可能に穿設される
ことを特徴とする請求項8に記載のリレー。
【請求項10】
前記第1の弾性部材は、前記第1の穿孔に対応する第2の穿孔を有し、
前記可動体は、前記第1の穿孔と前記第2の穿孔に穿設される
ことを特徴とする請求項9に記載のリレー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、電子制御素子の技術分野に関し、特にリレーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
リレーは、電子制御素子であり、制御システム(入力回路とも呼ばれる)と被制御システム(出力回路とも呼ばれる)を有し、通常は自動制御回路に応用される。リレーは、実際には小さな電流で大きな電流を制御する「自動スイッチ」である。そのため、回路では自動調整、安全保護、変換回路などの役割を果たしている。
【0003】
高圧直流リレーはリレーの一種であり、短絡電流による電動反発力により高圧直流リレーの接触子が弾ける問題を解決するために、関連技術においては、通常耐短絡リング電磁構造が設けられている。耐短絡リングの上部導磁体の設置位置に応じて、追従型構造と固定型構造にさらに分けられる。具体的には、追従型構造とは、上部導磁体がリレーの可動アセンブリに配置されることを意味し、固定型構造とは、上部磁気導体が可動アセンブリ以外の固定位置に配置されることを意味する。しかしながら、固定型耐短絡構造の耐短絡能力は大幅に強化されるが、耐短絡能力と遮断能力との間には負の相関関係があるため、遮断能力は低下することになる。ただし、追従型耐短絡構造は可動鉄心の保持力の影響を受け、短絡電流が大きい場合には鉄心が外れて接点が離間し、可動鉄心の保持力を大きくするにはコイルを大きくする必要があり、これは小型軽量化と矛盾することになる。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施例は、耐短絡能力と極限遮断能力を両立するリレーを提供する。
【0005】
本発明の実施例によるリレーは、
接触チャンバと、前記接触チャンバに連通する一対の第1の貫通孔とを有する接触容器と、
一対の前記第1の貫通孔内にそれぞれ穿設される一対の固定接点引出端と、
前記接触容器に対して移動可能である可動体と、
前記接触チャンバ内に設けられ、前記可動体に接続される第1の導磁体と、
前記接触チャンバ内に設けられる可動部材とを備え、
前記可動部材は、一対の前記固定接点引出端に接触又は離間するように構成される可動接触子を含み、前記第1の導磁体は前記可動接触子の前記固定接点引出端に向かう一側に設けられ、
前記第1の導磁体は、前記可動体を介して前記可動接触子に対して移動可能であり、前記可動接触子に流れる電流値の大きさに応じて、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離を調整するように構成される。
【0006】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離は、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離のうちの最大距離である。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記第1の導磁体は、前記可動体を介して第1の位置と第2の位置との間で移動し、
前記第1の位置において、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離は第1の間隔であり、前記第2の位置において、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の距離は第2の間隔であり、前記第1の間隔は前記第2の間隔より大きい。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記第1の導磁体が前記第1の位置に位置するとき、前記可動接触子に流れる電流値は閾値電流以下であり、
前記可動接触子に流れる電流値が前記閾値電流より大きい場合、前記第1の導磁体は前記第1の位置から前記第2の位置へ移動する。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記第2の位置において、前記第1の導磁体と前記可動部材との間の前記第2の間隔はゼロに等しい。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記リレーは、固定部材をさらに備え、
前記固定部材は、前記接触容器内に固定的に設けられ、前記可動体が前記固定部材に移動可能に取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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