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公開番号2024150744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2024126680,2022121322
出願日2024-08-02,2017-07-31
発明の名称癌治療の副作用を治療及び予防する方法
出願人フィラメント バイオソリューションズ インコーポレーテッド
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類A61K 38/05 20060101AFI20241016BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】癌治療に関連する副作用、例えば、化学療法及び/又は放射線による副作用の治療及び予防に使用するための組成物を提供する。
【解決手段】アラニル-グルタミンを含む溶液を含む、経口投与用に製剤化された組成物が提供される。経口投与用に、例えば、飲料として製剤化することができ、1つ以上の追加の成分を含むことができる。具体的な実施形態では、前記アラニル-グルタミン製剤は亜鉛をさらに含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アラニル-グルタミンを含む溶液を含む、経口投与用に製剤化された組成物。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記溶液がアラニル-グルタミン及び水を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記組成物が、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、又は6オンスの溶液を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記組成物が、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、又は6オンス以下の溶液を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項5】
溶液1オンスあたり約1~5グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約5~10グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約10~15グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約15~20グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約20~25グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約25~30グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約30~35グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約35~40グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約40~45グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約45~50グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約50~55グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約55~60グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約60~65グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約65~70グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約70~75グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約75~80グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約80~85グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約85~90グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約90~95グラムのアラニル-グルタミン、又は溶液1オンスあたり約95~100グラムのアラニル-グルタミンを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
亜鉛を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
溶液1オンスあたり約1~5mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約5~10mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約10~15mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約15~20mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約20~25mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約25~30mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約30~35mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約35~40mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約40~45mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約45~50mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約50~55mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約55~60mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約60~65mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約65~70mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約70~75mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約75~80mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約80~85mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約85~90mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約90~95mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約95~100mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約100~125mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約125~150mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約150~175mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約175~200mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約200~250mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約250~300mgの亜鉛、溶液1オンスあたり約300~400mgの亜鉛、又は溶液1オンスあたり約400~500mgの亜鉛を含む、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
溶液中に約10~30グラムのアラニル-グルタミン及び約100~400mgの亜鉛を含む組成物。
【請求項9】
溶液中に約20~30グラムのアラニル-グルタミン及び約100~400mgの亜鉛を含む組成物。
【請求項10】
溶液中に約30~40グラムのアラニル-グルタミン及び約100~400mgの亜鉛を含む組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
1.導入
癌治療に関連する副作用を治療及び予防するのに使用するためのアラニル-グルタミン(Ala-Gln)製剤が本明細書において提供される。また、癌治療に関連する副作用を治療又は予防するために本明細書において提供される製剤を使用する方法も本明細書において提供される。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
2.背景
化学療法及び放射線は、癌治療の最も一般的な治療法を代表している。典型的には、化学療法及び放射線は両方とも、癌細胞の根絶に最大の有効性を達成するために、可能な限り最も高い許容投薬量で癌患者に投与される。しかしながら、細胞増殖及び複製因子を標的とすることによって細胞を根絶するこれらの処置の固有の能力は、しばしば、非癌性細胞及び臓器における損傷をもたらし、その結果、複数の副作用及び毒性がもたらされる。これらの副作用の発生率は非常に高くなることがあり、非常に重度の場合は、副作用は用量制限的になり、すなわち、投薬量は、患者の疼痛若しくは不快感のために、又は副作用自体が生命を脅かすものになるため、減少又は変更されなければならない。このような用量制限的な副作用の結果、化学療法及び/又は放射線の全過程及び/又は全強度を投与することができないため、患者には最適以下の治療がなされる。したがって、癌治療法、例えば、化学療法及び放射線に伴うことが公知である副作用を減少又は排除する方法が必要とされる。
【発明の概要】
【0003】
3.概要
一態様では、癌治療に関連する副作用、例えば、化学療法及び/又は放射線による副作用の治療及び予防に使用するためのアラニル-グルタミン製剤が、本明細書において提供される。本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、経口投与用に、例えば、飲料として製剤化することができ、1つ以上の追加の成分を含むことができる。具体的な実施形態では、前記アラニル-グルタミン製剤は亜鉛をさらに含む。
【0004】
具体的な実施形態では、本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、適切な溶液(例えば、水)中にアラニル-グルタミンを含む。このような製剤は、特定の実施形態では、溶液1オンスあたり約1グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約5グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約10グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約15グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約20グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約25グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約30グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約35グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約40グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約45グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約50グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約55グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約60グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約65グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約70グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約75グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約80グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約85グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約90グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約95グラムのアラニル-グルタミン、又は溶液1オンスあたり約100グラムのアラニル-グルタミンを含む。
【0005】
具体的な実施形態では、本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、溶液1オンスあたり約1~5グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約5~10グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約10~15グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約15~20グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約20~25グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約25~30グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約30~35グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約35~40グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約40~45グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約45~50グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約50~55グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約55~60グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約60~65グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約65~70グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約70~75グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約75~80グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約80~85グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約85~90グラムのアラニル-グルタミン、溶液1オンスあたり約90~95グラムのアラニル-グルタミン、又は溶液1オンスあたり約95~100グラムのアラニル-グルタミンを含む。
【0006】
別の具体的な実施形態では、本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、溶液中(例えば、水中)に約1~100グラムのアラニル-グルタミンを含み、ここで、溶液の総体積は、約0.1オンス~約1リットルの範囲であり得る。具体的な実施形態では、溶液の総体積は約0.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約5オンスである。
【0007】
別の具体的な実施形態では、本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、溶液中(例えば、水中)に約5~60グラムのアラニル-グルタミンを含み、ここで、溶液の総体積は、約0.1オンス~約1リットルの範囲であり得る。具体的な実施形態では、溶液の総体積は約0.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約5オンスである。
【0008】
別の具体的な実施形態では、本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、溶液中(例えば、水中)に約10~30グラムのアラニル-グルタミンを含み、ここで、溶液の総体積は、約0.1オンス~約1リットルの範囲であり得る。具体的な実施形態では、溶液の総体積は約0.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約5オンスである。
【0009】
別の具体的な実施形態では、本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、溶液中(例えば、水中)に約20~30グラムのアラニル-グルタミンを含み、ここで、溶液の総体積は、約0.1オンス~約1リットルの範囲であり得る。具体的な実施形態では、溶液の総体積は約0.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約5オンスである。
【0010】
別の具体的な実施形態では、本明細書において提供されるアラニル-グルタミン製剤は、溶液中(例えば、水中)に約10グラムのアラニル-グルタミンを含み、ここで、溶液の総体積は、約0.1オンス~約1リットルの範囲であり得る。具体的な実施形態では、溶液の総体積は約0.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約1.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約2.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約3.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約4.5オンスである。別の具体的な実施形態では、溶液の総体積は約5オンスである。
(【0011】以降は省略されています)

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