TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024150350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063728
出願日2023-04-10
発明の名称駆動装置、レンズシステム、および駆動装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/08 20210101AFI20241016BHJP(光学)
要約【課題】レンズ装置と駆動装置との取付状態に基づいて、光学部材を適切に駆動することが可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置(200)の光学部材(201)を駆動する駆動装置(100)であって、光学部材を駆動するモータ(103)と、モータを制御する制御手段(107)と、モータの状態を検出する状態検出手段(105)と、モータの前記状態に基づいて、レンズ装置と駆動装置との取付状態を判定する判定手段(108)とを有し、制御手段は、取付状態に基づいて、モータの制御を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンズ装置の光学部材を駆動する駆動装置であって、
前記光学部材を駆動するモータと、
前記モータを制御する制御手段と、
前記モータの状態を検出する状態検出手段と、
前記モータの前記状態に基づいて、前記レンズ装置と前記駆動装置との取付状態を判定する判定手段とを有し、
前記制御手段は、前記取付状態に基づいて、前記モータの制御を変更することを特徴とする駆動装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記取付状態に基づいて、前記モータの駆動を開始する際の加速度、または前記モータの最高速度の少なくとも一方を変更することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記モータの前記状態は、前記モータの逆起電圧および電流に関する状態であり、
前記判定手段は、
前記逆起電圧および前記電流に基づいて、バックラッシュの量を取得し、
前記バックラッシュの量に基づいて、前記取付状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記判定手段は、
前記バックラッシュの量が第1閾値よりも小さい場合、前記取付状態が正常状態であると判定し、
前記バックラッシュの量が前記第1閾値よりも大きい場合、前記取付状態が正常状態ではないと判定することを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記取付状態が前記正常状態であると判定された場合、第1加速度で前記モータの駆動を開始し、
前記取付状態が前記正常状態ではないと判定された場合、前記第1加速度よりも大きい第2加速度で前記モータの前記駆動を開始することを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記制御手段は、
前記取付状態が前記正常状態であると判定された場合、前記モータの最高速度を第1速度に設定し、
前記取付状態が前記正常状態ではないと判定された場合、前記モータの前記最高速度を、前記第1速度よりも低い第2速度に設定することを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記バックラッシュの量が前記第1閾値よりも大きい第2閾値よりも大きい場合、前記モータを駆動しないことを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記判定手段は、前記モータの駆動開始から前記モータに流れる前記電流が所定の電流になるまでに要する時間を、バックラッシュの量として取得することを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記判定手段は、前記モータの前記状態と、位置検出手段により検出された前記光学部材の位置情報とに基づいて、前記取付状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記判定手段は、前記モータの駆動開始の際における前記モータの位置が変化開始する第1時間と前記光学部材の位置が変化開始する第2時間との差を、バックラッシュの量として取得することを特徴とする請求項9に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置、レンズシステム、および駆動装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、レンズ装置とレンズ装置の光学部材の位置を検出する位置検出装置とのドッキング状態の異常判定を行うレンズ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-83726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたレンズ装置では、ドッキング状態が異常であると判定された場合、光学部材を適切に駆動することはできない。
【0005】
そこで本発明は、レンズ装置と駆動装置との取付状態に基づいて、光学部材を適切に駆動することが可能な駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての駆動装置は、レンズ装置の光学部材を駆動する駆動装置であって、前記光学部材を駆動するモータと、前記モータを制御する制御手段と、前記モータの状態を検出する状態検出手段と、前記モータの前記状態に基づいて、前記レンズ装置と前記駆動装置との取付状態を判定する判定手段とを有し、前記制御手段は、前記取付状態に基づいて、前記モータの制御を変更する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、レンズ装置と駆動装置との取付状態に基づいて、光学部材を適切に駆動することが可能な駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1におけるレンズシステムのブロック図である。
実施例1におけるモータの位置および速度を算出する処理を示すフローチャートである。
実施例1における駆動装置の制御方法を示すフローチャートである。
実施例1における駆動回路およびモータの簡易等価回路である。
実施例2におけるレンズシステムのブロック図である。
実施例2におけるズームレンズの位置および速度を算出するフローチャートである。
実施例2における駆動装置の制御方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
鏡筒
5日前
カンタツ株式会社
撮像レンズ
5日前
株式会社精工技研
レンズユニット
8日前
artience株式会社
遮光性フィルム
5日前
住友化学株式会社
偏光板
8日前
TDK株式会社
光学デバイス
12日前
古河電気工業株式会社
光ファイバケーブル
8日前
TDK株式会社
光学デバイス
12日前
TDK株式会社
光学デバイス
12日前
TDK株式会社
光学デバイス
12日前
住友化学株式会社
積層体
12日前
住友ベークライト株式会社
積層体の製造方法
8日前
株式会社ジュン
メガネ型の拡大鏡又は望遠鏡
5日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
今日
株式会社トライ-アングル
レンズ組立体
5日前
株式会社ニデック
軸出し装置および軸出しプログラム
8日前
住友化学株式会社
偏光板
12日前
株式会社ニデック
軸出し装置および軸出しプログラム
8日前
ブラザー工業株式会社
走査光学装置および画像形成装置
7日前
artience株式会社
光学積層体及びその製造方法
8日前
住友化学株式会社
光学積層体
8日前
住友化学株式会社
光学積層体
8日前
住友化学株式会社
偏光フィルム
12日前
住友化学株式会社
偏光子、及び、偏光板
8日前
京セラ株式会社
撮像レンズ及び撮像装置
8日前
株式会社東芝
合成ユニット
6日前
住友化学株式会社
偏光子、及び、偏光板
8日前
住友化学株式会社
偏光子、及び、偏光板
8日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
8日前
株式会社トプコン
液体移動デバイス用遮光液体組成物
8日前
京セラ株式会社
撮像レンズ及び撮像装置
8日前
浜松ホトニクス株式会社
ミラー装置
7日前
浜松ホトニクス株式会社
ミラー装置
7日前
日東電工株式会社
ARデバイス
8日前
キヤノン株式会社
光学走査装置
5日前
住友ベークライト株式会社
レンズの製造方法
8日前
続きを見る