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公開番号
2024146611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059616
出願日
2023-03-31
発明の名称
光学系および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
17/00 20060101AFI20241004BHJP(光学)
要約
【課題】並列に配置された二つの光学系の画角を容易に調整可能な小型の光学系を提供する。
【解決手段】光学系(100)は、第1光学系(101)と、第1光学系と並列に配置された第2光学系(102)とを有し、第1光学系および第2光学系はそれぞれ、物体側から像側へ順に、第1光軸(OA1)と第2光軸(OA2)と第3光軸(OA3)とを有し、第1光学系および第2光学系はそれぞれ、第1光軸を第2光軸に折り曲げる第1反射面(ref1)と、第2光軸を第3光軸に折り曲げる第2反射面(ref2)とを有し、第1反射面は、最も物体側に配置された第1レンズ群(L1)よりも物体側に配置され、第1光学系の第1光軸と第2光学系の第1光軸との間の第1距離をDin、第1光学系の第3光軸と第2光学系の第3光軸との間の第2距離をDoutとするとき、
0.01<Dout/Din<0.35
なる条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1光学系と、
前記第1光学系と並列に配置された第2光学系とを有し、
前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、物体側から像側へ順に、第1光軸と第2光軸と第3光軸とを有し、
前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、前記第1光軸を前記第2光軸に折り曲げる第1反射面と、前記第2光軸を前記第3光軸に折り曲げる第2反射面とを有し、
前記第1反射面は、前記第1光学系および前記第2光学系のそれぞれを構成する複数のレンズ群のうち最も物体側に配置された第1レンズ群よりも物体側に配置され、
前記第1光学系の前記第1光軸と前記第2光学系の前記第1光軸との間の第1距離をDin、前記第1光学系の前記第3光軸と前記第2光学系の前記第3光軸との間の第2距離をDoutとするとき、
0.01<Dout/Din<0.35
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
第1光学系と、
前記第1光学系と並列に配置された第2光学系とを有し、
前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、物体側から像側へ順に、第1光軸と第2光軸と第3光軸とを有し、
前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、前記第1光軸を前記第2光軸に折り曲げる第1反射面と、前記第2光軸を前記第3光軸に折り曲げる第2反射面とを有し、
前記第1光学系の入射面と前記第2光学系の入射面との間の第3距離をDin2、前記第1光学系の前記第3光軸と前記第2光学系の前記第3光軸との間の第2距離をDoutとするとき、
0.010<Dout/Din2<0.125
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
【請求項3】
前記第1反射面と前記第1レンズ群との間の光軸上での距離をd、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.01<d/f<1.20
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
前記第2反射面は、前記第1レンズ群よりも像側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項5】
前記第1レンズ群は、正の屈折力を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項6】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.30<f1/f<5.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1反射面と前記第1レンズ群との間の光軸上での距離をd、前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき、
0.01<d/f1<2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項8】
前記第1距離は、可変であることを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1距離は、前記第1レンズ群の移動により変更されることを特徴とする請求項8に記載の光学系。
【請求項10】
前記第1距離の変更に際して、前記第1反射面の像側から物体側への移動量をmr、前記第1レンズ群の像側から物体側への移動量をm1とするとき、
0.05<m1/mr≦1.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項8に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系および撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、輻輳角および基線長の少なくとも一方、若しくは双方を変化させる可変手段がレンズの物体側に設けられた複眼撮像系が開示されている。特許文献2には、左側光学系および右側光学系のそれぞれを介して単一のカメラにより立体撮影が可能な立体撮影光学ユニットに関し、左側光学系および右側光学系の相対間隔を変更する変更手段を有する立体撮影光学ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-152096号公報
特開2002-112288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された構成では、レンズの物体側に可変手段が配置されているため、複眼撮像系の小型化が難しい。特許文献2に開示された構成は、絞りから像面までの光線が単眼構成となっており、絞りよりも物体側のレンズにおいて撮像に必要な光線はレンズの半分程度を使えばよく、光線が通過しない範囲の構造が無駄であり、小型化が難しい。
【0005】
そこで本発明は、並列に配置された二つの光学系の画角を容易に調整可能な小型の光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、第1光学系と、前記第1光学系と並列に配置された第2光学系とを有し、前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、物体側から像側へ順に、第1光軸と第2光軸と第3光軸とを有し、前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、前記第1光軸を前記第2光軸に折り曲げる第1反射面と、前記第2光軸を前記第3光軸に折り曲げる第2反射面とを有し、前記第1反射面は、前記第1光学系および前記第2光学系のそれぞれを構成する複数のレンズ群のうち最も物体側に配置された第1レンズ群よりも物体側に配置され、前記第1光学系の前記第1光軸と前記第2光学系の前記第1光軸との間の第1距離をDin、前記第1光学系の前記第3光軸と前記第2光学系の前記第3光軸との間の第2距離をDoutとするとき、
0.01<Dout/Din<0.35
なる条件式を満足する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、並列に配置された二つの光学系の画角を容易に調整可能な小型の光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1(数値実施例1)における光学系の基線長が短端での構成図である。
実施例1におけるイメージサークルの説明図である。
実施例1における光線を折り曲げない基線長が短端での光学系の断面図である。
実施例1における基線長が短端での光学系および長端での光学系の断面図である。
実施例1における光学系の収差図である。
実施例2(数値実施例2)における光線を折り曲げない基線長が短端での光学系の断面図である。
実施例2における基線長が短端での光学系および長端での光学系の断面図である。
実施例2における光学系の収差図である。
実施例3(数値実施例3)における光線を折り曲げない基線長が短端での光学系の断面図である。
実施例3における基線長が短端での光学系および長端での光学系の断面図である。
実施例3における光学系の収差図である。
実施例4(数値実施例4)における光線を折り曲げない基線長が短端(広角端)での光学系の断面図である。
実施例4における基線長が短端(広角端)での光学系および基線長が長端(望遠端)での光学系の断面図である。
実施例4における広角端、中間ズーム位置、および望遠端での光学系の収差図である。
実施例5(数値実施例5)における光線を折り曲げない基線長が短端(広角端)での光学系の断面図である。
実施例5における基線長が短端(広角端)の光学系および基線長が長端(望遠端)での光学系の断面図である。
実施例5における広角端、中間ズーム位置、および望遠端での光学系の収差図である。
実施例6(数値実施例6)における光線を折り曲げない基線長が短端での光学系の断面図である。
実施例6における基線長が短端での光学系および長端での光学系の断面図である。
実施例6における光学系の収差図である。
実施例7(数値実施例7)における光線を折り曲げない基線長が短端での光学系の断面図である。
実施例7における基線長が短端での光学系および基線長が長端での光学系の断面図である。
実施例7における光学系の収差図である。
実施例8(数値実施例8)における光線を折り曲げない基線長が短端(広角端)での光学系の断面図である。
実施例8における基線長が短端(広角端)での光学系および基線長が長端(望遠端)での光学系の断面図である。
実施例8における広角端、中間ズーム位置、および望遠端での光学系の収差図である。
実施例9(数値実施例9)における光線を折り曲げない基線長が短端(広角端)での光学系の断面図である。
実施例9における基線長が短端(広角端)での光学系および基線長が長端(望遠端)での光学系の断面図である。
実施例9における広角端、中間ズーム位置、および望遠端での光学系の収差図である。
各実施例におけるステレオ光学系を備えた撮像装置の概略図である。
被写体距離および焦点距離とフォーカス移動量との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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