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公開番号2024145483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057855
出願日2023-03-31
発明の名称レンズユニット
出願人株式会社精工技研
代理人
主分類G02B 7/04 20210101AFI20241004BHJP(光学)
要約【課題】固定焦点の小型レンズユニットであって、フォーカス調整が可能で、高温環境に晒されても画質の変化を抑えられる構造を提案する。
【解決手段】レンズユニットの焦点位置にフォーカスプレートFPの位置決め面GAが一致するように、フォーカスプレートFPがホルダHに圧入調整され、位置決め面GAにイメージセンサを当接させることで、最良な画質のカメラモジュールが得られる。さらに、ネジ構造を用いずにフォーカス調整が可能な構造のため、高温下での部材変形による画質の劣化を抑えることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンズと、イメージセンサを光軸方向に位置決めするためのフォーカスプレートと、中空形状のホルダと、を有するレンズユニットであって、
前記ホルダには、前記フォーカスプレートが圧入され、
前記フォーカスプレートは、前記イメージセンサの感光部を避けた位置に前記イメージセンサを当接するための位置決め面を有していることを特徴とするレンズユニット。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のレンズユニットであって、
前記位置決め面の光軸方向の位置と前記レンズユニットの焦点位置が一致していることを特徴とするレンズユニット。
【請求項3】
請求項1に記載のレンズユニットであって、
前記ホルダと前記ファーカスプレートが組まれた後、前記レンズユニットの外周側面部に形成された空間部に接着剤が充填されていることを特徴とするレンズユニット。
【請求項4】
請求項1または請求項3に記載のレンズユニットであって、
前記ホルダと前記フォーカスプレートが同一材料で形成されていることを特徴とするレンズユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フォーカス調整を簡便に制御できる構造を有するレンズユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
撮像レンズとイメージセンサを組み合わせたカメラモジュールにおいて、オートフォーカス機構を有さない固定焦点カメラモジュールは、レンズユニット組立後、イメージセンサの感光面にレンズの焦点位置を合わせて、位置決めをする必要がある。
【0003】
レンズユニットの焦点位置は、レンズやレンズを収納するホルダの製造精度、それらを組立する際に発生する組立誤差によって変化する。これらの焦点位置変化量は部材の点数が少ない場合や、それぞれの部材精度が高い場合は、小さくなる。
【0004】
一定以上の変化量がある場合は、イメージセンサを組み込んだ後に、フォーカス調整によって、レンズの焦点位置変化をキャンセルしなければいけない。
【0005】
また、近年、1つの基板内での電子部品点数が増加し、個々の電子部品サイズは小さくなってきている。カメラモジュールを実装するスペースも小さくなってきているため、カメラモジュールの実装後に、フォーカス調整を実行できるようなスペースが取れない。この課題解決のため、他の電子部品と一緒に、半田リフロー工程へ流すことができるカメラモジュールが求められている。
【0006】
さらに、現在のカメラモジュール実装では、一度、実装基板にイメージセンサを半田リフロー工程で固定した後、レンズユニットを取り付けてフォーカス調整を実施している。リフロー対応レンズを使用し、フォーカス調整を簡便に制御できる構造を有するレンズユニットであれば、他の電子部品(イメージセンサ等)と一緒に半田リフロー工程で実装基板へ実装することが可能となる。その場合、半田リフロー工程で固定した後、レンズユニットを取り付けてフォーカス調整をする工程が削減できるため、工数の削減が可能となる。
【0007】
イメージセンサとレンズユニットの距離を調整する構造として、特許文献1にネジ構造を利用した構造が開示されている。
【0008】
また、特許文献2には、半田リフロー工程を経ても性能の劣化を抑えられる小型レンズユニットとイメージセンサを固定する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許2926370
特開2018―88016
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1では、雄ネジ部が形成されたレンズ鏡筒部材の中にレンズが収納され、このレンズ鏡筒部材は、雌ネジ部が形成され、イメージセンサ等の撮像素子を固定する部材に、ネジ部を介して取付られている。レンズ鏡筒部材を回転することで、レンズ鏡筒部材が光軸方向に上下し、イメージセンサ等の撮像素子との距離を調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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