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公開番号
2024145363
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057683
出願日
2023-03-31
発明の名称
ARデバイス
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
G02B
1/111 20150101AFI20241004BHJP(光学)
要約
【課題】薄型化が可能であり、導光板からの光漏れを抑制でき、さらに、表面の色ムラを抑制し、透明性に優れた積層体を備えるARデバイスを提供する。
【解決手段】ARデバイスは、積層体1を備え、積層体1は、導光板2と、導光板2の厚み方向の少なくとも一方側に配置される、低屈折率層3とを有する。また、低屈折率層3の屈折率が、1.25以下であり、低屈折率層3の厚みが、1.5μm以上、10μm以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
導光板と、
前記導光板の厚み方向の少なくとも一方側に配置される、低屈折率層と
を有する、積層体を備え、
前記低屈折率層の屈折率は、1.25以下であり、
前記低屈折率層の厚みは、1.5μm以上、10μm以下である、ARデバイス。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記低屈折率層の厚みにおける、標準偏差は、10%以下である、請求項1に記載のARデバイス。
【請求項3】
前記導光板の厚みは、0.3mm以上、5mm以下である、請求項1に記載のARデバイス。
【請求項4】
前記導光板の厚み方向の少なくとも一方側に配置される、粘着剤層をさらに有する、積層体を備える、請求項1に記載のARデバイス。
【請求項5】
前記導光板の厚み方向の少なくとも一方側に配置される、基材層をさらに有する、積層体を備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のARデバイス。
【請求項6】
下記の色ムラ評価試験において、前記積層体の厚み方向一方側の0°位置から観察したときに、前記積層体の表面に色ムラが視認されない、請求項1に記載のARデバイス。
[色ムラ評価試験]
100mm×100mmの積層体を、平坦となるように設置し、積層体の厚み方向一方側の0°位置(積層体の中心部において、面方向と直交する位置)から、目視で観察し、さらに、同様の位置から、写真を撮影する。目視での観察、および、撮影した写真を確認し、色ムラの有無を評価する。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ARデバイスに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術が注目され、ARに用いられるARデバイス(例えば、ARグラス、ヘッドマウントディスプレイ)の開発が進められている。
【0003】
このようなARデバイスとして、画像生成装置と、レンズ部分とを有するARグラスが知られている。具体的には、画像生成装置から出射された光を、レンズ部分に備える導光板に入射させ、導光板で全反射を繰り返し、使用者の瞳に向かって出射することで、画像を表示することができる。通常、レンズ部分には、導光板の損傷を防ぐため、導光板を保護する光学板(例えば、透明ガラス)が備えられる。また、レンズ部分において、導光板で入射した光を全反射させる必要があることから、導光板と光学板との間に、空気層を形成することが提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-221129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のような、導光板と、光学板との間に空気層を含むARデバイスでは、光学板に直接的に外力が加えられると、導光板が損傷する可能性がある。一方、空気層の厚みを厚くすることで、このような損傷を防ぐことができるが、レンズ部分が、厚くなるといった不具合がある。
【0006】
また、特許文献1のような、導光板と、光学板との間に空気層を含むARデバイスでは、導光板に水または汚れなどが付着した場合に、光漏れが生じるといった不具合もある。
【0007】
そこで、レンズ部分において、空気層を有さず、導光板と、低屈折率の層とを有する、積層体とすることで、上記した不具合を解決することが検討される。
【0008】
しかしながら、そのような積層体では、導光板での反射光と、低屈折率の層での反射光とが干渉し、積層体の表面で色ムラが起こり、透明性に劣るといった不具合がある。
【0009】
本発明は、薄型化が可能であり、導光板からの光漏れを抑制でき、さらに、表面での色ムラを抑制でき、透明性に優れる積層体を備える、ARデバイスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明[1]は、導光板と、前記導光板の厚み方向の少なくとも一方側に配置される、低屈折率層とを有する、積層体を備え、前記低屈折率層の屈折率が、1.25以下であり、前記低屈折率層の厚みが、1.5μm以上、10μm以下である、ARデバイスを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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