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公開番号
2024146585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059575
出願日
2023-03-31
発明の名称
撮像レンズ及び撮像装置
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/04 20060101AFI20241004BHJP(光学)
要約
【課題】光学性能が向上した撮像レンズを提供する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る撮像レンズ10は、物体側から像側に向かって順に位置する、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、開口絞りと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、正の屈折力を有する第7レンズと、を備える。撮像レンズのd線に対する焦点距離をfとし、第5レンズのd線に対する焦点距離をf5とし、第4レンズ及び第5レンズのd線に対する合成焦点距離をf45とすると、下記の式(1)及び式(2)を満足する。
4.80<f45/f<20.5・・・(1)
-1.25<f5/f<-0.950・・・(2)
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像レンズであって、
物体側から像側に向かって順に位置する、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、開口絞りと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、正の屈折力を有する第7レンズと、を備え、
前記撮像レンズのd線に対する焦点距離をfとし、前記第5レンズのd線に対する焦点距離をf5とし、前記第4レンズ及び前記第5レンズのd線に対する合成焦点距離をf45とすると、下記の式(1)及び式(2)を満足する、撮像レンズ。
4.80<f45/f<20.5 ・・・(1)
-1.25<f5/f<-0.950 ・・・(2)
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記第6レンズのd線に対する焦点距離をf6とすると、下記の条件式(3)を満足する撮像レンズ。
2.05<f6/f<3.30 ・・・(3)
【請求項3】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記第7レンズの前記像側の面の近軸曲率半径をR13とすると、下記の条件式(4)を満足する撮像レンズ。
―2.3<R13/f<―1.8 ・・・(4)
【請求項4】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記撮像レンズの光軸上における全長をDaとし、前記第6レンズの前記像側の面から前記第7レンズの前記物体側の面までの光軸上における距離をD11とすると、下記の条件式(5)を満足する撮像レンズ。
0<D11/Da<0.02 ・・・(5)
【請求項5】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記第1レンズの光軸上における厚みをD1とすると、下記の条件式(6)を満足する撮像レンズ。
0.14<D1/f<0.15 ・・・(6)
【請求項6】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記第6レンズの光軸上における厚みをD10とすると、下記の条件式(7)を満足する撮像レンズ。
0.3<D10/f<0.5 ・・・(7)
【請求項7】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、前記第5レンズ、前記第6レンズ、及び前記第7レンズの各々は、硝子材料から構成される、撮像レンズ。
【請求項8】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記第レンズの前記物体側の面及び前記像側の面は、非球面形状である、撮像レンズ。
【請求項9】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記第4レンズのd線に対する焦点距離をf4とすると、下記の条件式(8)を満足する撮像レンズ。
1.1<f4/f<1.3 ・・・(8)
【請求項10】
請求項1に記載の撮像レンズであって、
前記第7レンズのd線に対する焦点距離をf7とすると、下記の条件式(9)を満足する撮像レンズ。
2.2<f7/f<2.8 ・・・(9)
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像レンズ及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
監視用カメラ及び車載用カメラなどを含むカメラに用いられる撮像レンズには、環境変化に強く、画面全域で結像性能が良いことが要求される。加えて、撮像レンズをカメラに搭載するための搭載スペースが限られることが多いことなどを理由として、小型かつ軽量であることも撮像レンズに要求される。
【0003】
以上の要求に対応可能な単焦点の撮像レンズとして、特許文献1及び2に記載の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、要求される温度域が広い過酷な環境であっても良好に使用でき、かつ色収差補正精度が高いレンズユニットが開示されている。例えば、特許文献2には、広い温度範囲及び波長帯域にて使用可能であり、かつ、コンパクト性に優れたレンズユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-008960号公報
特開2013-047753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
撮像レンズ及び撮像装置は、より高い光学性能が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に位置する、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、開口絞りと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、正の屈折力を有する第7レンズと、を備える。撮像レンズのd線に対する焦点距離をfとし、第5レンズのd線に対する焦点距離をf5とし、第4レンズ及び第5レンズのd線に対する合成焦点距離をf45とすると、下記の式(1)及び式(2)を満足する。
4.80<f45/f<20.5・・・(1)
-1.25<f5/f<-0.950・・・(2)
【0007】
本開示の一実施形態に係る撮像装置は、撮像レンズと、撮像素子と、を備える。撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に位置する、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、開口絞りと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、正の屈折力を有する第7レンズと、で構成される。撮像レンズは、撮像レンズのd線に対する焦点距離をfとし、第5レンズのd線に対する焦点距離をf5とし、第4レンズ及び第5レンズのd線に対する合成焦点距離をf45とすると、下記の式(1)及び式(2)を満足する。撮像素子は、撮像レンズを介して結像する光学像を電気信号に変換する。
4.80<f45/f<20.5・・・(1)
-1.25<f5/f<-0.950・・・(2)
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態に係る撮像レンズ及び撮像装置によれば、光学性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例1に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図1の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図1の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図1の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例2に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図3の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図3の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図3の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例3に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図5の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図5の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図5の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例4に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図7の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図7の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図7の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例5に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図9の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図9の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図9の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例6に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図11の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図11の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図11の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例7に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図13の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図13の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図13の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例8に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図15の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図15の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図15の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
本開示の実施例9に係る撮像レンズのレンズ構成図である。
図17の撮像レンズの非点収差を示すグラフ図である。
図17の撮像レンズの歪曲収差を示すグラフ図である。
図17の撮像レンズの球面収差を示すグラフ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示に係る実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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