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公開番号
2024162649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078374
出願日
2023-05-11
発明の名称
画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
26/12 20060101AFI20241114BHJP(光学)
要約
【課題】 ポリゴンミラーの反射面が誤って特定されることを抑制する画像形成装置を得る。
【解決手段】 露光装置2a~2dは、レーザー光線を走査するポリゴンミラー23と、ポリゴンミラー23を回転させるポリゴンモーター24と、ポリゴンモーター24のモーター軸24aに付されたマーク24bを検出するマーク検出器41と、マーク検出器41を移動可能なアクチュエーター42とを備える。そして、コントローラー31は、アクチュエーター42を使用して、露光装置2a~2dの動作条件に応じた位置にマーク検出器41を移動させる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムに光線を照射して静電潜像を形成する露光装置と、
前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を生成する現像装置と、
前記露光装置を制御するコントローラーとを備え、
前記露光装置は、前記光線を走査するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターと、前記ポリゴンモーターのモーター軸に付されたマークを検出するマーク検出器と、前記マーク検出器を移動可能なアクチュエーターとを備え、
前記コントローラーは、前記アクチュエーターを使用して、前記露光装置の動作条件に応じた位置に前記マーク検出器を移動させること、
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記アクチュエーターは、前記マーク検出器を、前記モーター軸の径方向および軸方向の一方または両方に沿って移動可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラーは、前記アクチュエーターを使用して、前記モーター軸の径方向において、前記ポリゴンミラーの回転速度に対応する位置に前記マーク検出器を移動させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記露光装置は、前記回転速度と前記位置との対応関係を示す設定データを記憶している記憶装置を備え、
前記コントローラーは、前記設定データに基づいて、前記ポリゴンミラーの回転速度に対応する前記マーク検出器の位置を特定し、特定した前記位置に、前記アクチュエーターを使用して前記マーク検出器を移動させること、
を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記露光装置は、前記マーク検出器の出力波形における立ち上がりタイミングおよび立ち下がりタイミングのうち、前記マークの検出タイミングとして検出すべきタイミングを示す設定データを記憶している記憶装置を備え、
前記コントローラーは、前記マーク検出器の出力波形において、前記設定データに従って、前記立ち上がりタイミングまたは前記立ち下がりタイミングを、前記マークの検出タイミングとして検出すること、
を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ある画像形成装置は、ポリゴンミラーで光の走査を行う光走査装置を備えている。そのような光走査装置では、ポリゴンミラーにおける複数の反射面の長さにはバラツキがあるため、主走査方向の走査周期にバラツキを抑制するために、ポリゴンミラーの反射面を特定し、反射面ごとに走査周期の補正を行う必要がある。
【0003】
ある画像形成装置は、光走査装置において、ポリゴンミラーの反射面を特定するために、ポリゴンミラーを回転させるモーターの軸に付されたマークを反射型光学センサーで検出することで、反射面を特定している(例えば特許文献1参照)。そして、反射型光学センサーから出力されるセンサー信号に基づいて上述のマークが検出され、マークの検出タイミングを基準として、相対的な、BDセンサー(走査されている光線を所定位置で検出するセンサー)の光線検出タイミングによって、反射面が特定され、上述の補正が行われる。例えば、マークの検出タイミングの後の最初の光線検出タイミングから次の光線検出タイミングまでに光線を反射している反射面が第1面と特定され、以後、順次、光線検出タイミングで第2面以降が特定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-329957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の画像形成装置では、画像形成装置(光走査装置)の動作条件によって反射型光学センサーの出力波形(センサー信号の波形)が変化するため、マークの検出タイミングとBDセンサーの光線検出タイミングとが重なってしまったり、偏心抑制のためにモーター軸に取り付けられているバランサー(粘着物、接着剤などといった重り)を誤ってマークとして検出してしまったりすることで、ポリゴンミラーの反射面が誤って特定されることがある。
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ポリゴンミラーの反射面が誤って特定されることを抑制する画像形成装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムに光線を照射して静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を生成する現像装置と、前記露光装置を制御するコントローラーとを備える。前記露光装置は、前記光線を走査するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターと、前記ポリゴンモーターのモーター軸に付されたマークを検出するマーク検出器と、前記マーク検出器を移動可能なアクチュエーターとを備える。そして、前記コントローラーは、前記アクチュエーターを使用して、前記露光装置の動作条件に応じた位置に前記マーク検出器を移動させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ポリゴンミラーの反射面が誤って特定されることを抑制する画像形成装置が得られる。
【0009】
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。
図2は、図1における露光装置2aの構成およびその周辺の電子回路の構成の一例を示す図である。
図3は、図2に示す露光装置2aにおけるマーク検出器41の位置制御について説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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