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公開番号
2025096194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024213194
出願日
2024-12-06
発明の名称
光モジュールおよび光電気基板
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
6/42 20060101AFI20250619BHJP(光学)
要約
【課題】光ICを高密度に実装させることができる光モジュールおよび光電気基板を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る光モジュールは、第1面と、第1面に開口する第1凹部と、第1凹部に向かって延在する第1導波路と、第1凹部内に形成されて第1導波路を柄伝搬する信号光を反射する第1ミラーと、を有する光電気基板と、第1面と対向する回路面と、回路面に形成された第2導波路と、回路面に開口する第2凹部と、第2凹部内に形成されて第2導波路を伝搬する信号光を反射する第2ミラーと、を有し、回路面が第1面に対向して光電気基板に接続される光ICと、を備える。第1導波路および第2導波路は、第1ミラーおよび第2ミラーを介して相互に光結合されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と、前記第1面に開口する第1凹部と、前記第1凹部に向かって延在する第1導波路と、前記第1凹部内に形成されて前記第1導波路を伝搬する信号光を反射する第1ミラーと、を有する光電気基板と、
前記第1面と対向する回路面と、前記回路面に形成された第2導波路と、前記回路面に開口する第2凹部と、前記第2凹部内に形成されて前記第2導波路を伝搬する前記信号光を反射する第2ミラーと、を有し、前記回路面が前記第1面に対向して前記光電気基板に接続される光ICと、
を備え、
前記第1導波路および前記第2導波路は、前記第1ミラーおよび前記第2ミラーを介して相互に光結合されている、
光モジュール。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記光電気基板は、複数のガラス基板が積層されて構成されており、
前記第1面は、複数の前記ガラス基板のうちの最上層のガラス基板の上面であり、
前記第1導波路は、最上層の前記ガラス基板に形成されている、
請求項1に記載の光モジュール。
【請求項3】
前記第1導波路から前記第1凹部内に前記信号光が出力され、前記信号光が前記第1ミラーによって前記光ICに向けて反射され、
前記第2ミラーは、前記第1ミラーによって反射された前記信号光を前記第2導波路に向けて反射する、
請求項1または請求項2に記載の光モジュール。
【請求項4】
前記第2ミラーは、前記第2導波路を伝搬する前記信号光の向きが前記第1導波路を伝搬する前記信号光の向きと同じになるように前記信号光を反射する、
請求項3に記載の光モジュール。
【請求項5】
前記光電気基板は前記第1面に交差する端面を有し、前記第1導波路は前記端面から前記第1凹部に向かって延在しており、
前記端面に接続されており前記第1導波路と光結合する光ファイバをさらに備える、
請求項1または請求項2に記載の光モジュール。
【請求項6】
前記光電気基板は、複数の前記第1凹部と、複数の前記第1凹部のそれぞれに向かって延在する複数の前記第1導波路と、複数の前記第1凹部のそれぞれの内部に形成された複数の前記第1ミラーとを有し、
前記光ICは、複数の前記第2凹部と、複数の前記第2凹部の間において延在する前記第2導波路と、複数の前記第2凹部のそれぞれの内部に形成された複数の前記第2ミラーとを有し、
複数の前記第1導波路は、複数の前記第1ミラー、複数の前記第2ミラー、および前記第2導波路を介して相互に光結合されている、
請求項1または請求項2に記載の光モジュール。
【請求項7】
光ICに接続される光電気基板であって、
前記光ICの回路面と対向する第1面と、
前記第1面に開口する第1凹部と、
前記第1凹部に向かって延在する第1導波路と、
前記第1凹部内に形成されて前記第1導波路を伝搬する信号光を反射する第1ミラーと、
を備える、
光電気基板。
【請求項8】
第1面と、前記第1面と反対の第2面と、を有する光電気基板であって、
前記第1面を有する第1ガラス基板と、
前記第2面を有する第2ガラス基板と、
を備え、
前記第1ガラス基板は、前記第1面に開口する第1凹部と、前記第1凹部に向かって延在する第1導波路と、前記第1凹部内に形成されて前記第1導波路を伝搬する信号光を反射する第1ミラーと、前記第1面上に形成された第1端子と、を有し、
前記第2ガラス基板は、前記第2面上に形成された第2端子を有し、
前記第1ガラス基板および前記第2ガラス基板は、前記第1端子および前記第2端子を相互に電気的に接続するための配線が形成されている、
光電気基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光モジュールおよび光電気基板に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光コネクタおよび光ICを搭載する光電気基板を備えた光電気アセンブリが記載されている。光電気基板は、光コネクタから重なり領域まで延びるガラス光導波路を有する。光ICは、重なり領域から光電変換部まで延びる導波路領域を有する。光電気基板は、光電変換部に電気的に接続された再配線層と、再配線層から下方に延びる導電ビアとを有する。光電気基板のガラス光導波路と、光ICの導波路領域は、重なり領域において互いに光結合されている。
【0003】
特許文献2には、ガラス基板を備えた光部品搭載用基板が記載されている。光部品搭載用基板は、プリント基板に搭載されプリント基板からの電気信号を光信号に変換する。ガラス基板にはビアホールが形成され、ビアホールには樹脂が充填される。ガラス基板には、下部クラッド、コアおよびフォトレジストが塗布され、フォトレジストは導波路パターン用マスクで露光および現像される。そして、反応性イオンエッチングによって断面が矩形状となるようにコアがパターニングされ、次いでフォトレジストが除去される。コアの所定の箇所にはミラーが形成され、コアには上部クラッドおよび光配線層がこの順で形成される。ミラーは、レーザー等によりコアを斜め45°に加工することによって形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開2021/0271037号明細書
特開2002-174744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ガラス基板等の光電気基板を備えた光モジュールでは、光結合の損失を抑制するための長い光路長が必要となる場合がある。長い光路長が必要となる場合として、例えば、エバネッセント結合による光結合がある。この場合、光モジュールおよび光電気基板の大型化が懸念される。したがって、光電気基板に搭載される光ICを高密度に実装して、光モジュールおよび光電気基板の小型化を実現できることが求められる。
【0006】
本開示は、光ICの高密度実装と光結合の損失低減が可能な光モジュールおよび光電気基板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る光モジュールは、第1面と、第1面に開口する第1凹部と、第1凹部に向かって延在する第1導波路と、第1凹部内に形成されて第1導波路を伝搬する信号光を反射する第1ミラーと、を有する光電気基板と、第1面と対向する回路面と、回路面に形成された第2導波路と、回路面に開口する第2凹部と、第2凹部内に形成されて第2導波路を伝搬する信号光を反射する第2ミラーと、を有し、回路面が第1面に対向して光電気基板に接続される光ICと、を備える。第1導波路および第2導波路は、第1ミラーおよび第2ミラーを介して相互に光結合されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、光ICを高密度に実装し、光結合の損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る光モジュールを示す断面図である。
図2は、実施形態に係る光モジュールを示す平面図である。
図3は、実施形態に係る光モジュールの光電気基板および光ICを示す断面図である。
図4は、実施形態に係る光モジュールの光電気基板および光ICを示す平面図である。
図5は、第1変形例に係る、第1ミラーを有する光電気基板、および第2ミラーを有する光ICを示す断面図である。
図6は、第2変形例に係る、第1ミラーを有する光電気基板、および第2ミラーを有する光ICを示す断面図である。
図7は、第3変形例に係る光モジュールの光電気基板および光ICを示す平面図である。
図8は、第3変形例に係る、第1ミラーを有する光電気基板、および第2ミラーを有する光ICを示す断面図である。
図9は、第4変形例に係る光モジュールを示す断面図である。
図10は、さらなる変形例に係る光モジュールを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示に係る光モジュールおよび光電気基板の実施形態を列記して説明する。(1)一実施形態に係る光モジュールは、第1面と、第1面に開口する第1凹部と、第1凹部に向かって延在する第1導波路と、第1凹部内に形成されて第1導波路を伝搬する信号光を反射する第1ミラーと、を有する光電気基板と、第1面と対向する回路面と、回路面に形成された第2導波路と、回路面に開口する第2凹部と、第2凹部内に形成されて第2導波路を伝搬する信号光を反射する第2ミラーと、を有し、回路面が第1面に対向して光電気基板に接続される光ICと、を備える。第1導波路および第2導波路は、第1ミラーおよび第2ミラーを介して相互に光結合されている。
(【0011】以降は省略されています)
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