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公開番号
2025105950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025076555,2022504484
出願日
2025-05-02,2021-03-05
発明の名称
光装置、発光装置、光ケーブル、及び光装置の接続方法
出願人
住友電気工業株式会社
,
住友電工デバイス・イノベーション株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
6/42 20060101AFI20250703BHJP(光学)
要約
【課題】光通信に用いられる装置間の接続作業の際に、出力光に対する安全確保のための対策を軽減可能な光装置を提供する。
【解決手段】光装置は、発光装置と、ホスト装置とを備える。発光装置は、第1方向に沿って延在する筐体と、筐体に搭載された発光デバイスと、筐体の一端部に設けられた第1光接続部を含む光コネクタと、筐体の一端部に設けられ、発光デバイスを駆動するための電圧を受ける第1電気接続部を含む電気コネクタと、を有する。ホスト装置は、第1光接続部と向かい合い、第1光接続部と光学的に結合される第2光接続部を含むホスト用光コネクタと、第1電気接続部と向かい合い、第1電気接続部と電気的に接続される第2電気接続部を含むホスト用電気コネクタと、ホスト用光コネクタ及びホスト用電気コネクタが搭載されたホスト基板と、を有する。光装置では、発光装置及びホスト装置が互いに接続される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に沿って延在する筐体と、前記筐体に搭載された発光デバイスと、前記筐体の一端部に設けられた第1光接続部を含み、前記発光デバイスと光学的に結合された光コネクタと、前記筐体の一端部に設けられ、前記発光デバイスを駆動するための電圧を受ける第1電気接続部を含む電気コネクタと、を有する発光装置と、
前記発光装置と接続される際に、前記第1光接続部と向かい合い、前記第1光接続部と光学的に結合される第2光接続部を含むホスト用光コネクタと、前記第1光接続部と前記第2光接続部とが互いに向かい合う状態において前記第1電気接続部と向かい合い、前記第1電気接続部と電気的に接続される第2電気接続部を含むホスト用電気コネクタと、前記ホスト用光コネクタ及び前記ホスト用電気コネクタが搭載されたホスト基板と、を有するホスト装置と、
を備え、
前記発光装置及び前記ホスト装置は、互いに接続される、光装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記ホスト用光コネクタは、
前記発光装置と前記ホスト装置とが接続される際に、前記光コネクタに対する前記ホスト用光コネクタの位置決めを行う一対の第1ガイドピンと、
前記一対の第1ガイドピンを挟む位置に設けられ、前記発光装置と前記ホスト装置とが接続される際に、前記光コネクタに対する前記ホスト用光コネクタの位置決めを行う一対の第2ガイドピンと、を有し、
前記第2ガイドピンの外径は、前記第1ガイドピンの外径よりも大きく、
前記第2光接続部から前記第2ガイドピンの先端までの長さは、前記第2光接続部から前記第1ガイドピンの先端までの長さよりも長い、
請求項1に記載の光装置。
【請求項3】
前記光コネクタは、
前記第1光接続部を含む第1光接続用部材と、
前記第1光接続用部材を保持する第1保持部材と、を有し、
前記ホスト用光コネクタは、
前記第2光接続部を含む第2光接続用部材と、
前記第2光接続用部材を保持する第2保持部材と、を有し、
前記第1ガイドピンは、前記第2光接続用部材に設けられ、
前記第2ガイドピンは、前記第2保持部材に設けられ、
前記第1光接続用部材には、前記一対の第1ガイドピンがそれぞれ挿入される一対の第1ガイド孔が設けられ、
前記第1保持部材には、前記一対の第1ガイド孔を挟む位置において、前記一対の第2ガイドピンが挿入される一対の第2ガイド孔が設けられ、
前記第2ガイド孔の内径は、前記第1ガイド孔の内径よりも大きい、
請求項2に記載の光装置。
【請求項4】
前記第1光接続部は、前記第1保持部材から前記第1方向に突出しており、
前記第2光接続部は、前記第2保持部材から前記第1方向に突出している、
請求項3に記載の光装置。
【請求項5】
前記第2光接続用部材は、前記第1方向に沿って前記ホスト用光コネクタから着脱自在である、
請求項3または請求項4に記載の光装置。
【請求項6】
前記ホスト用光コネクタは、前記第2電気接続部よりも前記第2光接続部が前記第1方向に突出するように前記第2光接続用部材に付勢力を付与する弾性体を有し、
前記第2保持部材は、前記弾性体を介して前記第2光接続用部材を保持しており、
前記第2保持部材には、前記ホスト用電気コネクタが固定されている、
請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の光装置。
【請求項7】
前記第2光接続用部材は、前記ホスト用光コネクタに挿入されている状態では前記第2電気接続部より前記第1方向に突出するように前記弾性体により3N以上の付勢力で保持され、
前記第2光接続用部材は、前記ホスト用光コネクタから取り外す際に、前記第2光接続用部材及び前記弾性体が少なくとも一体として取り外され、
前記ホスト用光コネクタから取り外した状態で、前記弾性体は、第2光接続用部材及び当該第2光接続用部材に保持された第1光ファイバへ着脱自在な構成を有する、
請求項6に記載の光装置。
【請求項8】
前記ホスト装置は、
前記ホスト用光コネクタに取り付けられ、前記第2光接続部と光学的に結合された第1光ファイバと、
前記第2電気接続部に接続され、前記ホスト基板に設けられた配線と、
を更に有し、
前記ホスト用電気コネクタは前記ホスト用光コネクタに固定されている、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光装置。
【請求項9】
前記発光装置は、前記発光デバイス及び前記第1光接続部とそれぞれ光学的に結合された複数の第2光ファイバを更に有し、
前記第1光接続部は、前記第1方向に交差する第2方向に沿って並び、前記複数の第2光ファイバとそれぞれ光学的に結合された複数の光結合部によって構成されている、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光装置。
【請求項10】
第1方向に沿って延在する筐体と、
前記筐体に搭載された発光デバイスと、
前記筐体の一端部に設けられ、外部の光伝送路と光学的に結合される第1光接続部を有し、前記発光デバイスと光学的に結合された光コネクタと、
前記筐体の一端部に設けられ、前記発光デバイスを駆動するための電圧を受ける第1電気接続部を有する電気コネクタと、
を備える、発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光装置、発光装置、光ケーブル、及び光装置の接続方法に関する。
本出願は、2020年3月5日出願の日本出願第2020-037704号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電圧信号及び信号光の入出力を行う光モジュール(データリンクモジュール)を開示する。この光モジュールは、筐体に挿着され、光電変換回路等が搭載されたプリント基板と、当該プリント基板にそれぞれ接続された光インターフェース部及び電気インターフェース部と、を備える。光インターフェース部は、筐体の長手方向における一端部に設けられており、電気インターフェース部は、筐体の長手方向における他端部に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-249892号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示は、光装置を提供する。この光装置は、発光装置とホスト装置とを備える。発光装置は、第1方向に沿って延在する筐体と、筐体に搭載された発光デバイスと、筐体の一端部に設けられた第1光接続部を含み、発光デバイスと光学的に結合された光コネクタと、筐体の一端部に設けられ、発光デバイスを駆動するための電圧を受ける第1電気接続部を含む電気コネクタと、を有する。ホスト装置は、発光装置と接続される際に、第1光接続部と向かい合い、第1光接続部と光学的に結合される第2光接続部を含むホスト用光コネクタと、第1光接続部と第2光接続部とが互いに向かい合う状態において第1電気接続部と向かい合い、第1電気接続部と電気的に接続される第2電気接続部を含むホスト用電気コネクタと、ホスト用光コネクタ及びホスト用電気コネクタが搭載されたホスト基板と、を有するホスト装置と、を備える。発光装置及びホスト装置は、互いに接続される。
【0005】
本開示は、発光装置を提供する。この発光装置は、第1方向に沿って延在する筐体と、筐体に搭載された発光デバイスと、筐体の一端部に設けられ、外部の光伝送路と光学的に結合される第1光接続部を有し、発光デバイスと光学的に結合された光コネクタと、筐体の一端部に設けられ、発光デバイスを駆動するための電圧を受ける第1電気接続部を有する電気コネクタと、を備える。
【0006】
本開示は、光ケーブルを提供する。この光ケーブルは、第1方向に沿って延在する光ファイバと、第1方向に沿って光ファイバを保持するホスト用光コネクタと、ホスト用光コネクタに取り付けられたホスト用電気コネクタと、を備える。ホスト用光コネクタは、第1方向における一端部に設けられ、光ファイバへ伝送する光を受ける第2光接続部を有し、ホスト用電気コネクタは、一端部の近傍に設けられ、外部の電気配線と電気的に接続される第2電気接続部、及び、第1方向とは異なる第2方向に沿って別の外部の電気配線と電気的に接続される第3電気接続部を有する。
【0007】
本開示は、光装置の接続方法を提供する。この光装置の接続方法は、発光装置及びホスト装置を互いに接続する光装置の接続方法である。この接続方法は、(a)第1方向に沿って延在する筐体と、筐体に搭載された発光デバイスと、筐体の一端部に設けられた第1光接続部を含み、発光デバイスと光学的に結合された光コネクタと、筐体の一端部に設けられた平板状の第1電気接続部を含み、発光デバイスを駆動するための電圧を受ける電気コネクタと、を備える発光装置を準備するステップと、(b)第1光接続部と向かい合う第2光接続部を含むホスト用光コネクタと、第1電気接続部と向かい合い、第1電気接続部が進入可能な凹状の第2電気接続部を含むホスト用電気コネクタと、ホスト用光コネクタ及びホスト用電気コネクタが搭載されたホスト基板と、を備えるホスト装置を準備するステップと、(c)ホスト用光コネクタに設けられた複数のガイドピンを、光コネクタに設けられた複数のガイド孔にそれぞれ挿入するステップと、(d)第2電気接続部に第1電気接続部を進入させるステップと、(e)第2光接続部に第1光接続部を光学的に結合するステップと、(f)第2電気接続部に第1電気接続部を電気的に接続するステップと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る光装置を示す斜視図である。
図2は、一実施形態に係る光装置を示す斜視図である。
図3は、図1及び図2の光トランシーバの内部構造を示す斜視図である。
図4は、光装置の一部を拡大して示す斜視図である。
図5は、光装置の接続方法における第1のステップを示す斜視図である。
図6は、光装置の接続方法における第2のステップを示す斜視図である。
図7は、光装置の接続方法における第3のステップ及び第4のステップを示す斜視図である。
図8は、光装置の接続方法における第3のステップ及び第4のステップを示す斜視図である。
図9は、光装置の接続方法における第5のステップを示す斜視図である。
図10は、光装置の接続方法における第5のステップを示す斜視図である。
図11は、光装置における光接続構造の変形例を示す断面図である。
図12は、光装置に使用される光ファイバの変形例における屈折率を示す図である。
図13は、光装置における耐ダスト構造の一例を示す図である。
図14は、光装置における耐ダスト構造の一例を示す図である。
図15は、光装置における耐ダスト構造の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示が解決しようとする課題]
新たな光装置として、CPO(Co-Packaged Optics)及びELS(External Light Source)を用いる態様が提案されている。ELSは、CPOの光源としての機能を有する。ELSは、発光素子(例えば、レーザーダイオード等)と、発光素子が出力した光(例えば、レーザ光)を伝送する伝送路(例えば、光ファイバ等)と、を備える。ELSは、一つの波長によってCPOの複数のチャンネルへ連続光(CW;Continuous Wave)をそれぞれ供給する。ELSに用いられる発光素子には、高出力が得られることが要求され、例えば、23dBm以上27dBm以下の出力が得られる発光素子が知られている。
【0010】
特許文献1に記載された光モジュールにおいては、長手方向における互いに異なる端部に光インターフェース部及び電気インターフェース部がそれぞれ設けられている。このような装置においては、電気インターフェース部への電圧の入力により、発光素子が光を出射する。この光は、光インターフェース部を介して外部の装置に伝送される。しかしながら、光インターフェース部に伝送路が接続されていない状態において、一端部に設けられた電気インターフェース部に外部の装置(例えば、電源)が接続されると、光インターフェース部から出力される光が、光インターフェース部が設けられた他端部から漏れることとなる。通常、光インターフェース部は作業員側に向いているため、装置間の接続作業時における出力光に対する安全確保のための対策を施す必要が生じ、例えば発光装置における部品点数の増加及び接続作業における工程数の増加等の問題が生じている。
(【0011】以降は省略されています)
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