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公開番号2025108968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002558
出願日2024-01-11
発明の名称端子付配線部材および端子付配線部材の製造方法
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 4/18 20060101AFI20250716BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】単芯線と端子との接続をより良好に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】端子付配線部材10は、圧着部22を含む端子20と、圧着部22が圧着された単芯線30と、溶接ビード40とを備える。溶接ビードは、圧着部と単芯線との境界42に沿っている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
圧着部を含む端子と、
前記圧着部が圧着された単芯線と、
前記圧着部と前記単芯線との境界に沿う溶接ビードと、
を備える端子付配線部材。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子付配線部材であって、
前記溶接ビードは、前記圧着部と前記単芯線とがそれらの境界に沿ってレーザ溶接された部分である、端子付配線部材。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の端子付配線部材であって、
前記単芯線の先端側に、前記圧着部と前記単芯線との環状の先端側境界が存在しており、
前記溶接ビードは、前記先端側境界の少なくとも一部に沿う、端子付配線部材。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の端子付配線部材であって、
前記圧着部の外周面のうち前記圧着部の軸方向中央部から前記単芯線の先端側に向う部分は、同じ形状が連続する形状である、端子付配線部材。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の端子付配線部材であって、
前記端子は銅または銅合金製であり、
前記単芯線はアルミニウムまたはアルミニウム合金製である、端子付配線部材。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の端子付配線部材であって、
前記圧着部は、外周形状が多角柱外周面形状をなすように圧着されたクローズドバレルである、端子付配線部材。
【請求項7】
圧着部を含む端子と、単芯線とを準備し、
前記圧着部を前記単芯線に圧着し、
前記圧着部と前記単芯線とをレーザ溶接する、端子付配線部材の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子付配線部材および端子付配線部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電線と圧着接合する圧着部と、圧着部の一端に形成され、圧着部に圧着接合される電線に対して封止する封止部と、を備える圧着端子を開示する。特許文献1では、封止のための接合が、溶接によりなされることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/027900号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここにおいて、単芯線と端子との接続をより良好に行えるようにすることが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、単芯線と端子との接続をより良好に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端子付配線部材は、圧着部を含む端子と、前記圧着部が圧着された単芯線と、前記圧着部と前記単芯線との境界に沿う溶接ビードと、を備える端子付配線部材である。
【0007】
また、本開示の端子付配線部材の製造方法は、圧着部を含む端子と、単芯線とを準備し、前記圧着部を前記単芯線に圧着し、前記圧着部と前記単芯線とをレーザ溶接する、端子付配線部材の製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、単芯線と端子との接続をより良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係る端子付配線部材を示す側面図である。
図2は端子付配線部材を示す正面図である。
図3は図2のIII-III線断面図である。
図4は図3のA部分拡大図である。
図5は端子付配線部材の製造方法を示す説明図である。
図6は端子付配線部材の製造方法を示す説明図である。
図7は端子付配線部材の製造方法を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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