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公開番号2024150310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063665
出願日2023-04-10
発明の名称屋根構造体の施工方法
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E04B 7/00 20060101AFI20241016BHJP(建築物)
要約【課題】施工性に優れた屋根構造体の施工方法を提供する。
【解決手段】屋根と、前記屋根を支持する支柱と、前記支柱を支持する支持材と、を備えた屋根構造体の施工方法であって、前記支持材を配置する砕石の上に空練りのモルタルを敷くモルタル敷設工程と、前記支持材が有する平坦な下面を前記モルタルに当接させて当該支持材を前記モルタルの上に載置する載置工程と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
屋根と、前記屋根を支持する支柱と、前記支柱を支持する支持材と、を備えた屋根構造体の施工方法であって、
前記支持材を配置する砕石の上に空練りのモルタルを敷くモルタル敷設工程と、
前記支持材が有する平坦な下面を前記モルタルに当接させて当該支持材を前記モルタルの上に載置する載置工程と、
を有することを特徴とする屋根構造体の施工方法。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の屋根構造体の施工方法であって、
前記砕石より上に土間コンクリートを打設して、前記支持材を埋設する打設工程を有することを特徴とする屋根構造体の施工方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の屋根構造体の施工方法であって、
前記載置工程の前に、前記支持材の前記下面とほぼ同じサイズであって当該支持材より軽量な治具を用いて水平調整及び転圧することを特徴とする屋根構造体の施工方法。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の屋根構造体の施工方法であって、
前記支持材の周囲を前記モルタルで囲むことを特徴とする屋根構造体の施工方法。
【請求項5】
請求項4に記載の屋根構造体の施工方法であって、
前記支持材は、前記下面を有するベース板部と、前記ベース板部の上方に突出して設けられ前記支柱が固定される支柱固定部と、を有しており、
前記支持材を囲む前記モルタルの高さは、前記ベース板部の上面と同じ高さであることを特徴とする屋根構造体の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱により屋根が支持される屋根構造体の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、屋根構造体が構築される床面を形成する土間コンクリートより下方に位置する地中に、下端部が埋設された支柱により屋根が支持されているルーフ構造物(屋根構造体)は知られている(例えば、特許文献1参照)。このルーフ構造物は、支柱の下端部が挿入されて固定される筒状部と、当該筒状部の下端部から横方向に平面状に延びる板状部とを有する支持材により支持されており、支持材は土間コンクリートの下の地面を掘削した穴に砕石を敷き詰めた路盤上に載置され、筒状部の周囲と板状部の上とに、掘削した残土を埋め戻して設置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-38588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような屋根構造体では、支柱が支持材により支持されているので、たとえば支柱が挿入される筒状部が固定されている板状部が水平になるように支持材を設置しなければならない。しかしながら支持材を設置する路盤は、粒度が大きく形状が様々な砕石が敷き詰められているので、板状部が水平になるように設置するための調整が煩雑で手間がかかり施工性が悪いという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、施工性に優れた屋根構造体の施工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するための主たる発明は、屋根と、前記屋根を支持する支柱と、前記支柱を支持する支持材と、を備えた屋根構造体の施工方法であって、前記支持材を配置する砕石の上に空練りのモルタルを敷くモルタル敷設工程と、前記支持材が有する平坦な下面を前記モルタルに当接させて当該支持材を前記モルタルの上に載置する載置工程と、を有することを特徴とする屋根構造体の施工方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、施工性に優れた屋根構造体の施工方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る屋根構造体の施工方法により施工されるカーポートの一例を示す外観斜視図である。
本実施形態に係る屋根構造体の施工方法に用いる支持材を示す斜視図である。
本実施形態に係る屋根構造体の施工方法の手順を示す図であり、図2におけるA側から見た模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の屋根構造体の施工方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態においては、屋根構造体として、建物から独立して屋外の駐車スペースをなす土間に設置されるカーポートを例に挙げて説明する。
【0010】
まず、本実施形態のカーポートについて説明する。
本実施形態のカーポート1は、図1に示すように、駐車スペースに土間コンクリート2aが打設されて設けられた土間2に構築されている。土間2は、砕石が敷かれて転圧された地盤3上に土間コンクリート2aが打設されて形成された平坦なコンクリート層である。土間2の内部には、鉄筋などの補強材が埋設されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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