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公開番号2024150276
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063616
出願日2023-04-10
発明の名称撮像装置、方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/667 20230101AFI20241016BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本発明は、アオリ撮影中に撮影モードが切り替わる場合であっても撮像画像の画質低下を抑制する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】
撮像素子と、光学フィルタと、前記撮像素子を傾けることで、前記撮像素子と光学レンズの光軸に直交する面との間の角度であるアオリ角を制御するアオリ角制御手段と、前記光軸に対して直交する方向に対して前記光学フィルタを挿抜する駆動手段と、アオリ撮影中に、前記光学フィルタが前記光軸上に位置するデイモードである第1撮影モードから、前記第1撮影モードとは異なり前記光学フィルタが前記光軸外に位置するナイトモードである第2撮影モードへ移行したか否かに基づいて、前記撮像素子のアオリ角を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子と、
光学フィルタと、
前記撮像素子を傾けることで、前記撮像素子と光学レンズの光軸に直交する面との間の角度であるアオリ角を制御するアオリ角制御手段と、
前記光軸に対して直交する方向に対して前記光学フィルタを挿抜する駆動手段と、
アオリ撮影中に、前記光学フィルタが前記光軸上に位置するデイモードである第1撮影モードから、前記第1撮影モードとは異なり前記光学フィルタが前記光軸外に位置するナイトモードである第2撮影モードへ移行したか否かに基づいて、前記撮像素子のアオリ角を制御する制御手段を備える、
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記第1撮影モードから前記第2撮影モードへ移行した場合、前記アオリ角を所定の角度に変更する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記所定の角度は、前記光軸に対して前記撮像素子が垂直に位置する角度、前記アオリ角の取り得る角度のうち中間の角度、及び予め設定された複数の角度のうち前記アオリ角に最も近い角度の少なくともいずれかを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記アオリ角と前記所定の角度との差分が閾値を超えない場合、前記アオリ角を維持する制御を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記アオリ角と前記所定の角度との差分が閾値を超える場合、前記アオリ角を前記所定の角度に変更する制御を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記光学フィルタは、赤外光カットフィルタ及び特定波長帯域の光をカットするフィルタの少なくともいずれかを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
赤外光を照射する赤外光照射部をさらに備え、
前記制御手段は、前記第1撮影モードから前記第2撮影モードへ移行した場合、前記赤外光照射部の照射モードの変更に基づいて、前記アオリ角を所定の角度に変更する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記照射モードの変更は、前記赤外光照射部が前記赤外光を照射するオン状態から前記赤外光照射部が前記赤外光を照射しないオフ状態への変更と、前記オフ状態から前記オン状態への変更との少なくともいずれかを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記撮像装置が前記第2撮影モードで撮影している間、前記赤外光照射部の前記オン状態を継続する制御を行う、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記赤外光照射部が照射する赤外光の光量に基づいて、前記アオリ角を維持する制御及び前記アオリ角を前記所定の角度に変更する制御の少なくとも一方を行う、
ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
夜間の暗い環境や日中の明るい環境のどちらでも撮影できるように、赤外光カットフィルタを挿抜できるカメラ(撮像装置)がある。明るい環境では撮像装置は、赤外光カットフィルタを光軸上に挿入した状態で色情報を取得する。暗い環境では撮像装置は、赤外光カットフィルタを光軸から抜去した状態で赤外光の波長帯域も含めた光を撮像素子へ入射させることで光量を増やすことができる。
【0003】
また、光軸の法線を軸として撮像素子(イメージセンサー)を傾ける撮影方法(以降、アオリ撮影と呼称する)がある。アオリ撮影では、シャインプルーフの原理によってピント面が傾くため、撮像装置は近景と遠景にピントを合わせることが可能となる。特許文献1は、撮像部が有する複数の焦点検出領域で焦点ズレ量を検出し、検出した焦点ズレ量に基づいて、撮像素子を最適な傾き角度(アオリ角)に調節することで、被写界深度範囲を広げる技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-173802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、アオリ角を調節した後に赤外光カットフィルタの挿抜(挿入または抜去)を行うと、撮像素子に入射する光の波長帯域が変化する。そのため、色収差によって画像全体のピントズレが発生することがある。
【0006】
そこで、本発明は、アオリ撮影中に撮影モードが切り替わる場合であっても撮像画像の画質低下を抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る撮像装置は、撮像素子と、光学フィルタと、前記撮像素子を傾けることで、前記撮像素子と光学レンズの光軸に直交する面との間の角度であるアオリ角を制御するアオリ角制御手段と、前記光軸に対して直交する方向に対して前記光学フィルタを挿抜する駆動手段と、アオリ撮影中に、前記光学フィルタが前記光軸上に位置するデイモードである第1撮影モードから、前記第1撮影モードとは異なり前記光学フィルタが前記光軸外に位置するナイトモードである第2撮影モードへ移行したか否かに基づいて、前記撮像素子のアオリ角を制御する制御手段を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、アオリ撮影中に撮影モードが切り替わる場合であっても撮像画像の画質低下を抑制する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る撮像装置の機能構成を説明する機能ブロック図。
第1実施形態に係る撮像装置のハードウェア構成を示す図。
第1実施形態に係る赤外光カットフィルタを光軸に挿入した状態を示す図。
第1実施形態に係る赤外光カットフィルタを光軸から抜去した状態を示す図。
第1実施形態に係る撮像装置のフォーカス調整処理を説明するフローチャート。
第2実施形態に係る赤外光照射部を備える撮像装置の断面図。
第2実施形態に係る撮像装置のフォーカス調整処理を説明するフローチャート。
第3実施形態に係る撮像装置のフォーカス調整処理を説明するフローチャート。
第1実施形態に係る距離情報とアオリ角の関係を示した側面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る開示を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが開示に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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