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公開番号
2024150242
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063560
出願日
2023-04-10
発明の名称
モータ装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H02K
5/06 20060101AFI20241016BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】モータ装置において、モータケースの固定箇所を少なくしつつ、モータ回転時に発生するスラスト力に耐えられる固定強度を得る。
【解決手段】ワイパモータ10は、モータケース21とフレーム部とプレート部とが固定される第1固定部31と、モータケース21と前記プレート部とが固定される2つの第2固定部32と、モータケース21と前記フレーム部とが固定される2つの第3固定部33と、を有する。第1固定部31は、モータ部20の回転軸23とギヤ部70の出力軸75とを結ぶ仮想線60を延伸した第1仮想線61上に設けられ、2つの第2固定部32は、回転軸23と出力軸75との間の領域27において仮想線60の両側に設けられ、2つの第3固定部33は、仮想線60を延伸した第2仮想線62の両側に設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を有するモータ部と、
前記回転軸の回転を減速する減速機構と、前記回転軸と平行に設けられた出力軸と、を含むギヤ部と、
前記モータ部を収容するケース部と、
前記ギヤ部を収容するフレーム部と、
前記ケース部と前記フレーム部との間に設けられるプレート部と、
を有するモータ装置であって、
前記ケース部、前記フレーム部および前記プレート部のうちの何れかが重ねられて固定される5つの固定部を備え、
前記5つの固定部は、
前記ケース部と前記フレーム部と前記プレート部とが固定される1つの第1固定部と、
前記ケース部と前記プレート部とが固定される2つの第2固定部と、
前記ケース部と前記フレーム部とが固定される2つの第3固定部と、
を含み、
前記第1固定部は、前記回転軸の軸方向視で、前記回転軸と前記出力軸とを結ぶ仮想線を前記ギヤ部から前記モータ部に向かう方向に延伸した第1仮想線上に設けられ、
前記2つの第2固定部は、前記回転軸の軸方向視で、前記回転軸と前記出力軸との間の領域において前記仮想線の両側に設けられ、
前記2つの第3固定部は、前記回転軸の軸方向視で、前記仮想線を前記モータ部から前記ギヤ部に向かう方向に延伸した第2仮想線の両側に設けられている、モータ装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記2つの第2固定部は、前記仮想線に対して線対称となる位置に設けられ、
前記2つの第3固定部は、前記第2仮想線に対して線対称となる位置に設けられている、モータ装置。
【請求項3】
前記モータ部は、回転自在なロータを有し、
前記回転軸の軸方向で、前記出力軸と重なる位置に基板が設けられ、
前記基板に、前記ロータの回転を検出するロータ検出部と、前記出力軸の回転を検出する出力軸検出部と、が設けられている、請求項1または請求項2に記載のモータ装置。
【請求項4】
前記回転軸の軸方向視で、前記1つの第1固定部と前記2つの第2固定部とを結ぶ三角形の第3仮想線の内側に前記回転軸が設けられ、
前記回転軸の軸方向視で、前記1つの第1固定部と前記2つの第3固定部とを結ぶ三角形の第4仮想線の内側に前記出力軸が設けられている、請求項1に記載のモータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ部およびギヤ部を備えたモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両に搭載されるワイパ装置などの駆動源には、小型でありながら大きなトルクを出力可能な減速機構を備えたモータ装置が用いられている。このようなモータ装置は、回転軸を有するモータ部と、当該回転軸の回転を減速する減速機構を有するギヤ部とを備えている。
【0003】
上記した減速機構を備えたモータ装置として、例えば、特許文献1には、モータ部の回転軸と、ギヤ部に設けられ、当該回転軸と平行を成す出力軸と、を備えた構造が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-18035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載されたモータ装置では、モータ部は、モータケースに収容され、ギヤ部は、ギヤケースに収容されている。モータ回転時にはモータ部の回転軸にスラスト力が発生するとともに、このスラスト力はモータケースに対して付与される。
【0006】
したがって、モータケースとギヤケースとの固定には、スラスト力に耐えうる締結力が必要となる。
【0007】
モータケースとギヤケースとの固定において締結力を増加させるためには、モータケースとギヤケースとを固定するねじの本数を増やすことが考えられる。しかしながら、ねじの本数を増やすことは部品点数の増加につながるとともに、部品点数の増加による組付け工数も増加することが懸念される。
【0008】
本発明の目的は、モータケースの固定箇所を少なくしつつ、モータ回転時に発生するスラスト力に耐えることが可能なモータ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、回転軸を有するモータ部と、前記回転軸の回転を減速する減速機構と前記回転軸と平行に設けられた出力軸とを含むギヤ部と、前記モータ部を収容するケース部と、前記ギヤ部を収容するフレーム部と、前記ケース部と前記フレーム部との間に設けられるプレート部と、を有するモータ装置であって、前記ケース部、前記フレーム部および前記プレート部のうちの何れかが重ねられて固定される5つの固定部を備え、前記5つの固定部は、前記ケース部と前記フレーム部と前記プレート部とが固定される1つの第1固定部と、前記ケース部と前記プレート部とが固定される2つの第2固定部と、前記ケース部と前記フレーム部とが固定される2つの第3固定部と、を含み、前記第1固定部は、前記回転軸の軸方向視で前記回転軸と前記出力軸とを結ぶ仮想線を前記ギヤ部から前記モータ部に向かう方向に延伸した第1仮想線上に設けられ、前記2つの第2固定部は、前記回転軸の軸方向視で前記回転軸と前記出力軸との間の領域において前記仮想線の両側に設けられ、前記2つの第3固定部は、前記回転軸の軸方向視で前記仮想線を前記モータ部から前記ギヤ部に向かう方向に延伸した第2仮想線の両側に設けられている。
【発明の効果】
【0010】
モータ装置において、モータケースの固定箇所を少なくしつつ、モータ回転時に発生するスラスト力に耐えられる固定強度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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