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公開番号
2025003130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103629
出願日
2023-06-23
発明の名称
コントローラ
出願人
株式会社ミツバ
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H02K
11/33 20160101AFI20241226BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】モータに規定の駆動トルクを発生させ、モータの動作を安定させることが可能なコントローラを提供する。
【解決手段】第1駆動系基板60とバッテリとの間における第1電源側導電部材63の電気抵抗値(Ω)と、第2駆動系基板61とバッテリとの間における第2電源側導電部材64の電気抵抗値(Ω)とが同じ値であり、第1駆動系基板60と電動モータとの間における第1モータ側導電部材65,66,67の電気抵抗値(Ω)が互いに同じ値であり、第2駆動系基板61と電動モータとの間における第2モータ側導電部材68,69,70の電気抵抗値(Ω)が互いに同じ値である。これにより、U相,V相およびW相のコイルにそれぞれ流れる駆動電流の大きさにバラツキが生じなくなり、電動モータに規定の駆動トルクを発生させることができる。よって、電動モータの動作が不安定になることを抑制することができる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
電源とモータとの間に設けられ、前記モータに設けられる複数のコイルに駆動電流を供給するコントローラであって、
複数のスイッチング素子がそれぞれ設けられた第1基板および第2基板と、
前記第1基板と前記電源との間に設けられる第1電源側導電部材と、
前記第2基板と前記電源との間に設けられる第2電源側導電部材と、
前記第1基板と前記モータとの間に設けられ、複数の前記コイルに対応して設けられた複数の第1モータ側導電部材と、
前記第2基板と前記モータとの間に設けられ、複数の前記コイルに対応して設けられた複数の第2モータ側導電部材と、
を有し、
前記第1基板と前記電源との間における前記第1電源側導電部材の電気抵抗値と、前記第2基板と前記電源との間における前記第2電源側導電部材の電気抵抗値とが同じ値であり、
前記第1基板と前記モータとの間における複数の前記第1モータ側導電部材の電気抵抗値が互いに同じ値であり、
前記第2基板と前記モータとの間における複数の前記第2モータ側導電部材の電気抵抗値が互いに同じ値である、
コントローラ。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコントローラにおいて、
前記第1基板および前記第2基板は、互いに平行となった第1辺部および第2辺部をそれぞれ備えると共に、前記第1基板の前記第1辺部および前記第2基板の前記第1辺部を互いに向き合わせて同一平面上に並べられている、
コントローラ。
【請求項3】
請求項2に記載のコントローラにおいて、
前記第1電源側導電部材の一端部が接続される第1電源側接続部が、前記第1基板の前記第1辺部に近接して設けられ、
前記第2電源側導電部材の一端部が接続される第2電源側接続部が、前記第2基板の前記第1辺部に近接して設けられている、
コントローラ。
【請求項4】
請求項2に記載のコントローラにおいて、
複数の前記第1モータ側導電部材の一端部がそれぞれ接続される複数の第1モータ側接続部が、前記第1基板の前記第2辺部に近接して設けられ、
複数の前記第2モータ側導電部材の一端部がそれぞれ接続される複数の第2モータ側接続部が、前記第2基板の前記第2辺部に近接して設けられている、
コントローラ。
【請求項5】
複数の前記第1モータ側導電部材の他端部および複数の前記第2モータ側導電部材の他端部が、前記第1基板の前記第2辺部に近接して設けられている、
請求項4に記載のコントローラ。
【請求項6】
請求項5に記載のコントローラにおいて、
前記第2モータ側導電部材は、第1分割導電体および第2分割導電体を接続して形成され、かつ前記第1モータ側導電部材よりも長さ寸法が大きい、
コントローラ。
【請求項7】
請求項6に記載のコントローラにおいて、
前記第1分割導電体と前記第2分割導電体との接続部が、樹脂製の支持部材により支持されている、
コントローラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源とモータとの間に設けられ、モータを駆動するコントローラに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、複数のコイルを備えたモータ(SRモータ)が記載されている。特許文献1に記載されたモータは、複数のスイッチング素子および駆動回路制御部を有するモータ制御装置により駆動される。具体的には、駆動回路制御部により複数のスイッチング素子が順番にオンオフ制御され、これにより複数のコイルに対して所定のタイミングで駆動電流が供給される。したがって、回転子であるロータが、固定子であるステータに対して回転される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-081313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のスイッチング素子のオンオフ制御により、規定の大きさの駆動電流が複数のコイルにそれぞれ供給され、これによりロータは精度良く回転される。しかしながら実際には、コントローラを形成する複数の配線の長さ等がそれぞれ異なる(電気抵抗値が異なる)ため、相毎にコイルに流れる駆動電流の大きさにバラツキが生じていた。これにより、モータは規定の駆動トルクを発生することができず、モータの動作が不安定になるといった問題があった。
【0005】
本発明の目的は、モータに規定の駆動トルクを発生させ、モータの動作を安定させることが可能なコントローラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様では、電源とモータとの間に設けられ、前記モータに設けられる複数のコイルに駆動電流を供給するコントローラであって、複数のスイッチング素子がそれぞれ設けられた第1基板および第2基板と、前記第1基板と前記電源との間に設けられる第1電源側導電部材と、前記第2基板と前記電源との間に設けられる第2電源側導電部材と、前記第1基板と前記モータとの間に設けられ、複数の前記コイルに対応して設けられた複数の第1モータ側導電部材と、前記第2基板と前記モータとの間に設けられ、複数の前記コイルに対応して設けられた複数の第2モータ側導電部材と、を有し、前記第1基板と前記電源との間における前記第1電源側導電部材の電気抵抗値と、前記第2基板と前記電源との間における前記第2電源側導電部材の電気抵抗値とが同じ値であり、前記第1基板と前記モータとの間における複数の前記第1モータ側導電部材の電気抵抗値が互いに同じ値であり、前記第2基板と前記モータとの間における複数の前記第2モータ側導電部材の電気抵抗値が互いに同じ値である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、モータに規定の駆動トルクを発生させ、モータの動作を安定させることが可能なコントローラを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
駆動装置の斜視図である。
駆動装置の回転軸の軸方向に沿う断面図である。
電動モータを単体で示す斜視図である。
ステータおよびロータを前方から見た図である。
コントローラおよび接続部材の斜視図である。
コントローラの内側を覗く斜視図である。
接続部材の内側を覗く斜視図である。
駆動系基板,導電体固定部,電源側導電部材の斜視図である。
図8の各部品を組み付けた状態の斜視図である。
第1モータ側導電部材の斜視図である。
第2モータ側導電部材の斜視図である。
図9の組み付け状態に第1,第2モータ側導電部材を組み付けた状態の斜視図である。
駆動装置の組み立て手順を説明する側面図である。
電動モータの駆動系統を示す駆動回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
図1は駆動装置の斜視図を、図2は駆動装置の回転軸の軸方向に沿う断面図を、図3は電動モータを単体で示す斜視図を、図4はステータおよびロータを前方から見た図を、図5はコントローラおよび接続部材の斜視図を、図6はコントローラの内側を覗く斜視図を、図7は接続部材の内側を覗く斜視図をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
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