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公開番号2024172577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090374
出願日2023-05-31
発明の名称モータ装置
出願人株式会社ミツバ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H02K 7/08 20060101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】部品点数を削減することができ、かつ容易に組み立てることが可能なモータ装置を提供する。
【解決手段】ステータ32が固定されるモータケース31と、モータケース31に突き合わされるハウジング41と、モータケース31およびハウジング41の内部に収容される回転軸34と、モータケース31に設けられ、回転軸34の軸方向基端側を支持する第1メタルBR1と、ハウジング41に設けられ、回転軸34の軸方向先端側を支持する第2メタルBR2と、回転軸34の軸方向における第1メタルBR1と第2メタルBR2との間に設けられ、回転軸34を支持するボールベアリング36と、ボールベアリング36に位置決めされ、複数の導電部材39を保持するホルダ部材38と、を備え、ホルダ部材38は、モータケース31およびボールベアリング36に挟持されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ステータと、
前記ステータに対して回転するロータと、
を有するモータ装置であって、
内部に前記ステータが固定される第1ケースと、
前記ロータの軸方向において前記第1ケースに突き合わされる第2ケースと、
前記ロータに設けられ、前記第1ケースおよび前記第2ケースの内部に回転自在に収容される回転軸と、
前記第1ケースに設けられ、前記回転軸の軸方向基端側を回転自在に支持する第1軸受と、
前記第2ケースに設けられ、前記回転軸の軸方向先端側を回転自在に支持する第2軸受と、
前記回転軸の軸方向における前記第1軸受と前記第2軸受との間に設けられ、前記回転軸を回転自在に支持する第3軸受と、
前記第3軸受に位置決めされ、複数の導電部材を保持するホルダ部材と、
を備え、
前記ホルダ部材は、前記ロータの軸方向において前記第1ケースおよび前記第3軸受に挟持されている、
モータ装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記複数の導電部材は、前記ロータの軸方向に延在され、
前記複数の導電部材の長手方向一側は、前記ステータに設けられるコイルに接続され、
前記複数の導電部材の長手方向他側は、前記第2ケースに設けられる導電部材支持部に支持されている、
モータ装置。
【請求項3】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記ホルダ部材には、前記回転軸が挿通される挿通孔が設けられ、
前記挿通孔の内径寸法が、前記第3軸受の外径寸法よりも小さく、前記ロータの外径寸法よりも大きい、
モータ装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか1項に記載のモータ装置において、
前記回転軸の軸方向における前記第3軸受と前記ロータとの間に、前記ロータの回転バランスを調整する調整部材が設けられ、
前記調整部材の外径寸法が、前記ロータの外径寸法以下である、
モータ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータと、ステータに対して回転するロータと、を有するモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、モータ部およびギヤ部を備えたサンルーフモータが記載されている。モータ部を形成するヨークには第1ラジアル軸受が設けられ、ヨークの開口部に装着されたブラシホルダには第2ラジアル軸受が設けられている。そして、これらの第1,第2ラジアル軸受によりアーマチュア軸が回転自在に支持されている。
【0003】
一方、ギヤ部を形成するギヤケースには第3ラジアル軸受およびボールベアリング(軸受)が装着されており、これらの第3ラジアル軸受およびボールベアリングによりウォーム軸が回転自在に支持されている。なお、アーマチュア軸とウォーム軸との間には、両者を互いに動力伝達可能に連結する連結部材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-129566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ヨークに設けられる一対の軸受によりアーマチュア軸が支持され、ギヤケースに設けられる一対の軸受によりウォーム軸が支持され、かつアーマチュア軸およびウォーム軸が、互いに連結部材により連結されている。したがって、部品点数が多いことに加えて、モータ部およびギヤ部を、それぞれ精度良く同軸上に配置して組み付ける必要があり、組み立て作業が面倒であった。
【0006】
本発明の目的は、部品点数を削減することができ、かつ容易に組み立てることが可能なモータ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様では、ステータと、前記ステータに対して回転するロータと、を有するモータ装置であって、内部に前記ステータが固定される第1ケースと、前記ロータの軸方向において前記第1ケースに突き合わされる第2ケースと、前記ロータに設けられ、前記第1ケースおよび前記第2ケースの内部に回転自在に収容される回転軸と、前記第1ケースに設けられ、前記回転軸の軸方向基端側を回転自在に支持する第1軸受と、前記第2ケースに設けられ、前記回転軸の軸方向先端側を回転自在に支持する第2軸受と、前記回転軸の軸方向における前記第1軸受と前記第2軸受との間に設けられ、前記回転軸を回転自在に支持する第3軸受と、前記第3軸受に位置決めされ、複数の導電部材を保持するホルダ部材と、を備え、前記ホルダ部材は、前記ロータの軸方向において前記第1ケースおよび前記第3軸受に挟持されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、部品点数を削減することができ、かつ容易に組み立てることが可能なモータ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両のルーフに設置されたサンルーフ装置の概要図である。
サンルーフモータの出力ギヤ側を示す斜視図である。
サンルーフモータのカバー部材側を示す斜視図である。
回転軸の軸方向に沿うサンルーフモータの断面図である。
ロータをウォーム側から見た斜視図である。
ホルダ部材を減速機構部側から見た斜視図である。
図6のA矢視図である。
第1位置決め部を説明する断面図である。
第2位置決め部を説明する断面図である。
第3位置決め部を説明する断面図である。
サンルーフモータの組立手順(1)を説明する図である。
サンルーフモータの組立手順(2)を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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