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公開番号2024149921
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-21
出願番号2024131921,2023056818
出願日2024-08-08,2018-10-01
発明の名称携帯端末
出願人カシオ計算機株式会社
代理人
主分類G06F 1/16 20060101AFI20241010BHJP(計算;計数)
要約【課題】 片手で握り易く、かつスイッチ部の操作性を向上させることができる携帯端末を提供する。
【解決手段】 ユーザが一方の手で把握した際に、ユーザが把握した手の示指F2が押し当てられる第1傾斜面である第1の指掛領域17を有する指掛突起部15が設けられたグリップ部14を有する機器ケース1と、指掛突起部15の第1の指掛領域17側における機器ケース1に第1の指掛領域17に対向して設けられ、この第1の指掛領域17の傾斜面とほぼ同じ傾斜の第2傾斜面26aが設けられた釦部21を有する下面トリガーキー20と、を備えている。従って、グリップ部14によって機器ケース1を確実にかつ良好に握ることができると共に、ユーザが把握した手の示指F2の指先の移動によって下面トリガーキー20の釦部21を容易にかつ良好に操作することができる。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが一方の手で把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指が押し当てられる第1傾斜面を有する指掛突起部が設けられたグリップ部を有する端末本体と、
前記指掛突起部の前記第1傾斜面側における前記端末本体に前記第1傾斜面に対向して設けられ、前記指掛突起部の前記第1傾斜面とほぼ同じ傾斜の第2傾斜面が設けられた釦部を有するスイッチ部と、
を備えていることを特徴とする携帯端末。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の携帯端末において、前記グリップ部は、ユーザが一方の手の母指を前記端末本体の第1の面に被せ、前記ユーザの他の指が前記端末本体の脇側から前記端末本体の前記第1の面の反対側に位置する第2の面に巻き付くような把握態様で、前記ユーザの手により把握した際に、前記ユーザの手の前記示指が前記指掛突起部の前記第1傾斜面側に押し当てられるように形成されていることを特徴とする携帯端末。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の携帯端末において、前記グリップ部の前記指掛突起部の前記第1傾斜面と前記スイッチ部の前記釦部とは、ユーザが一方の手で前記グリップ部を前記把握態様で把握した際に、前記ユーザが把握した手の前記示指が配置される間隔を持って設けられていることを特徴とする携帯端末。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれかに記載の携帯端末において、前記釦部は、前記指掛突起部の高さよりも低く形成されていることを特徴とする携帯端末。
【請求項5】
請求項1~請求項4のいずれかに記載の携帯端末において、前記釦部は、前記指掛突起部と反対側の一端部を支点として前記指掛突起部側の他端部側が回動することを特徴とする携帯端末。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれかに記載の携帯端末において、前記スイッチ部は、前記釦部によって押圧されて弾性変形する弾性部材を備え、前記弾性部材は、前記スイッチ部を防水する防水性を兼ね備えていることを特徴とする携帯端末。
【請求項7】
請求項1~請求項6のいずれかに記載の携帯端末において、前記グリップ部は、前記端末本体の内部に設けられて前記グリップ部の前記第2の面側で開放される電池収納部を開閉可能に覆って前記端末本体に取り付けられ、かつ前記グリップ部の前記第2の面を形成する電池蓋を備えていることを特徴とする携帯端末。
【請求項8】
ユーザが一方の手で把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指が押し当てられる第1傾斜面を有する指掛突起部が設けられたグリップ部を有する端末本体と、
前記指掛突起部の前記第1傾斜面側における前記端末本体に前記第1傾斜面に対向して設けられ、前記第1傾斜面側に押し当てられた状態の前記示指による釦部のスイッチ動作が阻止されるスイッチ部と、
を備えていることを特徴とする携帯端末。
【請求項9】
請求項8に記載の携帯端末において、前記グリップ部は、ユーザが一方の手の母指を前記端末本体の第1の面に被せ、前記ユーザの他の指が前記端末本体の脇側から前記端末本体の前記第1の面の反対側に位置する第2の面に巻き付くような把握態様で、前記ユーザの手により把握した際に、前記ユーザの手の前記示指が前記指掛突起部の前記第1傾斜面側に押し当てられるように形成されていることを特徴とする携帯端末。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載の携帯端末において、前記グリップ部の前記第1傾斜面と前記スイッチ部の前記釦部とは、ユーザが一方の手で前記グリップ部を前記把握態様で把握した際に、前記ユーザが把握した手の前記示指が配置される間隔を持って設けられていることを特徴とする携帯端末。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、手に持って使用する携帯端末に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、手に持って使用する携帯端末においては、特許文献1に記載されているように、機器ケースの下面が湾曲形状に形成されていると共に、この機器ケースの下面に指掛突起部を設け、機器ケースの上面にユーザの保持手の母指を配置させ、機器ケースの下面に他の指を配置させて示指を指掛突起部に引っ掛けた状態で、機器ケースを片手で握るように構成されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-112891号公報
【0004】
この種の携帯端末は、機器ケースの上面に設けられたキー操作部上に母指を配置させ、機器ケースの下面に他の指を配置させて機器ケースを片手で握った状態で、機器ケースの下面に設けられた指掛突起部に示指をピストルの引金に掛けるのと同じように引っ掛けることにより、母指で上面の操作部を操作すると共に、下面の指掛突起部の傾斜面に設けられた下面スイッチを示指でスイッチ操作するように構成されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような携帯端末では、機器ケースの下面に設けられた指掛突起部の傾斜面に下面スイッチが設けられているため、機器ケースの上面に設けられたキー操作部上に母指を配置させ、機器ケースの下面に他の指を配置させて機器ケースを片手で握った状態で、機器ケースの下面に設けられた指掛突起部に示指をピストルの引金に掛けるのと同じように引っ掛けた際に、誤って下面スイッチをスイッチ操作させてしまう恐れがあるため、下面スイッチの操作性が悪いという不都合がある。
【0006】
この発明が解決しようとする課題は、片手で握り易く、かつスイッチ部の操作性を向上させることができる携帯端末を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、ユーザが一方の手で把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指が押し当てられる第1傾斜面を有する指掛突起部が設けられたグリップ部を有する端末本体と、前記指掛突起部の前記第1傾斜面側における前記端末本体に前記第1傾斜面に対向して設けられ、前記指掛突起部の前記第1傾斜面とほぼ同じ傾斜の第2傾斜面が設けられた釦部を有するスイッチ部と、を備えていることを特徴とする携帯端末である。
【0008】
また、この発明は、ユーザが一方の手で把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指が押し当てられる第1傾斜面を有する指掛突起部が設けられたグリップ部を有する端末本体と、前記指掛突起部の前記第1傾斜面側における前記端末本体に前記第1傾斜面に対向して設けられ、前記第1傾斜面に押し当てられた状態の前記示指による釦部のスイッチ動作が阻止されるスイッチ部と、を備えていることを特徴とする携帯端末である。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、片手で握り易く、かつスイッチ部の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
この発明を携帯端末に適用した一実施形態を示した正面図である。
図1に示された携帯端末の裏面図である。
図1に示された携帯端末を左側から見た側面図である。
図2に示された携帯端末において電池蓋を取り外した状態を示した裏面図である。
図1に示された携帯端末のA-A矢視における断面図である。
図5に示された携帯端末における下面トリガーキーを示した要部の拡大断面図である。
図6に示された下面トリガーキーにおける下部ケースの内面を示した要部の拡大内面図である。
図6に示された下面トリガーキーを示した拡大斜視図である。
図8に示された下面トリガーキーの釦部を示した拡大斜視図である。
図8に示された下面トリガーキーの弾性部材を示し、(a)はその拡大斜視図、(b)は(a)のB-B矢視における拡大断面図である。
図8に示された下面トリガーキーのスイッチ基板を示した拡大斜視図である。
図8に示された下面トリガーキーの押え板を示した拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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