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公開番号2024137043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048396
出願日2023-03-24
発明の名称配送管理サーバ
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G06Q 10/0834 20230101AFI20240927BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数のドローンが共同で複数の荷物を配送することを支援する技術を提供する。
【解決手段】配送管理サーバ12は、コンテナ18同士を接続するコンテナ接続部22によって接続されるコンテナ18を配送先に届けるための自身の飛行を制御する複数のドローン14の情報を記憶する。配送管理サーバ12は、配送対象の複数のコンテナ18それぞれについての重量の情報および配送先の情報を記憶する。配送管理サーバ12は、これらの情報に基づいて、複数のドローン14のうちどのドローン14がどのコンテナ18を配送するかと、複数のコンテナ18の接続の態様とを選定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンテナ同士を接続する接続部によって接続されるコンテナを配送先に届けるための自身の飛行を制御する複数のドローンの情報と、配送対象の複数の前記コンテナそれぞれについての重量の情報および配送先の情報とに基づいて、前記複数のドローンのうちどのドローンがどのコンテナを配送するかと、前記複数のコンテナの接続の態様とを選定する選定部を備える配送管理サーバ。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
指示部をさらに備え、
前記選定部は、前記配送先の情報に基づいて決定される配送ルートにおいて前記複数のコンテナのうち一部のコンテナの配送が終了したときに、前記コンテナの重量の情報に基づいて、前記複数のコンテナを前記一部のコンテナの配送先まで配送した複数のドローンのうちどのドローンがどのコンテナを配送するかと、前記複数のコンテナの接続の態様とを再度選定し、
前記指示部は、前記選定部による選定結果に基づいて、前記複数のコンテナを前記一部のコンテナの配送先まで配送した複数のドローンのうち少なくとも1つのドローンに対して、前記複数のコンテナの前記接続部の接続または接続解除、および、前記コンテナと前記ドローンとの接続または接続解除を指示する、
請求項1に記載の配送管理サーバ。
【請求項3】
前記接続部は、前記指示部の指示によって開閉可能なロック機構を備え、
前記指示部は、前記複数のコンテナのうち一部のコンテナの配送が終了したときに、前記複数のコンテナを前記一部のコンテナの配送先まで配送した複数のドローンのうち少なくとも1つのドローンに対して、前記ロック機構の開閉を指示する、
請求項2に記載の配送管理サーバ。
【請求項4】
前記コンテナは、収容する荷物の重量を計測するセンサと、前記センサの計測結果に基づく重量情報を出力する出力部をさらに有し、
前記選定部は、前記配送ルートにおいて前記複数のコンテナのうち一部のコンテナの配送が終了したときに、前記コンテナから出力された重量情報に基づいて、前記複数のコンテナを前記一部のコンテナの配送先まで配送した複数のドローンのうちどのドローンがどのコンテナを配送するかと、前記複数のコンテナの接続の態様とを再度選定する、
請求項2に記載の配送管理サーバ。
【請求項5】
前記コンテナは、自身の形状を変形させる折り畳み機構をさらに有し、
前記指示部は、前記配送ルートにおいて前記複数のコンテナのうち一部のコンテナの配送が終了したときに、配送が終了したコンテナにおける前記折り畳み機構の作動を指示する、
請求項2に記載の配送管理サーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配送管理サーバに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
複数のドローンが、重い荷物を運搬する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-157922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、複数のドローンが共同で一つ荷物を配送しているが、配送したい荷物が複数である場合にはドローンのリソースを有効に活用できない可能性がある。本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のドローンが共同で複数の荷物を配送することを支援する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の配送管理サーバは、コンテナ同士を接続する接続部によって接続されるコンテナを配送先に届けるための自身の飛行を制御する複数のドローンの情報と、配送対象の複数のコンテナそれぞれについての重量の情報および配送先の情報とに基づいて、複数のドローンのうちどのドローンがどのコンテナを配送するかと、複数のコンテナの接続の態様とを選定する選定部を備える。
【0006】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、システム、方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数のドローンが共同で複数の荷物を配送することを支援できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の配送システムの構成例を示す図である。
配送管理サーバの機能ブロックを示すブロック図である。
コンテナの機能ブロックを示すブロック図である。
ロック機構の概念断面図である。
コンテナの例を示す図である。
ドローンの機能ブロックを示すブロック図である。
配送管理サーバの動作を示すフローチャートである。
複数のコンテナを垂直方向に接続する例を示す図である。
水平方向の接続を含む複数のコンテナの接続例を示す図である。
配送管理サーバの動作を示すフローチャートである。
ドローンとコンテナとの組合せの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施例の配送システム10の構成例を示す。配送システム10は、配送管理サーバ12と、複数のドローン14を備える。配送管理サーバ12は、LAN・WAN・インターネットを含む通信網16に有線接続され、または無線接続される。複数のドローン14は、通信網16に無線接続される。配送管理サーバ12と複数のドローン14は、通信網16を介して接続される。
【0010】
実施例では、配送すべき荷物が、コンテナ18に収容される。複数のドローン14は、コンテナ18を配送することによりその中に収容された荷物を配送する。図1に示す複数のドローン14は、ドローン14a、ドローン14b、ドローン14c、ドローン14dを含む。複数のドローン14は、いずれも自律飛行の制御が可能である。複数のドローン14と複数のコンテナ18は、配送センタに集積されることとする。
(【0011】以降は省略されています)

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