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公開番号
2024143086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055581
出願日
2023-03-30
発明の名称
情報読取システム
出願人
大王製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
7/10 20060101AFI20241003BHJP(計算;計数)
要約
【課題】無線タグの読取精度を向上できる情報読取システムを提供する。
【解決手段】情報読取システム100は、載置面121A上の読取領域123の本群110A~110Dに付されたRFIDタグ106A~106Eから情報ID1~ID4を読み取る無線タグ読取装置1と、無線タグ読取装置1と載置面121Aとの間、かつ、平面視において無線タグ読取装置1のうちアンテナ部11の領域に配置され、電波を吸収する電波吸収性能を有する電波吸収体108と、を備える。電波吸収体108には、電波吸収体108の読取領域123側とアンテナ部11側とを貫通するように、平面視においてアンテナ部11のうち少なくとも中心C側の一部と重畳する位置に電波通過部109が設けられている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
読取対象の物品が載置される載置面と、
前記載置面側が読取可能となるように前記載置面に露出せずに設置され、前記載置面上の読取領域の前記物品に付された無線タグから情報を読み取る無線タグ読取装置と、
前記無線タグ読取装置と前記載置面との間、かつ、平面視において前記無線タグ読取装置のうちアンテナ部の領域に配置され、電波を吸収する電波吸収性能を有する電波吸収体と、
を備え、
前記電波吸収体には、前記電波吸収体の前記読取領域側と前記アンテナ部側とを貫通するように、平面視において前記アンテナ部のうち少なくとも中心側の一部と重畳する位置に電波通過部が設けられている、
情報読取システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記電波吸収体は、少なくとも前記電波通過部の内壁の全体に前記電波吸収性能を有する、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項3】
前記アンテナ部は平面視において四角形状であり、
前記電波通過部は、平面視において前記読取領域と重畳する位置に、前記読取領域に応じた角孔状で形成される、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項4】
前記無線タグ読取装置及び前記電波吸収体を収容し、外部から前記無線タグ読取装置への電波の進入を遮蔽する電波遮蔽性を有する収容部を備える、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項5】
前記載置面は、読取台の天板の上面であり、
前記収容部は前記天板の下面側に設置され、
前記収容部は上部開口を有し、前記上部開口から前記無線タグ読取装置及び前記電波吸収体を内部に収容し、
前記収容部は、前記上部開口を塞ぐ蓋を有し、
前記蓋は前記電波遮蔽性を有し、
前記蓋は、前記読取領域と対向する位置に開口を有する、
請求項4に記載の情報読取システム。
【請求項6】
前記載置面のうち前記読取領域を除く部分に、外部から前記無線タグ読取装置への電波の進入を遮蔽する電波シールド材が設置される、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項7】
前記無線タグ読取装置は、
前記読取領域に載置されている前記無線タグから情報を読み取る前記アンテナ部と、
前記アンテナ部の動作を制御する読取制御部と、を備え、
前記アンテナ部及び前記読取制御部は、単一の筐体に収容され、
前記アンテナ部は複数のアンテナを有し、
前記複数のアンテナは、前記アンテナ部の中心側でそれぞれの電波放射範囲が重なるように配置される、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項8】
前記複数のアンテナは、前記アンテナ部の中心まわりの周方向に沿って配置され、かつ、前記中心側の前記アンテナ部の上面との距離が、前記アンテナ部の遠心側より大きくなるように傾斜して設置される、
請求項7に記載の情報読取システム。
【請求項9】
前記アンテナ部は平面視において正方形状に形成され、
前記複数のアンテナは、前記アンテナ部内に各アンテナを並列配置可能な大きさの正方形状で形成される、
請求項7に記載の情報読取システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報読取システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどの無線タグを用いて物品の管理を行う技術が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、セルフレジのレジカウンタ上にRFIDリーダを設置し、RFIDタグが付加された商品をRFIDリーダ上に置くことにより当該商品のタグ情報を読み取って精算処理を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-035206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1などに記載の従来の無線タグからの情報読取システムでは、RFIDリーダがカウンタ上に設置されるため、RFIDリーダ上に置いたもの以外のタグ情報を読み取る虞がある。
【0006】
本開示は、無線タグの読取精度を向上できる情報読取システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の一観点に係る情報読取システムは、読取対象の物品が載置される載置面と、前記載置面側が読取可能となるように前記載置面に露出せずに設置され、前記載置面上の読取領域の前記物品に付された無線タグから情報を読み取る無線タグ読取装置と、前記無線タグ読取装置と前記載置面との間、かつ、平面視において前記無線タグ読取装置のうちアンテナ部の領域に配置され、電波を吸収する電波吸収性能を有する電波吸収体と、を備え、前記電波吸収体には、前記電波吸収体の前記読取領域側と前記アンテナ部側とを貫通するように、平面視において前記アンテナ部のうち少なくとも中心側の一部と重畳する位置に電波通過部が設けられている。
【0008】
この態様によれば、無線タグ読取装置と読取領域との間に、電波通過部が設けられる電波吸収体を配置することにより、無線タグ読取装置のタグ情報の読取可能範囲を載置面上の読取領域の範囲に絞り込むことを容易にできる。この結果、この態様の情報読取システムは、読取領域上にある読取対象の無線タグの読取精度を向上できる。
【0009】
本発明の実施形態の他の観点に係る情報読取システムでは、前記電波吸収体は、少なくとも前記電波通過部の内壁の全体に前記電波吸収性能を有する構成でもよい。
【0010】
この態様によれば、電波吸収体は、例えば電波通過部の内壁の全体に該当する部分のみを電波吸収性能を有する材料で形成すれば、アンテナ部から中心に対して外側に広がる方向に出力された電波を内壁で吸収する、という電波吸収体の所望の効果を奏することができる。さらに、電波通過部の内壁の全体に該当する部分以外には、電波吸収性能を有する材料を用いる制約が無いので、内壁に該当しない部分に電波吸収性能を有する材料より安価な材料を用いれば、電波吸収体の製造コストを低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
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