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公開番号2024149378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2024003079
出願日2024-01-12
発明の名称複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法、その電気車両、及びコンピュータープログラム
出願人光陽工業股分有限公司
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241010BHJP(計算;計数)
要約【課題】電気車両の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法を提供する。
【解決手段】 方法は、電気車両に適用される。まず、電気車両内において少なくとも1つの目標バッテリの存在を検知する。目標バッテリが電気車両に存在する場合において、目標バッテリから第1のグループ識別データを取得し、かつ、電気車両に対応する第2のグループ識別データを取得する。そして、第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合するかどうかを判断する。第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合する場合において、目標バッテリを受け入れて、電気車両を起動することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電気車両に適用される、複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法であって、
前記電気車両内において少なくとも1つの目標バッテリの存在を検知することと、
前記目標バッテリが前記電気車両に存在する場合において、前記目標バッテリから第1のグループ識別データを取得することと、
前記電気車両に対応する第2のグループ識別データを取得することと、
前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合するかどうかを判断することと、
前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合する場合において、前記目標バッテリを受け入れて、前記電気車両を起動することができることと、を含む、
複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合しない場合、前記目標バッテリを受け入れず、前記電気車両を起動することができないこと、をさらに含む、請求項1に記載の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
【請求項3】
前記目標バッテリが第1の車両識別データと紐付けられているかどうかを判断することと、
前記目標バッテリが前記第1の車両識別データと紐付けられていて、かつ、前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合しない場合、前記目標バッテリを受け入れず、前記電気車両を起動することができないことと、をさらに含む、
請求項2に記載の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
【請求項4】
前記電気車両に対応する第2の車両識別データを取得することと、
前記目標バッテリを前記第2の車両識別データと紐付けることと、をさらに含む、
請求項1に記載の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
【請求項5】
目標バッテリが第1の車両識別データと紐付けられているかどうかを判断することと、
前記目標バッテリが前記第1の車両識別データと紐付けられていて、かつ、前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合する場合において、前記目標バッテリの前記第1の車両識別データに対応する紐付けを解除し、前記目標バッテリを前記第2の車両識別データと紐付けることと、をさらに含む、
請求項4に記載の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
【請求項6】
前記電気車両が、ネットワークを介して、前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとをリモートサーバに送信することと、
前記リモートサーバを用いて、前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが符合するかどうかを判断し、判断結果を前記ネットワークを介して、前記電気車両に送信することと、をさらに含む、
請求項1に記載の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
【請求項7】
前記電気車両を起動することができることは、前記電気車両の電源スイッチを入れることができること、または、モータを起動することができることである、請求項1に記載の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
【請求項8】
前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが符合しない場合において、前記電気車両の表示ユニットを介して異常通知を表示し、あるいは、ネットワークを介して異常通知を前記電気車両に対応するモバイル装置に送信する、請求項1に記載の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法。
【請求項9】
バッテリ収納ユニットと、記憶ユニットと、処理ユニットと、を含む電気車両であって、
前記バッテリ収納ユニットは、少なくとも1つの目標バッテリを収納するように用いられ、前記目標バッテリは、第1のグループ識別データを有し、
前記記憶ユニットは、前記電気車両に対応する前記第2のグループ識別データを記録し、
前記処理ユニットは、前記バッテリ収納ユニットと前記記憶ユニットとに接続し、前記目標バッテリの存在を検知し、前記目標バッテリが前記電気車両に存在する場合において、前記目標バッテリから前記第1のグループ識別データを取得し、前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合するがどうかを判断し、前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合する場合において、前記目標バッテリを受け入れて、前記電気車両を起動することができるように用いられる、
電気車両。
【請求項10】
機器によりロードされて、複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法を実行するための、電子装置に適用されるコンピュータープログラムであって、
前記電気車両内において少なくとも1つの目標バッテリの存在を検知するための第1のプログラムコードと、
前記目標バッテリが前記電気車両に存在する場合において、前記目標バッテリから第1のグループ識別データを取得するための第2のプログラムコードと、
前記電気車両に対応する第2のグループ識別データを取得するための第3のプログラムコードと、
前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合するかどうかを判断するための第4のプログラムコードと、
前記第1のグループ識別データと前記第2のグループ識別データとが互いに符合する場合において、前記目標バッテリを受け入れて、前記電気車両を起動することができるようにするための第5のプログラムコードと、を含む、
コンピュータープログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ管理方法に関し、特に、複数の電気車両で共有されるバッテリを管理できる方法に関する。本発明はさらに、複数の電気車両で共用されるバッテリを管理できる電気車両とコンピュータープログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境問題への意識の高まりや電気車両の著しい進歩に伴い、電気エネルギーを動力源とする電気車両を開発して、化石燃料を動力源とする従来の車両に代えることが、車両分野において重要な目標となりつつある。よって、電気車両の普及率は、ますます上がっている。電気車両の航続距離の向上や電気車両に対する使用意欲を促進するために、多くの国や都市では、公の場所に充電ステーションやバッテリエネルギーステーションが広く設置されて、電気自動車や電気二輪車に対して充電やバッテリ交換を行なうサービスが提供されている。これによって、電気車両の使用はより便利になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
台湾特許第I705379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の電気車両において、充電式バッテリは、電気車両のメーカーにとって大きなコストの一つであり、且つその充電式バッテリには、ライフサイクルの制限がある。電気スクータのような電気車両にとっては、バッテリがパワー不足状態にある場合、それぞれの充電式バッテリの間でバッテリ容量の差異が大きい場合、又はそれぞれの充電式バッテリの間で使用サイクルの差異が大きい場合、これらの充電式バッテリを組み合わせて電気車両を始動させると、電気車両や充電式バッテリに異常が発生したり寿命が減少したりするおそれがある。
【0005】
従来技術において、バッテリエネルギーステーションでバッテリ交換をしない限り、各電気車両に搭載されるバッテリは、その電気車両でしか使用することができない。しかしながら、郵便局、警察署、飲食店などの一部の企業・組織は、電気車両に対する需要があり、更には複数の電気車両を既に有する場合もある。グループ内の電気車両が従来のバッテリ紐付け技術を使用すると、電気車両とバッテリの使用における柔軟性に欠け、予期せぬ状況が発生した時に制限となる可能性もある。したがって、複数の電気車両のバッテリを如何に適切に管理するかは、業界にとって解決しようとする課題となっている。
【0006】
したがって、本発明の目的は、従来技術の欠点を少なくとも1つ軽減することができる複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法、その電気車両、及びコンピュータープログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一実施形態の電気車両の複数の電気車両に適用可能なバッテリ管理方法は、電気車両に適用される。まず、電気車両内において少なくとも1つの目標バッテリの存在を検知する。目標バッテリが電気車両に存在する場合において、目標バッテリから第1のグループ識別データを取得し、かつ、電気車両に対応する第2のグループ識別データを取得する。そして、第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合するかどうかを判断する。第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合する場合において、目標バッテリを受け入れて、電気車両を起動することができる。
【0008】
本発明に係る一実施形態の電気車両は、バッテリ収納ユニットと、記憶ユニットと、処理ユニットと、を含む。バッテリ収納ユニットは、少なくとも1つの目標バッテリを収納し、目標バッテリは、第1のグループ識別データを有する。記憶ユニットは、電気車両に対応する第2のグループ識別データを記録する。処理ユニットは、バッテリ収納ユニットと記憶ユニットとに接続し、目標バッテリの存在を検知するように用いられる。目標バッテリが電気車両に存在する場合において、処理ユニットは、目標バッテリから第1のグループ識別データを取得し、第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合するがどうかを判断する。第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合する場合において、処理ユニットは、目標バッテリを受け入れて、電気車両を起動することができる。
【0009】
いくつかの実施形態において、第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合しない場合、目標バッテリを受け入れず、電気車両を起動することができない。
【0010】
いくつかの実施形態において、目標バッテリが第1の車両識別データと紐付けられているかどうかを判断することができる。目標バッテリが第1の車両識別データと紐付けられていて、かつ、第1のグループ識別データと第2のグループ識別データとが互いに符合しない場合、目標バッテリを受け入れず、電気車両を起動することができない。
(【0011】以降は省略されています)

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