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公開番号2024149142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062842
出願日2023-04-07
発明の名称共通ワード出力装置及びプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G06F 16/583 20190101AFI20241010BHJP(計算;計数)
要約【課題】デジタルアーカイブデータに関する付加情報をユーザに提供すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る共通ワード出力装置は、複数の画像のそれぞれに関する文章又は単語から、類似度算出用の単語を抽出する単語抽出部と、前記類似度算出用の単語間の類似度を算出する類似度算出部と、前記類似度に基づいて、前記複数の画像間で関連する単語を共通ワードとして決定する共通ワード決定部と、前記共通ワードを出力する共通ワード出力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
複数の画像のそれぞれに関する文章又は単語から、類似度算出用の単語を抽出する単語抽出部と、
前記類似度算出用の単語間の類似度を算出する類似度算出部と、
前記類似度に基づいて、前記複数の画像間で関連する単語を共通ワードとして決定する共通ワード決定部と、
前記共通ワードを出力する共通ワード出力部と、
を備える共通ワード出力装置。
続きを表示（約 900 文字）【請求項２】
前記単語抽出部は、前記複数の画像のうちの第１画像を認識することにより前記第１画像に関する前記文章を作成し、該文章を形態素に分割して前記類似度算出用の単語を抽出する、
請求項１に記載の共通ワード出力装置。
【請求項３】
前記複数の画像のうちの第２画像と前記第２画像に対応する前記文章とを紐付けて記憶している記憶部をさらに備え、
前記単語抽出部は、前記記憶部から前記第２画像に対応する前記文章を読み出し、該文章を形態素に分割して前記類似度算出用の単語を抽出する、
請求項１に記載の共通ワード出力装置。
【請求項４】
前記単語抽出部は、少なくとも１つの前記文章を構成する単語の一部を除外することにより、該文章から、前記類似度算出用の単語を抽出する、
請求項１に記載の共通ワード出力装置。
【請求項５】
前記類似度算出部は、前記類似度算出用の単語を表す単語ベクトルを作成し、前記単語ベクトルのコサイン類似度を、前記類似度算出用の単語間の類似度として算出する、
請求項１に記載の共通ワード出力装置。
【請求項６】
前記単語ベクトルは、単語を特徴量に変換する学習済みモデルを用いて作成される、
請求項５に記載の共通ワード出力装置。
【請求項７】
前記共通ワード出力部は、前記共通ワードが複数存在する場合、前記共通ワードと前記複数の画像のうちのいずれかの画像との間の類似度が高いほど大きくするように前記共通ワードを出力する、
請求項１に記載の共通ワード出力装置。
【請求項８】
コンピュータに、
複数の画像のそれぞれに関する文章又は単語から、類似度算出用の単語を抽出することと、
前記類似度算出用の単語間の類似度を算出することと、
前記類似度に基づいて、前記複数の画像間で関連する単語を共通ワードとして決定することと、
前記共通ワードを出力することと、
を含む処理を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、共通ワード出力装置及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、不特定多数の顧客を対象としてＷｅｂ３Ｄにより美術館データベースに格納する絵画等の美術品画像を配信するシステムが開示されている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００３－２９６５８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載のシステムでは、「バーチャル美術館のメーンメニュー画面から、展示品リストを選択すると、ギャラリーに展示されている全作品のサムネイル・パノラマ画像が表示される。その中から所望の絵か彫刻を選ぶと、その彫刻が展示してある中庭へウォークスルー画面で案内してくれる。」ものであった。
【０００５】
このような美術品に限らず、デジタルアーカイブされたデータ（デジタルアーカイブデータと呼ぶ）の利活用促進にあたり、様々な作品群をユーザに分かりやすくするために見せ方を工夫することや、デジタルアーカイブデータの個々の知識を習得させるための努力がなされている。
【０００６】
デジタルアーカイブデータの更なる利活用促進のために、デジタルアーカイブデータ自体の情報をユーザに提供するだけでなく、更なる付加情報をユーザに提供することができる仕組みが求められている。
【０００７】
本開示は、上記に鑑みて、デジタルアーカイブデータに関する付加情報をユーザに提供することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の一態様に係る共通ワード出力装置は、複数の画像のそれぞれに関する文章又は単語から、類似度算出用の単語を抽出する単語抽出部と、前記類似度算出用の単語間の類似度を算出する類似度算出部と、前記類似度に基づいて、前記複数の画像間で関連する単語を共通ワードとして決定する共通ワード決定部と、前記共通ワードを出力する共通ワード出力部と、を備える。
【発明の効果】
【０００９】
本開示の一態様によれば、デジタルアーカイブデータに関する付加情報をユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本開示の一実施形態に係る作品配信システムの概略構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係る共通ワード出力装置のハードウェア構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係る共通ワード出力装置の機能構成例を示すブロック図
本開示の一実施形態に係る、作品と作品説明文との紐付けを説明するための図
本開示の一実施形態に係る、類似度算出に用いられる単語リストの作成例を説明するための図
本開示の一実施形態に係る類似度テーブルの一例を示す図
本開示の一実施形態に係る、ユーザデバイスの画面表示例を示す図
本開示の一実施形態に係る共通ワード決定を説明するための図
本開示の一実施形態に係る、ユーザデバイスの画面表示例を示す図
本開示の一実施形態に係る、ユーザデバイスの画面表示例を示す図
本開示の一実施形態に係る、共通ワード出力装置の動作例を示すフローチャート
本開示の一実施形態に係る、共通ワード出力装置の動作例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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