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公開番号2024149000
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062624
出願日2023-04-07
発明の名称ポイントシステム
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20241010BHJP(計算;計数)
要約【課題】ポイントの利用がユーザの不利益となるのを防止する。
【解決手段】システム1は、取引における支払金に交換可能なポイントをユーザUに付与する。取引では、キャッシュレス決済で支払金の支払いが行われる。ランク決定部111は、キャッシュレス決済における決済金の額がランク判定金額以上の取引の回数に基づいて、ユーザUのランクを決定する。ポイント付与部112は、決済金に対して、ランクに対応する付与率のポイントを付与する。ポイント決定部310は、支払金の額からランク判定金額を差し引いた差分金額に基づいて、ユーザUに付与されたポイントのうち支払金に交換するポイントの値を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
取引における支払金に交換可能なポイントをユーザに付与するポイントシステムであって、
前記取引では、所定の決済方法で前記支払金の支払いが行われ、
前記決済方法における決済金の額が所定金額以上の取引の回数に基づいて、前記ユーザのランクを決定するランク決定部と、
前記決済金に対して、前記ランクに対応する付与率のポイントを付与するポイント付与部と、
前記支払金の額から前記所定金額を差し引いた差分金額に基づいて、前記ユーザに付与されたポイントのうち前記支払金に交換するポイントの値を決定するポイント決定部と、
を備えるポイントシステム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記ポイント決定部は、前記差分金額が0より多い場合、前記差分金額に対応する値を上限として前記ポイントを前記支払金に交換する、
請求項1記載のポイントシステム。
【請求項3】
前記ポイント決定部は、前記差分金額が0の場合、前記ポイントを前記支払金に交換しない、
請求項1記載のポイントシステム。
【請求項4】
前記ポイント決定部は、前記差分金額が0より少ない場合、前記支払金の額に対応する値を上限として前記ポイントを前記支払金に交換する、
請求項1記載のポイントシステム。
【請求項5】
前記ポイント付与部は、前記決済金に対して、前記ランク毎に設定された基準金額毎に単位ポイントを付与し、
前記ポイント決定部は、前記基準金額の自然数倍のうち、前記支払金の額以下、かつ前記支払金の額に最も近い金額をポイント対象金額とし、前記ポイント対象金額を前記支払金の額から差し引いた端数金額と、前記差分金額とに基づいて、前記ポイントの値を決定する、
請求項1記載のポイントシステム。
【請求項6】
前記ポイント決定部は、前記差分金額が0より多く、かつ、前記端数金額が前記差分金額よりも少ない場合、前記端数金額に対応する値の前記ポイントを前記支払金に交換し、前記差分金額が0より多く、かつ、前記端数金額が前記差分金額よりも多い場合、前記差分金額に対応する値の前記ポイントを前記支払金に交換する、
請求項5記載のポイントシステム。
【請求項7】
前記ポイント決定部は、前記差分金額が0より少なく、かつ、前記端数金額が0より多い場合、前記端数金額に対応する値の前記ポイントを前記支払金に交換し、前記差分金額が0より少なく、かつ、前記端数金額が0の場合、前記ポイントを前記支払金に交換しない、
請求項5記載のポイントシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポイントシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、店舗等において、支払金額に応じたポイントを顧客に付与することで、顧客の購買意欲を高める取り組みがなされている。ポイントは、例えば店舗等における支払いに使用可能である。例えば、下記特許文献1には、顧客の取引実績に応じて顧客をランク分けし、ランクに応じた付与率でポイントを付与する店舗システムが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-87028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
顧客の取引実績を評価する指標の一例として、店舗等における顧客の取引回数が用いられる場合がある。取引回数のカウントに際して、最低取引金額が設けられている場合がある。具体的には、例えば「200円以上の買い物をカウント対象とし、200円未満の買い物はカウント対象としない」等のルールが設けられている場合がある。顧客がポイントを使用する際、ポイント使用後の金額が最低取引金額を満たさないと、顧客のランクが低くなる可能性がある。すなわち、ポイントの利用が顧客の不利益になる可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、ポイントの利用がユーザの不利益となるのを防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るポイントシステムは、取引における支払金に交換可能なポイントをユーザに付与するポイントシステムであって、前記支払金額が所定金額以上の取引の回数に基づいて、前記ユーザのランクを決定するランク決定部と、前記支払金に対して、前記ランクに対応する付与率のポイントを付与するポイント付与部と、前記支払金額から前記所定金額を差し引いた差分金額に基づいて、前記ユーザに付与されたポイントのうち前記支払金に交換するポイントの値を決定するポイント決定部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、ポイントの利用がユーザの不利益となるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るシステム1の構成を示すブロック図である。
サーバ10の構成を示すブロック図である。
店舗端末20の構成を示すブロック図である。
ユーザ端末30の構成を示すブロック図である。
ユーザデータベースDB1の一例を模式的に示す図である。
決済アプリケーションの表示画面D1の模式図である。
決済金額に対するポイントの付与率を示す表である。
ランクボーナスの決定方法を模式的に示す図である。ラ
決済データベースDB2の一例を模式的に示す図である。
決済金額とランク判定金額との関係を模式的に示す図である。
差分金額とポイント対象金額と端数金額との関係の一例を示す図である。
差分金額とポイント対象金額と端数金額との関係の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態
A-1.システム構成
図1は、実施形態に係るシステム1の構成を示すブロック図である。システム1は、取引における支払金に交換可能なポイントをユーザUに付与するポイントシステムの一例である。取引では、所定の決済方法で支払金の支払いが行われる。本実施形態において、所定の決済方法とは、キャッシュレス決済である。ポイントシステムにおいて付与されるポイントは、キャッシュレス決済を利用した支払いに対して付与される。システム1は、キャッシュレス決済を実現するための決済システムを兼ねている。
【0010】
システム1は、サーバ10、店舗端末20およびユーザ端末30を含む。サーバ10、店舗端末20およびユーザ端末30は、それぞれネットワークNに接続されている。図1では、店舗端末20およびユーザ端末30がそれぞれ1台ずつ図示されているが、店舗端末20またはユーザ端末30の少なくとも一方が、システム1に複数台含まれていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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