TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024148856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062352
出願日
2023-04-06
発明の名称
電池識別システム、電池識別方法、及び電池識別プログラム
出願人
横河電機株式会社
,
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
31/378 20190101AFI20241010BHJP(測定;試験)
要約
【課題】電池の種類を識別する精度を向上させる。
【解決手段】電池識別システム10は、感知面と、感知面に配置された複数の磁気素子とを有する感知部20と、互いに電気接続された複数の電池セル52を含む電池50の外表面51に感知面が対向させられた状態で、複数の磁気素子を用いて外表面51の磁場分布を測定する測定部30と、基準の磁場分布を示す基準データ12を参照して、測定部30により測定された磁場分布を基準の磁場分布と比較することで、電池50の種類を識別し、識別した種類に関する情報を電池情報13として出力する演算部40とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
感知面と、前記感知面に配置された複数の磁気素子とを有する感知部と、
互いに電気接続された複数の電池セルを含む電池の外表面に前記感知面が対向させられた状態で、前記複数の磁気素子を用いて前記外表面の磁場分布を測定する測定部と、
基準の磁場分布を示す基準データを参照して、前記測定部により測定された磁場分布を前記基準の磁場分布と比較することで、前記電池の種類を識別し、識別した種類に関する情報を電池情報として出力する演算部と
を備える電池識別システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記測定部は、前記複数の電池セルのうち少なくとも1つの電池セルの端面に沿って前記複数の磁気素子が並ぶように前記感知面が前記外表面に対向させられた状態で、前記外表面の磁場分布を測定する請求項1に記載の電池識別システム。
【請求項3】
前記測定部は、前記複数の電池セルのうち2つ以上の電池セルの端面を横切って前記複数の磁気素子が並ぶように前記感知面が前記外表面に対向させられた状態で、前記外表面の磁場分布を測定する請求項1に記載の電池識別システム。
【請求項4】
前記測定部は、前記2つ以上の電池セルのそれぞれの端面に沿って前記複数の磁気素子が並ぶように前記感知面が前記外表面に対向させられた状態で、前記外表面の磁場分布を測定する請求項3に記載の電池識別システム。
【請求項5】
前記感知部は、前記測定部により前記外表面の磁場分布が測定される際に、前記電池に対して固定される請求項1に記載の電池識別システム。
【請求項6】
前記感知部は、前記測定部により前記外表面の磁場分布が測定される際に、前記複数の電池セルが並ぶ方向に沿って移動させられる請求項1に記載の電池識別システム。
【請求項7】
前記感知部は、前記測定部により前記外表面の磁場分布が測定される際に、前記複数の電池セルが並ぶ方向と直交する方向に沿って移動させられる請求項1に記載の電池識別システム。
【請求項8】
前記演算部は、前記測定部により測定された磁場分布に含まれる各磁場測定値を、各磁場測定値が測定された位置に応じて重み付けしたうえで、前記測定部により測定された磁場分布を前記基準の磁場分布と比較する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電池識別システム。
【請求項9】
前記基準データは、前記基準の磁場分布を関数として示すデータであり、
前記演算部は、前記測定部により測定された磁場分布を関数に変換したうえで、前記測定部により測定された磁場分布を前記基準の磁場分布と比較する請求項1に記載の電池識別システム。
【請求項10】
前記複数の電池セルの各電池セルは、第1端面と、前記第1端面の逆側に位置する第2端面とを有するとともに、前記第1端面寄りに配置された正極の集電体と、前記第2端面寄りに配置された負極の集電体とを内部に有し、
前記測定部は、前記複数の電池セルのうち少なくとも1つの電池セルの第1端面及び第2端面のいずれか一方に前記感知面が対向させられた状態で、前記外表面の磁場分布を測定する請求項1に記載の電池識別システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池識別システム、電池識別方法、及び電池識別プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池に電流を印加した際に磁気を測定して電池の電流分布を求め、電流分布が正常かどうかによって電池が正常か異常かを判定する検査装置が開示されている。特許文献2には、電池の複数の劣化パラメータを算出し、全ての劣化パラメータが基準範囲内である場合に電池が純正品であると判定し、少なくとも1つの劣化パラメータが基準範囲外である場合に電池が非純正品であると判定する電池診断システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-187951号公報
特開2020-169932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている検査装置は、電池内部の短絡を検出するためのものであり、電池の真贋判定を行うことはできない。特許文献2に開示されている電池診断システムは、電池の劣化パラメータによって真贋判定を行うものであるが、純正品であっても劣化の状態又は過程は電池ごと及び経過時間ごとに異なるため、判定を誤るおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、電池の種類を識別する精度を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
幾つかの実施形態に係る電池識別システム、電池識別方法、及び電池識別プログラムについて以下に記載する。
【0007】
[1]
感知面と、前記感知面に配置された複数の磁気素子とを有する感知部と、
互いに電気接続された複数の電池セルを含む電池の外表面に前記感知面が対向させられた状態で、前記複数の磁気素子を用いて前記外表面の磁場分布を測定する測定部と、
基準の磁場分布を示す基準データを参照して、前記測定部により測定された磁場分布を前記基準の磁場分布と比較することで、前記電池の種類を識別し、識別した種類に関する情報を電池情報として出力する演算部と
を備える電池識別システム。
【0008】
このような電池識別システムにおいては、製造時から変化しにくい物理的な特性によって電池の種類が識別されるため、電池の種類を識別する精度が向上する。
【0009】
[2]
前記測定部は、前記複数の電池セルのうち少なくとも1つの電池セルの端面に沿って前記複数の磁気素子が並ぶように前記感知面が前記外表面に対向させられた状態で、前記外表面の磁場分布を測定する[1]に記載の電池識別システム。
【0010】
このような電池識別システムにおいては、特徴が出やすい電池セルの端面の磁場分布が測定されるため、電池の種類を識別する精度が更に向上する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
横河電機株式会社
エイリアス検証
12日前
横河電機株式会社
故障診断システム
17日前
横河電機株式会社
対策支援システムおよび対策支援方法
17日前
横河電機株式会社
電池の状態判定方法及び状態判定システム
22日前
横河電機株式会社
情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
3日前
横河電機株式会社
画像解析装置、画像解析方法、および画像解析プログラム
16日前
横河電機株式会社
制御機器、設定方法、設定プログラム、および情報処理装置
16日前
横河電機株式会社
統合管理システム、統合管理方法および統合管理プログラム
17日前
横河電機株式会社
生産管理システム、生産管理方法および生産管理プログラム
17日前
横河電機株式会社
装置、方法、コントローラ、細胞培養システム、およびプログラム
9日前
横河電機株式会社
テキストから画像へのモデルを使用して、異常検出モデルをトレーニングおよび/または検証するための合成画像を生成すること
11日前
個人
粒子分析装置
2日前
個人
アクセサリー型テスター
3日前
東レ株式会社
シート状物の検査方法
17日前
株式会社ミツトヨ
画像測定機
4日前
エイブリック株式会社
電流検出回路
16日前
栄進化学株式会社
浸透探傷用濃縮液
9日前
株式会社テイエルブイ
振動検出装置
2日前
株式会社チノー
放射光測温装置
16日前
ダイハツ工業株式会社
試料セル
2日前
株式会社 キョーワ
食品搬送装置
16日前
大和製衡株式会社
計量装置
9日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
16日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
3日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
16日前
理研計器株式会社
ガス検出器
4日前
理研計器株式会社
ガス検出器
4日前
理研計器株式会社
ガス検出器
4日前
大成建設株式会社
画像表示システム
12日前
理研計器株式会社
ガス検出器
4日前
理研計器株式会社
ガス検出器
4日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
16日前
富士電機株式会社
エンコーダ
17日前
株式会社熊谷組
計測システム
9日前
株式会社ニコン
検出装置
2日前
株式会社 システムスクエア
検査装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る