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公開番号2025050392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159159
出願日2023-09-22
発明の名称電池の状態判定方法及び状態判定システム
出願人横河電機株式会社,本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01M 10/48 20060101AFI20250327BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池の測定負担を増やさずに電池の状態の判定精度を向上できる電池の状態判定方法及び状態判定システムを提供する。
【解決手段】電池60の状態判定方法は、機器80に搭載されている電池60の磁場を磁気測定部20で測定した測定値を取得することと、電池60の磁場の測定値と電池60の磁場の基準値とに基づいて磁気測定部20の相対位置に関する情報を算出することと、磁気測定部20の相対位置に関する情報に基づいて電池60の状態を判定することとを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機器に搭載されている電池の磁場を磁気測定部で測定した測定値を取得することと、
前記電池の磁場の測定値と前記電池の磁場の基準値とに基づいて前記磁気測定部の相対位置に関する情報を算出することと、
前記磁気測定部の相対位置に関する情報に基づいて前記電池の状態を判定することと
を含む、電池の状態判定方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記磁気測定部の相対位置に関する情報が異常判定条件を満たす場合に、前記電池が異常であると判定することを含む、請求項1に記載の電池の状態判定方法。
【請求項3】
前記磁気測定部の相対位置に関する情報として、前記磁気測定部の相対位置の補正係数を算出することを含む、請求項2に記載の電池の状態判定方法。
【請求項4】
前記磁気測定部で前記電池の磁場を測定するために、前記磁気測定部を1つの走査方向に沿って移動させることを含む、請求項1から3までのいずれか一項に記載の電池の状態判定方法。
【請求項5】
前記磁気測定部を、前記走査方向に交差する方向に周期的又は非周期的に並ぶ複数の位置のそれぞれにずらして、各位置から前記走査方向に沿って移動させることを含む、請求項4に記載の電池の状態判定方法。
【請求項6】
前記磁気測定部を、前記電池の磁場の基準値を測定したときの前記走査方向への移動を開始した各位置にずらして、各位置から前記走査方向に沿って移動させることを含む、請求項5に記載の電池の状態判定方法。
【請求項7】
前記磁気測定部を、少なくとも第1の方向及び第2の方向を含む複数の方向のそれぞれに移動させて前記電池の磁場の測定値を取得することと、
前記第1の方向に前記磁気測定部を移動させて得られた第1の測定値と前記第2の方向に前記磁気測定部を移動させて得られた第2の測定値とに基づいて前記走査方向を決定することと
を含む、請求項4に記載の電池の状態判定方法。
【請求項8】
前記電池を搭載している機器の種類に基づいて定まる走査範囲で前記磁気測定部を移動させることを含む、請求項4に記載の電池の状態判定方法。
【請求項9】
磁気測定部と、請求項1から3までのいずれか一項に記載の電池の状態判定方法を実行する制御装置とを備える、電池の状態判定システム。
【請求項10】
前記電池に対して前記磁気測定部を移動させる移動装置を更に備え、
前記移動装置は、前記電池を搭載している機器が設置されている面と、前記電池との間で移動するように構成されている、請求項9に記載の電池の状態判定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池の状態判定方法及び状態判定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、検査対象となる電池の電流分布と正常な電流分布とを比較することによって電池を検査する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-187951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
正常な電流分布の比較対象とする電池の電流分布は、電流の測定装置の位置を電池の基準位置に合わせた状態で測定される。電池の電流分布の測定精度は、電池の基準位置に対する測定装置の位置ずれの影響を受ける。電池の電流分布の測定結果に基づいて電池の状態を判定する場合に、測定負担を増やさずに判定精度を向上することが求められる。
【0005】
本開示は、上述の点に鑑みてなされたものであり、電池の測定負担を増やさずに電池の状態の判定精度を向上できる電池の状態判定方法及び状態判定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)幾つかの実施形態に係る電池の状態判定方法は、機器に搭載されている電池の磁場を磁気測定部で測定した測定値を取得することと、前記電池の磁場の測定値と前記電池の磁場の基準値とに基づいて前記磁気測定部の相対位置に関する情報を算出することと、前記磁気測定部の相対位置に関する情報に基づいて前記電池の状態を判定することとを含む。このようにすることで、電池と磁気測定部との位置ずれが許容される。その結果、電池を機器から外さずに測定しても電池の状態の判定精度が高められる。
【0007】
(2)上記(1)に記載の電池の状態判定方法は、前記磁気測定部の相対位置に関する情報が異常判定条件を満たす場合に、前記電池が異常であると判定することを含んでよい。このようにすることで、測定値を補正せずに電池が異常であると判定される。つまり、不要な補正動作が省略される。その結果、制御装置の動作負荷が軽くなる。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)に記載の電池の状態判定方法は、前記磁気測定部の相対位置に関する情報として、前記磁気測定部の相対位置の補正係数を算出することを含んでよい。このようにすることで、電池と磁気測定部との位置ずれが許容される。
【0009】
(4)上記(1)から(3)までのいずれか1つに記載の電池の状態判定方法は、前記磁気測定部で前記電池の磁場を測定するために、前記磁気測定部を1つの走査方向に沿って移動させることを含んでよい。このようにすることで、制御装置は、電池が生じる磁場の分布を測定できる。
【0010】
(5)上記(4)に記載の電池の状態判定方法は、前記磁気測定部を、前記走査方向に交差する方向に周期的又は非周期的に並ぶ複数の位置のそれぞれにずらして、各位置から前記走査方向に沿って移動させることを含んでよい。このようにすることで、制御装置は、電池が生じる磁場の面状の分布を測定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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