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公開番号
2025072165
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182739
出願日
2023-10-24
発明の名称
情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04L
41/0816 20220101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】既設システムから新設システムへの移行を効率よく実施することを課題とする。
【解決手段】情報提供システムは、プラントの機器を制御するコントローラのコンポーネントに設定されたタグにアクセスする操作画面を提供する制御装置と、タグの情報を管理する管理装置とを有する。管理装置は、第1システムから、第1コントローラの第1コンポーネントに設定された第1タグに関する第1タグ情報を受信し、第2システムから、第2コントローラの第2コンポーネントに設定された第2タグに関する第2タグ情報を取得する取得部と、第1タグ情報および第2タグ情報を基にして、有効なタグが第1タグから第2タグに変化したか否かを検出し、検出結果を制御装置に通知する変化通知部と、を有する。制御装置は、検出結果を基にして、有効なタグへのアクセス先を、第2コントローラに変更する設定変更部を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
プラントの機器を制御するコントローラのコンポーネントに設定されたタグにアクセスする操作画面を提供する制御装置と、前記タグの情報を管理する管理装置とを有する情報提供システムであって、
前記管理装置は、
第1システムから、第1コントローラの第1コンポーネントに設定された第1タグに関する第1タグ情報を受信し、第2システムから、第2コントローラの第2コンポーネントに設定された第2タグに関する第2タグ情報を取得する取得部と、
前記第1タグ情報および前記第2タグ情報を基にして、有効なタグが前記第1タグから前記第2タグに変化したか否かを検出し、検出結果を前記制御装置に通知する変化通知部と、を有し、
前記制御装置は、
前記検出結果を基にして、前記有効なタグへのアクセス先を、前記第2コントローラに変更する設定変更部、
を有することを特徴とする情報提供システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1システムは、前記制御装置と前記第1コントローラとの間の通信を中継する通信中継装置を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記取得部は、前記第1タグ情報として、前記通信中継装置から、前記通信中継装置の識別情報、前記第1タグの識別情報、前記第1タグに関する通信品質を取得することを特徴とする請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記取得部は、前記第2タグ情報として、前記第2コントローラから、前記第2コントローラの識別情報、前記第2タグの識別情報、前記第2タグに関する通信品質を取得することを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記変化通知部は、前記第1タグ情報に含まれる通信品質と、前記第2タグ情報に含まれる通信品質とを基にして、同一の識別情報に対応するタグが、前記第1タグから前記第2タグに変化したか否かを検出することを特徴とする請求項4に記載の情報提供システム。
【請求項6】
前記変化通知部は、前記第1タグ情報に含まれる通信品質よりも、前記第2タグ情報に含まれる通信品質の方が良い通信品質の場合に、前記同一の識別情報に対応するタグが、前記第1タグから前記第2タグへの変化を検出することを特徴とする請求項5に記載の情報提供システム。
【請求項7】
前記設定変更部は、前記検出結果を基にして、前記同一の識別情報に対応するタグへのアクセス先を、前記通信中継装置から、前記第2コントローラに変更することを特徴とする請求項5または6に記載の情報提供システム。
【請求項8】
前記管理装置は、前記第1タグから前記第2タグへの移行状況を表示する表示制御部を更に有することを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載の情報提供システム。
【請求項9】
プラントの機器を制御するコントローラのコンポーネントに設定されたタグにアクセスする操作画面を提供する制御装置と、前記タグの情報を管理する管理装置とを有する情報提供システムの情報提供方法であって、
前記管理装置が、第1システムから、第1コントローラの第1コンポーネントに設定された第1タグに関する第1タグ情報を受信し、
前記管理装置が、第2システムから、第2コントローラの第2コンポーネントに設定された第2タグに関する第2タグ情報を取得し、
前記管理装置が、前記第1タグ情報および前記第2タグ情報を基にして、有効なタグが前記第1タグから前記第2タグに変化したか否かを検出し、検出結果を前記制御装置に通知し、
前記制御装置が、前記検出結果を基にして、前記有効なタグへのアクセス先を、前記第2コントローラに変更する、
処理を実行する情報提供方法。
【請求項10】
コンピュータに、
第1システムから、プラントの機器を制御する第1コントローラの第1コンポーネントに設定された第1タグに関する第1タグ情報を受信し、
第2システムから、前記プラントの機器を制御する第2コントローラの第2コンポーネントに設定された第2タグに関する第2タグ情報を取得し、
前記第1タグ情報および前記第2タグ情報を基にして、有効なタグが前記第1タグから前記第2タグに変化したか否かを検出し、検出結果を制御装置に通知する
処理を実行させる情報提供プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
プラントに対して、オートメーションシステムを導入することで、各種の製品を製造するためのプロセスを自動化している。たとえば、特許文献1には、オートメーションシステムに関する技術が開示されている。
【0003】
なお、既設のオートメーションシステム(以下、既設システム)を新設のオートメーションシステム(以下、新設システム)へ移行する場合、可能な限り、ホットカットオーバーと呼ばれる手法で、システム移行を行うことが求められる。
【0004】
ホットカットオーバーとは、プラントの操業を止めることなく、制御ループ単位で、現場機器との配線を既設システムのI/O(Input/Output)から、新設システムのI/Oへ繋ぎ変え、I/Oと結合されている機能ブロックも同時に既設システムから新設システムへ移行する手法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-46438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来では、既設システムから新設システムへの移行を効率よく実施することができない場合があった。
【0007】
たとえば、図4のシステム構成を前提に、既設システムの全てのI/O・機能ブロックが、新設システムのI/O・機能ブロックへ切り替わるまでは、既設システムと新設システムのI/O・機能ブロックが混在する形でプラントの操業を継続することになる。ここで、プラントの操業で使用されるHMI(Human Machine Interface)で使用するタグの割付を、既設システムから新設システムへ変更する際、短時間でその割付を終了させる必要がある。かかる作業に時間がかかりすぎると、移行対象の制御ループがタイムリーに再開できなくなり、プラントを止めざるを得ない状況に陥る可能性が高くなる。
【0008】
また、図4とは違って、既設システムと新設システムの両方のHMIを稼働した状態でのホットカットオーバーの場合、プラントの操作監視オペレータを含む作業員のチームは、ホットカットオーバーの対象となるタグの関連図面を作業前に毎回確認する。この際、ホットカットオーバー中に発生が懸念されるイベントに対応するためのリスク評価と、それらのイベントに対応するためにプラントの操業方法の変更箇所と複雑な手順を、新旧HMIの画面コピーを使って確認する。しかしながら、システムの移行期間中は、毎回監視できるタグが新旧HMIで変わり、その新旧HMIを操作してイベントに対応する必要があり、ヒューマンエラーの確率が高くなり、プラントのシャットダウン等を招く可能性がある。
【0009】
一つの側面では、既設システムから新設システムへの移行を効率よく実施することを支援することができる情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一側面にかかる情報提供システムは、プラントの機器を制御するコントローラのコンポーネントに設定されたタグにアクセスする操作画面を提供する制御装置と、タグの情報を管理する管理装置とを有する。管理装置は、第1システム(例えば、既設システム)から、第1コントローラの第1コンポーネントに設定された第1タグに関する第1タグ情報を受信し、第2システム(例えば、新設システム)から、第2コントローラの第2コンポーネントに設定された第2タグに関する第2タグ情報を取得する取得部と、第1タグ情報および第2タグ情報を基にして、有効なタグが第1タグから第2タグに変化したか否かを検出し、検出結果を制御装置に通知する変化通知部と、を有する。制御装置は、検出結果を基にして、有効なタグへのアクセス先を、第2コントローラに変更する設定変更部を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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