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公開番号
2025077626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189961
出願日
2023-11-07
発明の名称
フィールド機器及び診断方法
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20250512BHJP(制御;調整)
要約
【課題】フィールド機器の診断の効率化を図ること。
【解決手段】フィールド通信を行うことが可能なフィールド機器20において、記憶部211には、フィールド通信を用いて受信された診断スクリプトであって、フィールド機器20において実行される診断処理の手順が記載された診断スクリプトが保存され、プロセッサ212は、記憶部211に保存された診断スクリプトを実行することによりフィールド機器20の診断を行う。例えば、プロセッサ212は、診断スクリプトを実行することにより、フィールド機器20において発生したアラーム情報の取得、フィールド機器20のファームウェアの更新、フィールド機器の内部変数の取得、または、フィールド機器のゼロ点調整を実施する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
フィールド通信を行うことが可能なフィールド機器であって、
前記フィールド通信を用いて受信されたスクリプトであって、前記フィールド機器において実行される診断処理の手順が記載された前記スクリプトである診断スクリプトが保存される記憶部と、
前記記憶部に保存された前記診断スクリプトを実行することにより前記フィールド機器の診断を行うプロセッサと、
を具備するフィールド機器。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、前記診断スクリプトの実行指示に従って前記診断スクリプトを実行する、
請求項1に記載のフィールド機器。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記診断スクリプトを実行することにより、前記フィールド機器において発生したアラーム情報を取得する、
請求項1に記載のフィールド機器。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記診断スクリプトを実行することにより、前記フィールド機器のファームウェアを更新する、
請求項1に記載のフィールド機器。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記診断スクリプトを実行することにより、前記フィールド機器の内部変数を取得する、
請求項1に記載のフィールド機器。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記診断スクリプトを実行することにより、前記フィールド機器のゼロ点調整を実施する、
請求項1に記載のフィールド機器。
【請求項7】
フィールド通信を行うことが可能なフィールド機器の診断方法であって、
前記フィールド機器が有するプロセッサが、
前記フィールド通信を用いて受信されたスクリプトであって、前記フィールド機器において実行される診断処理の手順が記載された前記スクリプトである診断スクリプトを記憶部に保存し、
前記記憶部に保存された前記診断スクリプトを実行することにより前記フィールド機器の診断を行う、
診断方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フィールド機器及び診断方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
圧力伝送器や流量計等のフィールド機器の診断時には、まず、ユーザが診断対象のフィールド機器に設定されているパラメータをフィールド機器から読み出す指示をフィールド機器に与える。次いで、ユーザからの指示に従って、フィールド機器は自機に設定されているパラメータをユーザへ送信する。以上の処理が、診断対象のフィールド機器から読み出したいパラメータごとに繰り返し実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-126688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、診断対象のフィールド機器が複数台存在する場合等には、ユーザが一台ずつ診断を行う必要があるため、手間がかかる。また、フィールド機器の診断に併せてフィールド機器の動作変更や機能の有効化・無効化のためにフィールド機器のパラメータの変更が行われる際には、ユーザがパラメータの変更を手動で行っているため、さらに手間がかかるとともに人的ミスが発生しやすい。
【0005】
そこで、本開示では、フィールド機器の診断の効率化を図ることができる技術を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のフィールド機器は、フィールド通信を行うことが可能であり、記憶部と、プロセッサとを有する。前記記憶部には、前記フィールド通信を用いて受信されたスクリプトであって、前記フィールド機器において実行される診断処理の手順が記載された前記スクリプトである診断スクリプトが保存される。前記プロセッサは、前記記憶部に保存された前記診断スクリプトを実行することにより前記フィールド機器の診断を行う。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、フィールド機器の診断の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施例1に係る診断システムの構成例を示す図である。
本開示の実施例1に係るフィールド機器の構成例を示す図である。
本開示の実施例1に係る診断システムにおける処理手順の一例を示す図である。
本開示の実施例1に係る診断スクリプトの例を示す図である。
本開示の実施例1に係る診断スクリプトの例を示す図である。
本開示の実施例1に係る診断スクリプトの例を示す図である。
本開示の実施例2に係る診断システムの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例において、同一の部位または同一の処理には同一の符号を付すことにより重複する説明を省略することがある。
【0010】
[実施例1]
<診断システムの構成>
図1は、本開示の実施例1に係る診断システムの構成例を示す図である。図1において、診断システム1は、ホスト機器10と、第一フィールド機器20-1と、第二フィールド機器20-2とを有する。ホスト機器10と第一フィールド機器20-1とは相互にフィールド通信を行うことが可能であり、ホスト機器10と第二フィールド機器20-2とは相互にフィールド通信を行うことが可能である。以下では、第一フィールド機器20-1及び第二フィールド機器20-2を「フィールド機器20」と総称することがある。フィールド機器20の一例として、圧力伝送器、温度伝送器、マルチバリアブル伝送器、流量計等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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