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公開番号2024148647
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061972
出願日2023-04-06
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人個人
代理人個人
主分類H04N 21/485 20110101AFI20241010BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザによるコンテンツの視聴時に該ユーザの快適性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】本開示の情報処理装置は、ユーザが視聴するコンテンツの音量を自動で調節する情報処理装置である。この情報処理装置は、所定の撮影装置によって撮影された撮影画像データであって、ユーザによるコンテンツの視聴時の該ユーザの表情画像を表す第1撮影画像データを取得することと、ユーザがコンテンツを視聴する際に該ユーザが感じる快不快の状態である快適性状態を、所定の画像データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに第1撮影画像データを入力することで取得することと、快適性状態に基づいて、ユーザによるコンテンツの視聴時に該ユーザの快適性が向上するように該コンテンツの音量を自動で調節することと、を実行する制御部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定の撮影装置によって撮影された撮影画像データであって、ユーザによるコンテンツの視聴時の該ユーザの表情画像を表す第1撮影画像データを取得することと、
前記ユーザが前記コンテンツを視聴する際に該ユーザが感じる快不快の状態である快適性状態を、所定の画像データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに前記第1撮影画像データを入力することで取得することと、
前記快適性状態に基づいて、前記ユーザによる前記コンテンツの視聴時に該ユーザの快適性が向上するように該コンテンツの音量を自動で調節することと、
を実行する制御部を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記ユーザによる前記コンテンツの視聴前に、初期設定用の初期コンテンツを再生させ、且つその再生時に該初期コンテンツの音量を変化させ、該音量の変化によって該ユーザが不快と感じるタイミングを取得することと、
前記撮影装置によって撮影された撮影画像データであって、前記タイミングにおける前記ユーザの表情画像を表す第2撮影画像データを取得することと、
を更に実行し、
前記第2撮影画像データを教師データとして、前記事前学習モデルに学習を行わせる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第2撮影画像データを加工することで生成される撮影画像データであって、該第2撮影画像データに含まれる人物の位置が任意に変更された、又は/及び該第2撮影画像データに含まれる背景の色が任意に変更された、又は/及び該第2撮影画像データに含まれる人物の服装が任意に変更された、前記ユーザの画像を表す第3撮影画像データを自動で生成することを、更に実行し、
前記第3撮影画像データを前記教師データに加えて、前記事前学習モデルに学習を行わせる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記撮影装置によって撮影された撮影画像データであって、前記ユーザが前記コンテンツとは異なる他コンテンツを視聴しているときの該ユーザの表情画像を表す第4撮影画像データを、該他コンテンツの再生中に周期的に取得することを、更に実行し、
前記第4撮影画像データを教師データとして、前記事前学習モデルに学習を行わせる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第4撮影画像データに対して、前記ユーザが前記他コンテンツの音量を調節したときの該ユーザの表情画像を不快状態とラベル付けし、前記ユーザが前記他コンテンツの音量を調節して所定時間経過した後の該ユーザの表情画像を快状態とラベル付けして、前記事前学習モデルに学習を行わせる、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記不快状態との合致割合と、前記快状態との合致割合と、に基づいて、前記快適性状態を取得する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが、
所定の撮影装置によって撮影された撮影画像データであって、ユーザによるコンテンツの視聴時の該ユーザの表情画像を表す第1撮影画像データを取得する第1取得ステップと、
前記ユーザが前記コンテンツを視聴する際に該ユーザが感じる快不快の状態である快適性状態を、所定の画像データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに前記第1撮影画像データを入力することで取得する第2取得ステップと、
前記快適性状態に基づいて、前記ユーザによる前記コンテンツの視聴時に該ユーザの快適性が向上するように該コンテンツの音量を自動で調節する自動調整ステップと、
を実行する、情報処理方法。
【請求項8】
コンピュータに、
所定の撮影装置によって撮影された撮影画像データであって、ユーザによるコンテンツの視聴時の該ユーザの表情画像を表す第1撮影画像データを取得する第1取得ステップと、
前記ユーザが前記コンテンツを視聴する際に該ユーザが感じる快不快の状態である快適性状態を、所定の画像データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに前記第1撮影画像データを入力することで取得する第2取得ステップと、
前記快適性状態に基づいて、前記ユーザによる前記コンテンツの視聴時に該ユーザの快適性が向上するように該コンテンツの音量を自動で調節する自動調整ステップと、
を実行させる、情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが視聴するコンテンツの音量を自動で調節する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
携帯端末、タブレット端末、スマートフォン、ウェアラブル端末、パーソナルコンピュータ等を操作するためのユーザインタフェースとして、マウスやタッチパネル等のデバイスを利用した入力インタフェースが従来から用いられている。しかしながら、ユーザは、このような該ユーザの操作による入力インタフェースを用いることに煩わしさを感じることがあった。
【0003】
また、例えば、ユーザが車両を運転しているときには、該ユーザは、マウスやタッチパネル等の入力インタフェースを操作することができない。そのため、入力インタフェースを用いたユーザによる操作によらずに、上記の端末が自動で操作されることが好ましい。
【0004】
そして、特許文献1には、乗員感情に応じて提供したコンテンツにより乗員が不快になったとき、不快感情を改善させるコンテンツ提供装置が開示されている。この技術では、コンテンツ出力部により第1コンテンツが出力された後に推定された乗員感情に応じて、例えば、第1コンテンツの出力により乗員感情が悪化しているときには、第1コンテンツから第2コンテンツへのコンテンツの変更が指令される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-101341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ユーザは、携帯端末、タブレット端末、スマートフォン、ウェアラブル端末、パーソナルコンピュータ等を操作するとき、マウスやタッチパネル等の入力インタフェースを用いた操作に煩わしさを感じることがあるため、これら端末が自動で操作されることが好ましい。
【0007】
ここで、特許文献1に記載の技術によれば、例えば、第1コンテンツの出力により乗員感情が悪化した場合には、コンテンツが第1コンテンツから第2コンテンツへ自動で変更されるため、ユーザによる操作の煩わしさが軽減できるようにも思われる。しかしながら、コンテンツに対してユーザが感じる快適性は、該コンテンツのジャンルのみによらず、該コンテンツの音量によっても影響を受ける。このように、ユーザによるコンテンツの視聴時に該ユーザの快適性を向上させる技術については、未だ改善の余地を残すものである。
【0008】
本開示の目的は、ユーザによるコンテンツの視聴時に該ユーザの快適性を向上させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の情報処理装置は、ユーザが視聴するコンテンツの音量を自動で調節する情報処理装置である。そして、この情報処理装置は、所定の撮影装置によって撮影された撮影画像データであって、ユーザによるコンテンツの視聴時の該ユーザの表情画像を表す第1撮影画像データを取得することと、前記ユーザが前記コンテンツを視聴する際に該ユーザが感じる快不快の状態である快適性状態を、所定の画像データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに前記第1撮影画像データを入力することで取得することと、前記快適性状態に基づいて、前記ユーザによる前記コンテンツの視聴時に該ユーザの快適性が向上するように該コンテンツの音量を自動で調節することと、を実行する制御部を備える。
【0010】
上記の情報処理装置では、ユーザによるコンテンツの視聴時の該ユーザの表情画像を表す第1撮影画像データを事前学習モデルに入力することで、該ユーザの快適性状態が取得される。そして、この快適性状態に基づいて、ユーザによるコンテンツの視聴時に該ユーザの快適性が向上するように該コンテンツの音量が自動で調節されるため、例えば、コンテンツの音量の影響によってユーザが不快に感じている場合には、ユーザによる操作によらずに自動でコンテンツの音量が調節されることになる。これにより、ユーザによる操作の煩わしさを軽減しつつ、ユーザの快適性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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