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公開番号2024148079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060993
出願日2023-04-04
発明の名称投稿用画像の素材を提供する素材提供サーバ及びプログラム
出願人日本放送協会
代理人個人
主分類H04N 21/835 20110101AFI20241009BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザが視聴中の番組の画像をSNSへ投稿する際に、著作権等の権利上問題のない画像の素材を提供する。
【解決手段】素材提供サーバ5の素材提供可否判定部13は、ユーザ端末3から送信された要求に含まれるタイムコードと、素材DB12に格納された、当該要求に含まれる放送局ID及び番組IDに対応する提供不可時間とに基づいて、素材提供が可であるか不可であるかを判定する。提供処理部15は、素材提供可の場合、素材DB12からタイムコードに対応する素材を読み出し、送信部17は素材をユーザ端末3へ送信する。一方、代替有無判定部14は、素材提供不可の場合、素材DB12に代替素材が格納されているか否かを判定し、提供処理部15は、代替素材が有る場合、素材DB12からタイムコードに対応する代替素材を読み出し、送信部17は、代替素材をユーザ端末3へ送信する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ端末からの映像コンテンツに含まれる画像の提供の要求に従い、前記画像の二次利用のための素材を前記ユーザ端末へ提供する素材提供サーバにおいて、
映像コンテンツの素材、前記映像コンテンツのそれぞれにおいて画像の提供を不可とする提供不可時間の情報、及び前記提供不可時間に対応する代替画像の素材が格納された素材データベースと、
前記ユーザ端末から、映像コンテンツを特定する放送局ID及び番組ID、並びに前記映像コンテンツにおける提供を要求する画像の再生経過時間を示すタイムコードからなるブックマークデータを含む画像提供要求を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記画像提供要求に含まれる前記ブックマークデータから抽出した前記タイムコード、前記放送局ID及び前記番組IDに基づいて、映像コンテンツを特定すると共に、前記素材データベースに格納された前記映像コンテンツの前記提供不可時間の情報と照合して、前記画像提供要求に従った素材の提供が可か不可かを判定する素材提供可否判定部と、
前記素材提供可否判定部により提供可と判定された場合、前記素材データベースから、前記タイムコードを基準とした所定時間前後の時間帯における素材を読み出して出力し、提供不可と判定された場合、前記素材データベースから、前記タイムコードを基準とした所定時間前後の時間帯に対応する前記代替画像の素材を読み出して出力する提供処理部と、
前記提供処理部により出力された前記素材を、前記ユーザ端末へ送信する送信部と、
を備えることを特徴とする素材提供サーバ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
さらに、前記素材提供可否判定部により提供不可と判定した場合、前記素材データベースに前記タイムコードに対応する前記代替画像の素材の有無を判定し、前記素材有りと判定した場合、代替素材有りの判定結果を前記提供処理部に出力し、前記素材無しと判定した場合、代替素材無しの判定結果を前記送信部に出力する代替有無判定部を備え、
前記提供処理部は、前記代替有無判定部から前記代替素材有りの判定結果を入力した場合、前記素材データベースから、前記タイムコードを基準とした所定時間前後の時間帯に対応する前記代替画像の素材を読み出して出力し、
前記送信部は、前記代替有無判定部から前記代替素材無しの判定結果を入力すると、画像提供不可の通知を前記ユーザ端末へ送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の素材提供サーバ。
【請求項3】
さらに、前記提供処理部が前記素材を出力した時点までに、前記ユーザ端末へ送信された前記素材の送信回数、前記素材の送信データ量、前記素材の時間長、または、前記素材が前記送信部により送信される時刻が、予め設定された提供条件を満たすか否かを判定し、
前記提供条件を満たす場合、前記送信部に前記素材を前記ユーザ端末へ送信させ、前記提供条件を満たさない場合、提供条件NGの判定結果を前記送信部に出力する提供条件判定部を備え、
前記送信部は、前記提供条件判定部から前記提供条件NGの判定結果を入力すると、画像提供不可の通知を前記ユーザ端末へ送信する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の素材提供サーバ。
【請求項4】
映像コンテンツに含まれる画像の二次利用のための素材、前記映像コンテンツのそれぞれにおいて画像の提供を不可とする提供不可時間の情報、及び前記提供不可時間に対応する代替画像の素材が格納された素材データベースを備える素材提供サーバを構成するコンピュータを、
ユーザ端末から、映像コンテンツを特定する放送局ID及び番組ID、並びに前記映像コンテンツにおける提供を要求する画像の再生経過時間を示すタイムコードからなるブックマークデータを含む画像提供要求を受信する受信部、
前記受信部により受信された前記画像提供要求に含まれる前記ブックマークデータから抽出した前記タイムコード、前記放送局ID及び前記番組IDに基づいて、映像コンテンツを特定すると共に、前記素材データベースに格納された前記映像コンテンツの前記提供不可時間の情報と照合して、前記画像提供要求に従った素材の提供が可か不可かを判定する素材提供可否判定部、
前記素材提供可否判定部により提供可と判定された場合、前記素材データベースから、前記タイムコードを基準とした所定時間前後の時間帯における素材を読み出して出力し、
提供不可と判定された場合、前記素材データベースから、前記タイムコードを基準とした所定時間前後の時間帯に対応する前記代替画像の素材を読み出して出力する提供処理部、及び、
前記提供処理部から入力した前記素材を、前記ユーザ端末へ送信する送信部として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像コンテンツの画像を、視聴者がSNS(Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)へ投稿したり、自身のブログ等に掲載したりするなどの二次利用のための素材を提供する素材提供サーバ及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)、Line(登録商標)、Instagram(登録商標)等のSNSにおいて、テレビ番組の視聴者が感動したシーンまたは気になったシーンに触れた投稿が行われることがある。
【0003】
図7は、SNSに投稿されたテレビ番組の画像例を示す図である。図7に示すように、SNSへの投稿には、例えばスマートフォンのカメラを用いて撮影した(再撮した)テレビ番組の画像αが添付されることが多い。
【0004】
一方で、ユーザが画像を添付した投稿を行う際に、テレビ番組の映像コンテンツから投稿対象の画像を特定するためのブックマークを、簡便かつ確実に設定するための手法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0005】
この手法は、サーバが、ユーザによりブックマークされた時刻データをユーザ端末から受信し、ユーザ端末からブックマーク登録要求を受信すると、時刻データの示す時刻に放送されていた複数の映像コンテンツのリストを検索して返信し、ユーザによりリストから選択された映像コンテンツのデータをユーザ端末から受信すると、当該映像コンテンツのデータを時刻データと対応付けて記憶するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-87595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般に、テレビをリアルタイムで視聴しているユーザが、感動したシーン等に触れた場合、瞬時にスマートフォンを用意してこれを再撮することは容易ではない。録画された映像コンテンツを視聴する場合も同様であり、感動したシーン等をリモコン操作により表示して再撮することも手間であり、さらに、再撮された画像は、元の映像と比較して画質が著しく劣る。
【0008】
このような問題を解決するために、前述の特許文献1の手法を用いることが考えられる。この手法を用いることにより、感動したシーン等に対し、ブックマークを簡便に設定することができるため、ユーザは、感動したシーン等の画像を容易に取得することができ、結果として、画像を添付した投稿を容易に行うことができる。
【0009】
しかしながら、ユーザが放送局から提供された画像を取得し、当該画像を投稿する場合には、ユーザによる投稿は放送局の許可なく行われることが多い。このようなユーザの行為は、映像コンテンツの著作権、肖像権等の権利との関係で問題が生じる可能性がある。
【0010】
このように、放送局が提供した映像コンテンツからユーザが画像を選択してSNSへ投稿する場合、投稿対象の画像は、放送局が公式に許可した権利上問題のない画像であることが必要である。
(【0011】以降は省略されています)

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