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公開番号2024147383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060349
出願日2023-04-03
発明の名称画像形成装置、及び、制御方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】専用のトナーパウチに収容された専用トナーの消費量に応じた課金を行う。
【解決手段】画像形成装置(1)のコントローラ(61)は、印刷指示により消費される消費量情報(624)と第1残量情報(621A)と第2残量情報(621B)とに基づき、専用トナーの使用に対する課金額を決定する決定処理を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置であって、
トナーを収容するトナーパウチを外側から装着可能な本体と、
本体メモリと、
コントローラと、を備え、
前記トナーパウチは、
前記画像形成装置を対象とする契約が締結されている場合に使用可能な専用のトナーパウチであるか、又は、前記契約の締結に関わらず使用可能な通常のトナーパウチであるか、を示す種別情報を記憶するトナーメモリを備え、
前記本体メモリには、
前記専用のトナーパウチから前記本体に補給された専用トナーであって、前記本体における専用トナーの残量を示す第1残量情報と、
前記通常のトナーパウチから前記本体に補給された通常トナーであって、前記本体における通常トナーの残量を示す第2残量情報と、が記憶され、
前記コントローラは、印刷指示により消費されるトナーの消費量と前記第1残量情報と前記第2残量情報とに基づき、前記専用トナーの使用に対する課金額を決定する決定処理、を実行する、画像形成装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記本体メモリには、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を示す消費量情報が記憶されている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記本体メモリに前記第1残量情報及び前記第2残量情報を記憶する順に、前記第1残量情報又は前記第2残量情報から前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を減算する減算処理を実行し、
前記決定処理において、前記減算処理の結果に基づき、前記課金額を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記本体メモリには、
前記第1残量情報及び前記第2残量情報と対応付けて、前記トナーパウチからトナーが補給された日時を示す日時情報が記憶され、
前記コントローラは、前記減算処理において、
前記第1残量情報及び前記第2残量情報のうち、日時が最も古い前記第1残量情報又は前記第2残量情報から順に、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を減算する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記印刷指示により消費されるトナーの消費量と、第1日時に対応する前記第1残量情報又は前記第2残量情報とを比較する比較処理を実行し、
前記比較処理において、前記第1日時に対応する前記第1残量情報又は前記第2残量情報が、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量以上であると判定した場合、前記減算処理において、前記第1日時に対応する前記第1残量情報又は前記第2残量情報から、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を減算し、
前記比較処理において、前記第1日時に対応する前記第1残量情報又は前記第2残量情報が、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量未満であると判定した場合、前記減算処理において、前記第1日時に対応する前記第1残量情報又は前記第2残量情報から、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を減算した後、減算できなかった未減算のトナーの消費量を、前記第1日時の次に古い第2日時に対応する前記第1残量情報又は前記第2残量情報から減算する、請求項3又は4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を、前記第1残量情報と前記第2残量情報との割合に応じて分ける案分処理と、
前記第1残量情報及び前記第2残量情報のそれぞれから、前記案分処理後のトナーの消費量を減算する案分後減算処理を実行し、
前記決定処理において、前記案分後減算処理の結果に基づき、前記課金額を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記案分後減算処理において、
前記第1残量情報及び前記第2残量情報の合計に対する前記第1残量情報の割合に、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を乗算した値を、前記第1残量情報から減算し、
前記第1残量情報及び前記第2残量情報の合計に対する前記第2残量情報の割合に、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を乗算した値を、前記第2残量情報から減算する、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
本体メモリには、
前記第1残量情報及び前記第2残量情報と対応付けて、前記トナーパウチからトナーが補給された日時を示す日時情報が記憶され、
前記コントローラは、前記案分後減算処理において、
全ての前記第1残量情報及び前記第2残量情報の合計に対する、各日時に対応する前記第1残量情報の割合に、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を乗算した値を、各日時に対応する前記第1残量情報から減算し、
全ての前記第1残量情報及び前記第2残量情報の合計に対する、各日時に対応する前記第2残量情報の割合に、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を乗算した値を、各日時に対応する前記第2残量情報から減算する、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記コントローラは、前記決定処理において、
前記減算処理後の第1残量情報及び第2残量情報の合計に対する、前記減算処理後の第1残量情報の割合が、閾値以上である場合、単位枚数あたりの料金に印刷枚数を乗算した値を、前記課金額として決定する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記本体メモリには、
前記本体におけるトナーの最大収容量を示す最大量情報が記憶され、
前記コントローラは、前記決定処理において、
前記最大量情報に対する、前記減算処理後の第1残量情報の割合が、閾値以上である場合、単位枚数あたりの料金に印刷枚数を乗算した値を、前記課金額として決定する、請求項3に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、及び、制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが事業者と契約することで、画像形成装置において契約専用の消耗品又は交換品を使用することができるサービスが存在する。このようなサービスは「サブスクリプションサービス」と呼ばれる。
【0003】
特許文献1には、識別用のコードを記憶するメモリチップを備える補給パックから貯蔵部内へトナーを補給可能な画像形成装置であって、貯蔵部内のトナー残量の低下等をトリガとして補給パックを発注する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像形成装置において、契約専用の補給パックと、契約専用ではない市販の補給パックとの使用が可能である場合、契約専用の補給パックから補給されたトナーと、市販の補給パックから補給されたトナーとが混在することがある。そのため、特許文献1の画像形成装置では、課金の管理が煩雑になる可能性がある。
【0006】
本開示は、専用のトナーパウチに収容された専用トナーの消費量に応じた課金を行うことが可能な画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様に係る画像形成装置は、トナーを収容するトナーパウチを外側から装着可能な本体と、本体メモリと、コントローラと、を備え、前記トナーパウチは、前記画像形成装置を対象とする契約が締結されている場合に使用可能な専用のトナーパウチであるか、又は、前記契約の締結に関わらず使用可能な通常のトナーパウチであるか、を示す種別情報を記憶するトナーメモリを備え、前記本体メモリには、前記専用のトナーパウチから前記本体に補給された専用トナーであって、前記本体における専用トナーの残量を示す第1残量情報と、前記通常のトナーパウチから前記本体に補給された通常トナーであって、前記本体における通常トナーの残量を示す第2残量情報と、が記憶され、前記コントローラは、印刷指示により消費されるトナーの消費量と前記第1残量情報と前記第2残量情報とに基づき、前記専用トナーの使用に対する課金額を決定する決定処理、を実行する。
【0008】
本開示の第2態様に係る画像形成装置は、第1態様の画像形成装置であって、前記本体メモリには、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を示す消費量情報が記憶されている。
【0009】
本開示の第3態様に係る画像形成装置は、第1態様又は第2態様の画像形成装置であって、前記コントローラは、前記本体メモリに前記第1残量情報及び前記第2残量情報を記憶する順に、前記第1残量情報又は前記第2残量情報から前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を減算する減算処理を実行し、前記決定処理において、前記減算処理の結果に基づき、前記課金額を決定する。
【0010】
本開示の第4態様に係る画像形成装置は、第3態様の画像形成装置であって、前記本体メモリには、前記第1残量情報及び前記第2残量情報と対応付けて、前記トナーパウチからトナーが補給された日時を示す日時情報が記憶され、前記コントローラは、前記減算処理において、前記第1残量情報及び前記第2残量情報のうち、日時が最も古い前記第1残量情報又は前記第2残量情報から順に、前記印刷指示により消費されるトナーの消費量を減算する。
(【0011】以降は省略されています)

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