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公開番号2024146449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059349
出願日2023-03-31
発明の名称方法、情報処理装置、及びプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20241004BHJP(計算;計数)
要約【課題】物流システムにおける配達効率を改善する。
【解決手段】倉庫に保管されている対象荷受人宛の荷物を配達するタスクを対象車両に割当てる情報処理装置10が実行する方法であって、割当処理を実行することを含む。割当処理は、荷物の荷量が基準量以上であるか否かを判定するステップと、荷量が基準量以上であると判定された場合、対象車両にタスクを割当てるステップと、荷量が基準量未満であると判定された場合、タスクの予測終了時刻から対象車両の稼働終了時刻までの時間である対象時間が基準時間以内であるか否かを判定するステップと、対象時間が基準時間以内であると判定された場合、対象車両にタスクを割当てるステップと、対象時間が基準時間以内ではないと判定された場合、対象車両に対するタスクの割当てを留保するステップとを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
倉庫に保管されている対象荷受人宛の荷物を前記対象荷受人に配達するタスクを対象車両に割当てる情報処理装置が実行する方法であって、
前記荷物の荷量が基準量以上であるか否かを判定するステップと、
前記荷量が前記基準量以上であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記荷量が前記基準量未満であると判定された場合、前記タスクの予測終了時刻から前記対象車両の稼働終了時刻までの時間である対象時間が基準時間以内であるか否かを判定するステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内ではないと判定された場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保するステップと
を有する割当処理を実行することを含む、方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記対象車両に前記タスクを割当てるに際して、前記情報処理装置は、前記タスクの前記予測終了時刻が、前記対象荷受人に設定された受入時間帯に含まれる場合、前記対象車両に前記タスクを割当てる、方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法であって、
前記対象車両に前記タスクを割当てるに際して、前記情報処理装置は、前記予測終了時刻が前記受入時間帯に含まれない場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保する、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、
前記割当処理は、前記荷量が前記基準量未満であると判定された場合、前記荷量が前記対象車両の最小積載量以上であるか否かを判定するステップを更に有し、
前記情報処理装置は、前記荷量が前記最小積載量以上であると判定された場合、前記対象時間が前記基準時間以内であるか否かの判定を行う、方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法であって、
前記割当処理は、前記荷量が前記最小積載量未満であると判定された場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保するステップを更に有する、方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であって、
前記割当処理は、
複数の配達車両の中から1の配達車両を前記対象車両として選択するステップと、
前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保した場合、前記複数の配達車両の中から車格が前記対象車両の次に大きい配達車両を新たな対象車両として選択するステップと
を更に有し、
前記情報処理装置は、前記新たな対象車両について前記割当処理を実行する、方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法であって、
前記割当処理は、
複数の荷受人の中から1の荷受人を前記対象荷受人として選択するステップと、
前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保した場合、前記複数の荷受人の中から倉庫に保管されている荷物の荷量が前記対象荷受人の次に多い荷受人を新たな対象荷受人として選択するステップと
を更に有し、
前記情報処理装置は、前記新たな対象荷受人について前記割当処理を実行する、方法。
【請求項8】
倉庫に保管されている対象荷受人宛の荷物を前記対象荷受人に配達するタスクを対象車両に割当てる情報処理装置であって、
前記荷物の荷量が基準量以上であるか否かを判定するステップと、
前記荷量が前記基準量以上であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記荷量が前記基準量未満であると判定された場合、前記タスクの予測終了時刻から前記対象車両の稼働終了時刻までの時間である対象時間が基準時間以内であるか否かを判定するステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内ではないと判定された場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保するステップと
を有する割当処理を実行する制御部を備える、情報処理装置。
【請求項9】
請求項8に記載の情報処理装置であって、
前記対象車両に前記タスクを割当てるに際して、前記制御部は、前記タスクの前記予測終了時刻が、前記対象荷受人に設定された受入時間帯に含まれる場合、前記対象車両に前記タスクを割当てる、情報処理装置。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理装置であって、
前記対象車両に前記タスクを割当てるに際して、前記制御部は、前記予測終了時刻が前記受入時間帯に含まれない場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保する、情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、倉庫に保管された荷物を荷受人に配達する物流システムが知られている。例えば特許文献1には、物流倉庫の荷物を搬送車両に割当てる物流システムにおいて、荷物の入庫又は出庫の準備の計画である準備計画に従って当該準備を物流倉庫に指示し、準備計画からの当該準備の遅延が検出されると搬送車両に対して遅延情報を通知することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/054490号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
物流システムにおける配達効率の改善が望まれている。例えば従来の物流システムでは、配達車両が一度に配達する荷物の量を増やすことで配達効率を向上させるべく、物流倉庫に一定量の荷物が溜まるまで配達車両への積込作業を留保する手法が一般的に採用されている。しかしながら、例えば、物流倉庫に一定量の荷物が溜まる前に配達車両の稼働時間が終了してしまうと、当該荷物の配達が翌日にずれ込んでしまい、全体として配達効率が低下する可能性がある。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、物流システムにおける配達効率を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る方法は、
倉庫に保管されている対象荷受人宛の荷物を前記対象荷受人に配達するタスクを対象車両に割当てる情報処理装置が実行する方法であって、
前記荷物の荷量が基準量以上であるか否かを判定するステップと、
前記荷量が前記基準量以上であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記荷量が前記基準量未満であると判定された場合、前記タスクの予測終了時刻から前記対象車両の稼働終了時刻までの時間である対象時間が基準時間以内であるか否かを判定するステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内ではないと判定された場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保するステップと
を有する割当処理を実行することを含む。
【0007】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、
倉庫に保管されている対象荷受人宛の荷物を前記対象荷受人に配達するタスクを対象車両に割当てる情報処理装置であって、
前記荷物の荷量が基準量以上であるか否かを判定するステップと、
前記荷量が前記基準量以上であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記荷量が前記基準量未満であると判定された場合、前記タスクの予測終了時刻から前記対象車両の稼働終了時刻までの時間である対象時間が基準時間以内であるか否かを判定するステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内ではないと判定された場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保するステップと
を有する割当処理を実行する制御部を備える。
【0008】
本開示の一実施形態に係るプログラムは、
倉庫に保管されている対象荷受人宛の荷物を前記対象荷受人に配達するタスクを対象車両に割当てる情報処理装置に、
前記荷物の荷量が基準量以上であるか否かを判定するステップと、
前記荷量が前記基準量以上であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記荷量が前記基準量未満であると判定された場合、前記タスクの予測終了時刻から前記対象車両の稼働終了時刻までの時間である対象時間が基準時間以内であるか否かを判定するステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内であると判定された場合、前記対象車両に前記タスクを割当てるステップと、
前記対象時間が前記基準時間以内ではないと判定された場合、前記対象車両に対する前記タスクの割当てを留保するステップと
を有する割当処理を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態によれば、物流システムにおける配達効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
情報処理装置が記憶する荷受人リストの具体例を示す図である。
情報処理装置が記憶する車両リストの具体例を示す図である。
情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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