TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024146078
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058786
出願日
2023-03-31
発明の名称
締固め機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人相原国際知財事務所
主分類
F01P
11/10 20060101AFI20241004BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】機器収容室の下側に配置される水タンクの容量低下を抑制すると共に、運転者の車体の前方斜め下方側へ視認性を確保可能な締固め機械を提供する。
【解決手段】タイヤローラ1Aにおいて、熱交換器100は、運転席8の前方、かつ、エンジンルーム70(機器収容室)の後部に配置され、冷却ファン26fは、熱交換器100の前方に配置され、エンジン22(原動機)は、冷却ファン26fの前方に配置され、油圧ポンプ25は、エンジン22の前方に配置され、カバーとしての上面72は、エンジンルーム70の後部から前部に向かって斜め下方向に傾斜して形成される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
運転席の前方の車体フレーム内に設けられた機器収容室と、
前記機器収容室の上部を覆うカバーと、
前記機器収容室に搭載された油圧ポンプ、前記油圧ポンプを駆動するための原動機および前記原動機の冷却装置と、
前記機器収容室の下方に位置し、水を貯留する水タンクと
を備えた締固め機械において、
前記冷却装置は、熱交換器と、前記機器収容室の後部から前部に向かって流れる冷却風を生成する冷却ファンとを含み、
前記熱交換器は、前記運転席の前方、かつ、前記機器収容室の後部に配置され、
前記冷却ファンは、前記熱交換器の前方に配置され、
前記原動機は、前記冷却ファンの前方に配置され、
前記油圧ポンプは、前記原動機の前方に配置され、
前記カバーは、前記機器収容室の前記後部から前部に向かって斜め下方向に傾斜して形成されることを特徴とする締固め機械。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記原動機は、エンジンであり、
前記機器収容室には、前記エンジンに接続されるエアクリーナと、一端が前記エアクリーナに接続され、他端が吸気口を形成する吸気ダクトが設けられ、
前記エアクリーナは、前記熱交換器の前方に配置され、
前記吸気ダクトの前記吸気口は、前記熱交換器の前面よりも後方の前記機器収容室内に設けられることを特徴とする請求項1に記載の締固め機械。
【請求項3】
前記機器収容室の側方に設けられたメンテナンス用の足場を備え、
前記エアクリーナは、前記足場よりも上方に配置されることを特徴とする請求項2に記載の締固め機械。
【請求項4】
前記原動機は、エンジンであり、
前記機器収容室は、前記エンジンの前方に設けられた貫通孔を有し、
前記機器収容室には、前記エンジンの排気を浄化処理する後処理装置と、一端が前記後処理装置と接続され、他端が排気口を形成する排気管とが設けられ、
前記後処理装置は、前記エンジンの前方に配置され、
前記後処理装置の排気管は、前記エンジンの前方に設けられた貫通孔を介して、前記後処理装置から前記機器収容室の外側へ延びることを特徴とする請求項1に記載の締固め機械。
【請求項5】
前記機器収容室の底面は、水平に延び、
前記車体フレームの前方には、開口部が設けられ、
前記水タンクは、樹脂により形成され、前記開口部を介して前記車体フレームに着脱可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の締固め機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は締固め機械に関し、特に、複数の機器が搭載された機器収容室の周囲に水散布装置用の水タンクが設けられた締固め機械に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の機器が搭載された機器収容室の周囲に水散布装置用の水タンクが設けられる締固め機械に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、周りが水タンクで取り囲まれるエンジンルーム内に、走行用エンジン、熱交換器、冷却ファン部および油圧ポンプが収容される締固め機械(転圧機械)が記載されている。この締固め機械では、エンジンルームに前方側から運転席側に向かって熱交換器、冷却ファン部、走行用エンジン、油圧ポンプの順に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-172856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一般的に油圧ポンプやエンジンに比べて全高の高い熱交換器をエンジンルーム(機器収容室)内の前部に配置しているため、運転者の斜め前方下方側への視認性を妨げないようにするには、熱交換器の取り付け位置を下げる必要がある。この結果、機器収容室の下側に設けられた水タンクの容量が少なく制限されてしまう。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、機器収容室の下側に配置される水タンクの容量低下を抑制すると共に、運転者の車体の前方斜め下方側へ視認性を確保可能な締固め機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の締固め機械は、運転席の前方の車体フレーム内に設けられた機器収容室と、前記機器収容室の上部を覆うカバーと、前記機器収容室に搭載された油圧ポンプ、前記油圧ポンプを駆動するための原動機および前記原動機の冷却装置と、前記機器収容室の下方に位置し、水を貯留する水タンクとを備えた締固め機械において、前記冷却装置は、熱交換器と、前記機器収容室の後部から前部に向かって流れる冷却風を生成する冷却ファンとを含み、前記熱交換器は、前記運転席の前方、かつ、前記機器収容室の後部に配置され、前記冷却ファンは、前記熱交換器の前方に配置され、前記原動機は、前記冷却ファンの前方に配置され、前記油圧ポンプは、前記原動機の前方に配置され、前記カバーは、前記機器収容室の前記後部から前部に向かって斜め下方向に傾斜して形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の締固め機械によれば、機器収容室の下側に配置される水タンクの容量低下を抑制すると共に、運転者の車体の前方斜め下方側へ視認性を確保可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態にかかる締固め機械としてのタイヤローラを示す斜視図である。
タイヤローラを示す側面図である。
タイヤローラを示す平面図である。
タイヤローラから水タンクを抜き出した状態を前方から視た分解斜視図である。
エンジンルーム内を模式的に示す説明図である。
比較例のタイヤローラにおいてエンジンルーム内を模式的に示す説明図である。
前パネルを運転席側から視た正面図である。
左側部におけるステップ周辺を示す斜視図である。
右側部におけるステップ周辺を示す斜視図である。
排気口カバー周辺を示す斜視図である。
排気口カバーを前方かつ下方から視た斜視図である。
排気口カバーを前方かつ上方から視た斜視図である。
排気口カバーを示す側面図である。
車体フレームを示す斜視図である。
熱交換器を運転席側から視た斜視図である。
熱交換器を運転席側から視た分解斜視図である。
熱交換器の構成要素の一部を運転席とは反対側から視た分解斜視図である。
熱交換器の下側ブラケットを示す斜視図である。
熱交換器の縦断面図である。
熱交換器の下側ブラケット近傍を左右方向の側方から視た側面図である。
ラジエータコアを熱交換器フレームから取り外す際の様子を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。以下の説明では、車両に搭乗した運転者を主体として前後方向、左右方向および上下方向を規定する。
【0010】
(タイヤローラ)
図1は、実施形態にかかる締固め機械としてのタイヤローラを示す斜視図であり、図2は、タイヤローラを示す側面図であり、図3は、タイヤローラを示す平面図である。図1から図3に示すタイヤローラ(締固め機械)1Aは、鋼板製の車体フレーム2aにより形成される車体2の前部に、走行輪を兼ねた3本のゴム製の前転圧輪3fが左右方向に並列配置され、車体2からヨークを介して操舵可能に支持されている。また、車体2の後部には、走行輪を兼ねた4本のゴム製の後転圧輪3rが左右方向に並列配置され、車体2から図示しないアクスルを介して支持されている。前転圧輪3fは、車体フレーム2aにより形成されるタイヤハウス2hf内に配置され、後転圧輪3rは、車体フレーム2aにより形成されるタイヤハウス2hr内に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日立建機株式会社
作業機械
26日前
日立建機株式会社
建設機械の乗り心地評価方法及びシステム
28日前
ダンフォス・スコットランド・リミテッド
建設機械
18日前
ダンフォス・スコットランド・リミテッド
建設機械の油圧駆動システム
18日前
ダンフォス・スコットランド・リミテッド
建設機械の油圧駆動システム
18日前
ダンフォス・スコットランド・リミテッド
建設機械のポンプ装置及び油圧回路システム
18日前
ダンフォス・スコットランド・リミテッド
建設機械の油圧回路システム及びポンプ装置
18日前
スズキ株式会社
車両の排気システム
28日前
スズキ株式会社
内燃機関の排気装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンシステム
18日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンの冷却装置
28日前
株式会社SUBARU
レベルゲージガイド
18日前
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
24日前
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
24日前
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
24日前
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
24日前
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
24日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
油温調節システム
3日前
株式会社アイシン
冷却モジュール
24日前
株式会社アイシン
冷却モジュール
24日前
株式会社アイシン
冷却モジュール
24日前
スズキ株式会社
エンジンの上部構造
18日前
三菱重工業株式会社
蒸気タービン
3日前
マツダ株式会社
ロータリーピストンエンジン
3日前
マレリ株式会社
排気熱回収装置
18日前
マレリ株式会社
排気熱回収装置
18日前
フタバ産業株式会社
排気管の製造方法
28日前
株式会社豊田自動織機
動弁機構
11日前
フタバ産業株式会社
開口部材の製造方法
28日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関のオイル劣化判定装置
18日前
スズキ株式会社
内燃機関の排気装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
過給エンジン用電気加熱式触媒装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
電気加熱式触媒装置
3日前
フタバ産業株式会社
車載部品の製造方法及び溶接部材
今日
トヨタ自動車株式会社
触媒装置の保護構造
24日前
続きを見る
他の特許を見る