TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024145898
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058478
出願日
2023-03-31
発明の名称
弁装置
出願人
川崎重工業株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F16K
27/02 20060101AFI20241004BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ガイド本体と弁体との間に異物が入り込むことを抑制できる弁装置を提供する。
【解決手段】弁装置1は、軸方向一方側にあり且つガスが流れる弁口21と、該弁口に繋がる弁室22と、を含むハウジング11と、筒状のガイド本体31と、ガイド本体の外周面から外方へ延出し弁室の内周面に当接する複数のサポート32とを含み、弁室に配置されるガイド12と、ガイド本体に挿入され、弁口を開閉する弁体13と、を備え、ガイド本体の一端は、軸方向においてハウジングに対して離間している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向一方側にあり且つガスが流れる弁口と、該弁口に繋がる弁室と、を含むハウジングと、
筒状のガイド本体と、前記ガイド本体の外周面から外方へ延出し前記弁室の内周面に当接する複数のサポートとを含み、前記弁室に配置されるガイドと、
前記ガイド本体に挿入され、前記弁口を開閉する弁体と、を備え、
前記ガイド本体の一端は、軸方向において前記ハウジングに対して離間している、弁装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記ハウジングは、前記弁室の周囲にある拡径部を更に含み、
前記拡径部は、前記ガイド本体の一端に対して軸方向一方側及び他方側に夫々延在している、請求項1に記載の弁装置。
【請求項3】
前記拡径部は、前記ガイド本体の一端より軸方向他方側において、軸方向他方側に進むにつれて前記ガイド本体に向かって縮径している、請求項2に記載の弁装置。
【請求項4】
前記弁体は、前記ガイド本体に挿入される弁軸と、最外周部分が前記弁軸より大径であり且つ前記ガイド本体の一端より軸方向一方側にある弁頭部を含み、
前記弁頭部は、軸方向一方側から見て前記ガイド本体と前記弁軸との間を覆っている、請求項1乃至3の何れか1つに記載の弁装置。
【請求項5】
前記弁体は、前記ガイド本体に挿入される弁軸と、最外周部分が前記弁軸より大径であり且つ前記ガイド本体より軸方向一方側にある弁頭部を含み、
前記弁頭部の最外周部分は、軸方向一方側から見て前記ガイド本体の一端と重なる、請求項1乃至3の何れか1つに記載の弁装置。
【請求項6】
前記ガイド本体は、一端から軸方向他方側に向かって拡径する傾斜部を外周面に有し、
前記傾斜部は、前記弁頭部の軸方向他方側に延びる延長線上又は延長線より内方に位置している、請求項4又は5に記載の弁装置。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記弁口の周りにある弁座を含み、
前記弁頭部は、前記弁座に着座するシート部分と、前記シート部分の軸方向他方側にある形状急変部と、を更に有する、請求項4乃至6の何れか1つに記載の弁装置。
【請求項8】
前記弁軸は、径方向内側に凹む凹溝を更に有し、
前記凹溝は、前記弁軸の外周面に周方向全周にわたっており、且つ少なくとも一部分が前記ガイド本体から軸方向一方側に表出している、請求項4乃至7の何れか1つに記載の弁装置。
【請求項9】
前記弁体は、前記凹溝の少なくとも一部分が重力方向下方に開口するように配置されている、請求項8に記載の弁装置。
【請求項10】
前記凹溝は、断面U字状になっている、請求項8又は9に記載の弁装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスの流れを制御する弁装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
弁装置として、例えば特許文献1のような弁装置が知られている。特許文献1の弁装置は、ハウジング内に有底筒状のケースが収容されている。また、ケース内には、弁体が収容されている。そして、弁体は、ケース内を移動することによって、弁孔を閉塞する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-71685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の弁装置では、流れるガスに、例えば水分などの異物が含まれていることがある。そして、異物が弁体とケースとの間に入り込むことがある。例えば、特許文献1の弁装置では、弁体を案内するケースがハウジング、より詳しくは弁座に当接している。それ故、ガスと共に流れる異物が弁座に付着すると、異物が弁座を伝ってケース内に入り込むことがある。その他、異物がガスと共にケースに沿って流れる等してケース内に入り込むことがある。
【0005】
そこで本発明の目的は、ケースであるガイド本体と弁体との間に異物が入り込むことを抑制できる弁装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の弁装置は、軸方向一方側にあり且つガスが流れる弁口と、該弁口に繋がる弁室と、を含むハウジングと、筒状のガイド本体と、前記ガイド本体の外周面から外方へ延出し前記弁室の内周面に当接する複数のサポートとを含み、前記弁室に配置されるガイドと、前記ガイド本体に挿入され、前記弁口を開閉する弁体と、を備え、前記ガイド本体の一端は、軸方向において前記ハウジングに対して離間しているものである。
【0007】
第1の発明に従えば、ガイド本体の一端をハウジングから離すことによって、ガスと共に流れてハウジングの内周面に付着した異物がガイド本体の一端を伝ってガイド本体と弁体との間に入り込むことを抑制できる。例えば、異物が水分である場合、ガイド本体と弁体との間に入り込んだ水分が固化することが抑制される。
【0008】
第2の発明の弁装置は、軸方向一方側にあり且つガスが流れる弁口と、該弁口に繋がる弁室と、を含むハウジングと、前記弁室に配置され且つ筒状のガイド本体と、前記ガイド本体に挿入され、前記弁口を開閉する弁体と、を備え、前記ハウジングは、前記弁室の周囲にある拡径部を更に含み、前記拡径部は、前記ガイド本体の軸方向一方側の端である一端に対して軸方向一方側及び他方側に夫々延在しているものである。
【0009】
第2の発明に従えば、拡径部を含むことによって、ハウジング内周面をガイド本体の一端から径方向に離すことができる。これにより、ガスと共に流れてハウジングの内周面に付着した異物がガイド本体の一端に達することを抑制できる。また、ガイド本体の一端に対して軸方向他方側の位置まで拡径部が延在しているので、拡径部を流れる異物がガイド本体の一端より軸方向他方側に導かれる。これにより、ガイド本体の一端にガスと共に流れる異物が導かれることを抑制できる。そして、ガイド本体と弁体との間に入り込んだ異物が固化することが抑制される。
【0010】
第3の発明の弁装置は、方向一方側にあり且つガスが流れる弁口と、該弁口に繋がる弁室と、を含むハウジングと、前記弁室に配置され且つ筒状のガイド本体と、前記ガイド本体に挿入され、前記弁口を開閉する弁体と、を備え、前記弁体は、前記ガイド本体に挿入される弁軸と、最外周部分が前記該弁軸より大径であり且つ前記ガイド本体より軸方向一方側にある弁頭部を含み、前記弁頭部は、軸方向一方側から見て前記ガイド本体と前記弁軸との間を覆っているものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
川崎重工業株式会社
ロボット
1日前
川崎重工業株式会社
水素航空機
14日前
川崎重工業株式会社
水素航空機
14日前
川崎重工業株式会社
液圧回転機械
2日前
川崎重工業株式会社
ポンプシステム
2日前
川崎重工業株式会社
ポンプシステム
2日前
川崎重工業株式会社
燃焼システム及び燃焼炉
14日前
川崎重工業株式会社
ガス製造システム及び方法
17日前
川崎重工業株式会社
液化アンモニア気化システム
9日前
川崎重工業株式会社
ロボットシステムおよびロボット
1日前
川崎重工業株式会社
水素燃料供給システム及び航空機
14日前
川崎重工業株式会社
動作プログラム生成装置および動作プログラム生成方法
16日前
川崎重工業株式会社
動作プログラム生成装置および動作プログラム生成方法
16日前
川崎重工業株式会社
液圧ポンプ装置のバルブブロック、及びそれを備える液圧ポンプ装置
15日前
川崎重工業株式会社
液圧ポンプ装置のバルブブロック、及びそれを備える液圧ポンプ装置
15日前
株式会社UACJ
摩擦攪拌点接合装置及び摩擦攪拌点接合方法
14日前
個人
回転機構
5か月前
個人
保持機
1日前
個人
回転伝達機構
3か月前
株式会社フジキン
配管
1か月前
個人
振り子式免震装置
14日前
丸一株式会社
配管構造
4か月前
個人
ネジの緩み止め装置
5か月前
藤井電工株式会社
フック
1日前
個人
ロックナット
2か月前
個人
弁装置
3か月前
個人
ネジの緩み防止装置
14日前
個人
緩み防止ナット
25日前
個人
リンクプレート
3か月前
株式会社フジキン
バルブ装置
5か月前
株式会社ニフコ
留め具
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
株式会社キッツ
管継手
3か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
7日前
株式会社テイエルブイ
排気弁
1か月前
続きを見る
他の特許を見る