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公開番号2024144316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024050024
出願日2024-03-26
発明の名称エネルギーデータ処理システム及びエネルギーデータ処理装置
出願人大阪瓦斯株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20241003BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者の利便性の向上を図るエネルギーデータ処理システム及びエネルギーデータ処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】エネルギーデータ処理システムは、住宅設備機器を設置する住宅で使用するエネルギーの累積値に関するエネルギーデータを収集する情報処理端末2と、情報処理端末2から、予め設定された時間間隔である送信間隔でエネルギーデータを受信するサーバ3と、を備え、サーバ3は、情報処理端末2から送信されたエネルギーデータを受信するサーバ通信部と、サーバ通信部が受信したエネルギーデータの示す値が異常値であるか否かを判定する異常判定部と、エネルギーデータの示す値が異常値であると異常判定部によって判定されると、エネルギーデータの再送を情報処理端末2に対して要求する再送要求をサーバ通信部に送信させる再送要求部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
住宅設備機器を設置する住宅で使用するエネルギーの累積値に関するエネルギーデータを収集する情報処理端末と、
前記情報処理端末から、予め設定された時間間隔である送信間隔で前記エネルギーデータを受信するサーバと、を備え、
前記サーバは、
前記情報処理端末から送信された前記エネルギーデータを受信するサーバ通信部と、
前記サーバ通信部が受信した前記エネルギーデータの示す値が異常値であるか否かを判定する異常判定部と、
前記エネルギーデータの示す値が前記異常値であると前記異常判定部によって判定されると、前記エネルギーデータの再送を前記情報処理端末に対して要求する再送要求を前記サーバ通信部に送信させる再送要求部と、を有するエネルギーデータ処理システム。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記再送要求部は、前記情報処理端末から再送された前記エネルギーデータの示す値が、前記異常判定部において前記異常値であると規定回数以上繰り返し判定されると、前記再送要求を中止させる請求項1に記載のエネルギーデータ処理システム。
【請求項3】
前記情報処理端末は、予め設定された時間間隔である指示要求間隔で前記サーバ通信部に対して指示要求を送信し、
前記再送要求部は、前記異常判定部において前記異常値であると判定された場合において、前記サーバ通信部が前記指示要求を受信した際に、前記情報処理端末に対する前記再送要求を前記サーバ通信部に送信させる請求項1に記載のエネルギーデータ処理システム。
【請求項4】
前記情報処理端末は、前記エネルギーデータを記憶する記憶部を更に有し、
前記サーバは、
前記異常判定部によって前記異常値を示すと判定された第1データの示す値と、前記再送要求に応じて前記情報処理端末から再送された第2データの示す値とを比較するデータ比較部と、
前記第1データの示す値を修正するデータ修正部と、を更に有し、
前記データ修正部は、前記第1データと前記第2データとが一致しないと前記データ比較部によって判定されると、前記第1データの値を前記第2データの示す値に修正する請求項1に記載のエネルギーデータ処理システム。
【請求項5】
前記情報処理端末は、前記エネルギーデータを記憶する記憶部を更に有し、
前記サーバは、
前記異常判定部によって前記異常値を示すと判定された第1データの示す値と、前記再送要求に応じて前記情報処理端末から再送された第2データの示す値とを比較するデータ比較部と、
前記エネルギーデータの示す値が前記異常値となった原因を判定する原因判定部と、を更に有し、
前記原因判定部は、
前記第1データの示す値と前記第2データの示す値とが一致すると前記データ比較部によって判定されると、前記第1データを受信する直前に前記情報処理端末から前記サーバ通信部が受信した第3データを参照し、
前記記憶部に記憶可能な前記エネルギーデータの上限値と前記第3データの示す値との差が、前記エネルギーデータの示す値が前記送信間隔の期間内で増大すると予測される予測値未満であるか否かを判定し、
前記上限値と前記第3データの示す値との差が前記予測値未満であると判定すると、前記異常値の発生した原因が前記エネルギーデータの前記上限値を超える桁あふれであると判定し、
前記上限値と前記第3データの示す値との差が前記予測値以上であると判定すると、前記異常値の発生した原因が前記桁あふれ以外であると判定し、前記第1データを欠損扱いとする請求項1に記載のエネルギーデータ処理システム。
【請求項6】
前記サーバは、前記第1データの示す値を修正するデータ修正部を更に有し、
前記データ修正部は、
前記異常値の発生した原因が前記桁あふれであると前記原因判定部によって判定されると、前記第1データの示す値に前記上限値を加算することで、前記第1データを修正する請求項5に記載のエネルギーデータ処理システム。
【請求項7】
住宅設備機器を設置する住宅で使用するエネルギーの累積値に関するエネルギーデータを、予め設定された時間間隔である送信間隔で受信する通信部と、
前記通信部が受信した前記エネルギーデータの示す値が異常値であるか否かを判定する異常判定部と、
前記エネルギーデータの示す値が前記異常値であると前記異常判定部によって判定されると、前記エネルギーデータの再送を前記エネルギーデータのデータ送信元である情報処理端末に要求する再送要求を前記通信部に送信させる再送要求部と、を有するエネルギーデータ処理装置。
【請求項8】
前記異常判定部によって前記異常値であると判定された第1データの示す値と、前記再送要求部によって再送が要求されることにより前記情報処理端末から再送された第2データの示す値とを比較するデータ比較部と、
前記第1データの示す値を修正するデータ修正部と、を更に有し、
前記データ修正部は、
前記第1データと前記第2データとが一致しないと前記データ比較部によって判定されると、前記第1データの値を前記第2データの示す値に修正する請求項7に記載のエネルギーデータ処理装置。
【請求項9】
前記異常判定部によって前記異常値であると判定された第1データの示す値と、前記再送要求部によって再送が要求されることにより前記情報処理端末から再送された第2データの示す値とを比較するデータ比較部と、
前記エネルギーデータの示す値が前記異常値となった原因を判定する原因判定部と、を更に有し、
前記原因判定部は、
前記第1データの示す値と前記第2データの示す値とが一致すると前記データ比較部によって判定されると、前記第1データを受信する直前に前記情報処理端末から前記通信部が受信した第3データを参照し、
前記情報処理端末の記憶部に記憶可能な前記エネルギーデータの上限値と前記第3データの示す値との差が、前記エネルギーデータの示す値が前記送信間隔の期間内で増大すると予測される予測値未満であるか否かを判定し、
前記上限値と前記第3データの示す値との差が前記予測値未満であると判定すると、前記異常値の発生した原因が前記エネルギーデータの前記上限値を超える桁あふれであると判定し、
前記上限値と前記第3データの示す値との差が前記予測値以上であると判定すると、前記異常値の発生した原因が前記桁あふれ以外であると判定し、前記第1データを欠損扱いとする請求項7に記載のエネルギーデータ処理装置。
【請求項10】
前記第1データの示す値を修正するデータ修正部を更に有し、
前記データ修正部は、
前記異常値の発生した原因が前記桁あふれであると前記原因判定部によって判定されると、前記第1データの示す値に前記上限値を加算することで、前記第1データを修正する請求項9に記載のエネルギーデータ処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エネルギーデータ処理システム及びエネルギーデータ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給湯装置で使用するガス、水道等のエネルギー使用量を表示するエネルギー使用量表示装置が開示されている。特許文献1に開示のエネルギー使用量表示装置は、給湯装置のリモコンに適用される。リモコンは、集計処理部、表示制御部及び表示部を備え、集計処理部は、ガス等の使用量を集計する集計部と、集計部で集計する使用量のデータを所定期間単位で所定期間数分だけ過去に遡って記録する記憶部と、所定時刻となる毎に使用量のデータを集計部から記憶部への書き込みを行わせる集計制御部と、を備える。表示制御部は使用者が要求する期間単位に応じて集計部の集計値と記憶部の記録値との一方又は両方を読み出して使用量の表示用データを作成し、表示部は表示制御部で作成した表示用データに基づいて使用量表示を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-344751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のエネルギー使用量表示装置では、例えば、給湯装置の制御盤からリモコンの集計処理部に送信されるデータが異常値を示す場合であっても、異常値が利用者に提示されてしまう虞があり、利用者の利便性に欠ける。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、利用者の利便性の向上を図るエネルギーデータ処理システム及びエネルギーデータ処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るエネルギーデータ処理システムの特徴構成は、住宅設備機器を設置する住宅で使用するエネルギーの累積値に関するエネルギーデータを収集する情報処理端末と、前記情報処理端末から、予め設定された時間間隔である送信間隔で前記エネルギーデータを受信するサーバと、を備え、前記サーバは、前記情報処理端末から送信された前記エネルギーデータを受信するサーバ通信部と、前記サーバ通信部が受信した前記エネルギーデータの示す値が異常値であるか否かを判定する異常判定部と、前記エネルギーデータの示す値が前記異常値であると前記異常判定部によって判定されると、前記エネルギーデータの再送を前記情報処理端末に対して要求する再送要求を前記サーバ通信部に送信させる再送要求部と、を有する点にある。
【0007】
このような構成により、情報処理端末から受信したエネルギーデータの示す値が異常値であることを判定できる。また、異常であると異常判定部によって判定されたエネルギーデータの再送を情報処理端末に対して要求することができる。したがって、利用者の利便性を向上させることができる。
【0008】
更に、本発明に係るエネルギーデータ処理システムの特徴構成は、前記再送要求部は、前記情報処理端末から再送された前記エネルギーデータの示す値が、前記異常判定部において前記異常値であると規定回数以上繰り返し判定されると、前記再送要求を中止させる点にある。
【0009】
このような構成により、エネルギーデータの再送が際限なく繰り返されることが防止される。
【0010】
更に、本発明に係るエネルギーデータ処理システムの特徴構成は、前記情報処理端末は、予め設定された時間間隔である指示要求間隔で前記サーバ通信部に対して指示要求を送信し、前記再送要求部は、前記異常判定部において前記異常値であると判定された場合において、前記サーバ通信部が前記指示要求を受信した際に、前記情報処理端末に対する前記再送要求を前記サーバ通信部に送信させる点にある。
(【0011】以降は省略されています)

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