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公開番号2024142401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054526
出願日2023-03-30
発明の名称アルカリ電池の梱包体
出願人マクセル株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 50/256 20210101AFI20241003BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 高温高湿環境下でのアルカリ電池の漏液を抑制し得るアルカリ電池の梱包体を提供する。
【解決手段】 本発明のアルカリ電池の梱包体は、アルカリ電池を収容するトレーと、前記トレーに収容された複数のアルカリ電池とを有し、収容された前記複数のアルカリ電池とともに前記トレーの全体がフィルム内に密封されており、前記フィルムの水蒸気透過度が、10g/m2・24h以下であることを特徴とするものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
アルカリ電池を収容するトレーと、前記トレーに収容された複数のアルカリ電池とを有し、
収容された前記複数のアルカリ電池とともに前記トレーの全体がフィルム内に密封されており、
前記フィルムの水蒸気透過度が、10g/m

・24h以下であることを特徴とするアルカリ電池の梱包体。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記アルカリ電池が、ボタン形電池である請求項1に記載のアルカリ電池の梱包体。
【請求項3】
前記フィルムが、ナイロン層とポリオレフィン層とを有する多層フィルム、またはアルミニウム層と樹脂層とを有する多層フィルムである請求項1に記載のアルカリ電池の梱包体。
【請求項4】
内部が減圧されている請求項1に記載のアルカリ電池の梱包体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高温高湿環境下でのアルカリ電池の漏液を抑制し得るアルカリ電池の梱包体に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
現在、多くの種類の電池が製造され使用されており、放電機能に関する特性のみならず、メーカーでの製造から最終消費者が使用するまでの段階において、その貯蔵性や利便性などを高める観点から、種々の検討がなされている。
【0003】
例えば特許文献1には、製造した電池の輸送、運搬時の結露の発生を効果的に防止すべく、防錆シートが配置されたトレーに電池を収容し、そのトレーの上部開口端を断熱カバーで覆う技術が提案されている。また、特許文献1には、前記トレーに電池を収容した後に梱包フィルムで包んでから、トレーの上部開口端に前記断熱カバーを配することも提案されている。前記梱包フィルムは、積層した複数のトレーを載置したパレットにおける前記トレーの荷崩れを防止するためのものであり、パレットおよび積層した複数のトレーの側面と、最上部に積まれたトレーの上面とを、梱包フィルムで覆うことが図示されている。
【0004】
一方、特許文献2には、空気電池の使用前の段階における空気極の反応を確実に防止するとともに、空気電池の使用開始時においては、空気孔を保護するシート部材の外し忘れの問題などを解消して、迅速かつ確実に放電させ得るようにするために、空気孔が塞がれていない空気電池をパッケージ部材内に封入する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-68264号公報
特開2019-67618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、電池においては、製造後の使用開始までの段階で、種々の環境下に置かれる可能性があるが、アルカリ電池の場合、高温高湿環境下に置かれると、アルカリ電解液の電池外への漏出(漏液)が生じやすいといった問題がある。よって、アルカリ電池では、輸送される形態においても、こうした問題の発生を抑制する技術の開発が求められる。
【0007】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高温高湿環境下でのアルカリ電池の漏液を抑制し得るアルカリ電池の梱包体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のアルカリ電池の梱包体は、アルカリ電池を収容するトレーと、前記トレーに収容された複数のアルカリ電池とを有し、収容された前記複数のアルカリ電池とともに前記トレーの全体がフィルム内に密封されており、前記フィルムの水蒸気透過度が、10g/m

・24h以下であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高温高湿環境下でのアルカリ電池の漏液を抑制し得るアルカリ電池の梱包体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のアルカリ電池の梱包体の一例を模式的に表す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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