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公開番号2024141651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053425
出願日2023-03-29
発明の名称接続端子及び端子付き電線・ケーブル
出願人古河電気工業株式会社,古河電工産業電線株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 4/18 20060101AFI20241003BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電線・ケーブルに対する接続端子の良好な接続を行う。
【解決手段】導体21を絶縁層22で被覆した電線・ケーブル2の導体21が挿入される接続筒部32と電線・ケーブル2の導体21を接続目的箇所に接続する被接続部31とを一端部と他端部とに有する接続端子3であって、接続筒部32は、導体21の挿入方向の深部から開放端部に向かって並んだ、第一筒部321と当該第一筒部321よりも内径が大きな第二筒部322とを有し、少なくとも第二筒部322における最深部を挿入方向にまたいで内側観察用の開口325又はスリットが接続筒部32に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
導体を絶縁層で被覆した電線・ケーブルの前記導体が挿入される接続筒部と前記電線・ケーブルの前記導体を接続目的箇所に接続する被接続部とを一端部と他端部とに有する接続端子であって、
前記接続筒部は、前記導体の挿入方向の深部から開放端部に向かって並んだ、第一筒部と当該第一筒部よりも内径が大きな第二筒部とを有し、
少なくとも前記第二筒部における最深部を前記挿入方向にまたいで内側観察用の開口又はスリットが前記接続筒部に形成されていることを特徴とする接続端子。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記接続筒部は、前記第一筒部と前記第二筒部との間に内径が漸次変化する移行部を有し、
前記開口又はスリットは、前記移行部と前記第二筒部との境界をまたいで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
【請求項3】
前記開口又はスリットが周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
【請求項4】
前記第二筒部の内周面に、当該内周面から内側に突出した突出部を有することを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
【請求項5】
前記第二筒部に装着可能であって、当該第二筒部の内周よりも内側に突出した突出部を有する第一アタッチメントを有することを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
【請求項6】
導体を絶縁層で被覆した電線・ケーブルと、前記導体が挿入される接続筒部と前記電線・ケーブルの前記導体を接続目的箇所に接続する被接続部とを一端部と他端部とに有する接続端子とを有する端子付き電線・ケーブルであって、
前記接続筒部は、前記導体の挿入方向の深部から開放端部に向かって並んだ、第一筒部と当該第一筒部よりも内径が大きな第二筒部とを有し、
前記第一筒部は前記導体の挿入領域、前記第二筒部は前記絶縁層の挿入領域であり、
前記導体の挿入方向先端部を前記第一筒部の最深部まで挿入した状態で、前記絶縁層の挿入方向先端部を視認可能とする内側観察用の開口又はスリットが前記接続筒部に設けられていることを特徴とする端子付き電線・ケーブル。
【請求項7】
前記絶縁層の挿入方向先端部に装着可能であって、当該絶縁層の外周よりも外側に突出した突出部を有する第二アタッチメントを有することを特徴とする請求項6に記載の端子付き電線・ケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接続端子及び端子付き電線・ケーブルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電線・ケーブルの導体を端子台やブレーカー等の盤内の設備等につなぐ際、通常、導体の先端に接続端子を取り付けてから接続が行われる。
そして、電線・ケーブルの導体に接続端子を取り付ける際には、接続端子の接続筒部に導体を挿入し、ダイスで、挿入した電線・ケーブルの導体ごと接続筒部をかしめて電気的、機械的に接続を行っていた。
【0003】
電線・ケーブルに対する接続端子の取り付けは、電線・ケーブルの絶縁層の被覆を除去し、露出した導体を接続筒部に挿入することで行われる。
その場合、接続筒部の後端部から導体が露出していると、接続端子の取り付け後における電線・ケーブルの取り回し等の際に露出部分に曲げや揺れ、捻回が生じやすくなり、導体の破断が生じやすくなることが懸念される。
【0004】
このため、従来の電線・ケーブルに対する接続端子の取り付けの際には、絶縁層の先端部までを接続筒部に挿入してかしめが行われていた(例えば特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3006659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、電線・ケーブルに対する接続端子の取り付けの際に、絶縁層の先端部を接続筒部に挿入すると、電線・ケーブルがどこまで挿入されているかが分からず、導体の挿入不足による接続不良が生じるおそれがあった。
【0007】
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、電線・ケーブルに対する接続端子の良好な接続を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の問題を解決するために、本発明は、接続端子において、
導体を絶縁層で被覆した電線・ケーブルの前記導体が挿入される接続筒部と前記電線・ケーブルの前記導体を接続目的箇所に接続する被接続部とを一端部と他端部とに有する接続端子であって、
前記接続筒部は、前記導体の挿入方向の深部から開放端部に向かって並んだ、第一筒部と当該第一筒部よりも内径が大きな第二筒部とを有し、
少なくとも前記第二筒部における最深部を前記挿入方向にまたいで内側観察用の開口又はスリットが前記接続筒部に形成されていることを特徴とする。
【0009】
上記の問題を解決するために、本発明は、端子付き電線・ケーブルにおいて、
導体を絶縁層で被覆した電線・ケーブルと、前記導体が挿入される接続筒部と前記電線・ケーブルの前記導体を接続目的箇所に接続する被接続部とを一端部と他端部とに有する接続端子とを有する端子付き電線・ケーブルであって、
前記接続筒部は、前記導体の挿入方向の深部から開放端部に向かって並んだ、第一筒部と当該第一筒部よりも内径が大きな第二筒部とを有し、
前記第一筒部は前記導体の挿入領域、前記第二筒部は前記絶縁層の挿入領域であり、
前記導体の挿入方向先端部を前記第一筒部の最深部まで挿入した状態で、前記絶縁層の挿入方向先端部を視認可能とする内側観察用の開口又はスリットが前記接続筒部に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電線・ケーブルに対する接続端子の良好な接続を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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