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公開番号2024141620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053366
出願日2023-03-29
発明の名称水中カメラシステム及び水中装置
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類G03B 17/24 20210101AFI20241003BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】水中におけるカメラ10の撮像位置を撮像画像に付与可能な水中カメラシステム及び水中装置を提供する。
【解決手段】水中カメラシステムS100は、水中で対象物を撮影し撮像画像を生成するカメラ10と、水上に位置する水上装置20の絶対位置を測位する第1測位手段と、カメラ10に接続された水中装置30と水上装置20との相対位置を測位する第2測位手段と、第1測位手段が測位した水上装置20の絶対位置と、第2測位手段が測位した相対位置とに基づき、水中における水中装置30の絶対位置である水中位置を算出する位置特定部と、位置特定部が算出した水中位置をカメラ10に送信する送信部と、を備え、カメラ10は、送信部から受信した水中位置を、水中位置を受信した時点の前後の所定の時間内に撮影された撮像画像に関連付けて保存する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水中で対象物を撮影し撮像画像を生成するカメラと、
水上に位置する水上装置の絶対位置を測位する第1測位手段と、
前記カメラに接続された水中装置と前記水上装置との相対位置を測位する第2測位手段と、
前記第1測位手段が測位した前記水上装置の絶対位置と、前記第2測位手段が測位した前記相対位置とに基づき、水中における前記水中装置の絶対位置である水中位置を算出する位置特定部と、
前記位置特定部が算出した前記水中位置を前記カメラに送信する送信部と、
を備え、
前記カメラは、前記送信部から受信した前記水中位置を、前記水中位置を受信した時点の前後の所定の時間内に撮影された前記撮像画像に関連付けて保存する、
水中カメラシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記送信部は、前記カメラのシャッターボタンが押されたことに応じて、前記水中位置を前記カメラに送信する、
請求項1に記載の水中カメラシステム。
【請求項3】
前記送信部は、前記シャッターボタンが押されてから前記シャッターボタンが再度押されるまでの経過時間が閾値以下の場合には、前記水中位置を前記カメラに送信しない、
請求項2に記載の水中カメラシステム。
【請求項4】
前記位置特定部は、連続的に前記水中装置の前記水中位置を特定し、
前記送信部は、第1時刻の前記水中装置の第1水中位置と、第2時刻の前記水中装置の第2水中位置との距離が閾値未満の場合、第2水中位置を前記カメラに送信しない、
請求項1又は2に記載の水中カメラシステム。
【請求項5】
前記送信部は、前記位置特定部が一定時間以上にわたって前記水中装置の前記水中位置を特定できなかったことを示す測位エラーを前記カメラに送信し、
前記カメラは、前記測位エラーを、前記測位エラーを受信した時点の前後の所定の時間内に撮影された撮像画像に関連付けて保存する、
請求項1又は2に記載の水中カメラシステム。
【請求項6】
前記送信部は、前記位置特定部が一定時間以上にわたって前記水中装置の前記水中位置を特定できなかったことを示す測位エラーを前記カメラに送信し、
前記カメラは、前記測位エラーを受信する前に受信していた第1水中位置とともに、前記第1水中位置を受信した時点から前記測位エラーを受信した時点までの経過時間を、前記測位エラーを受信した時点の前後の所定の時間内に撮影された撮像画像に関連付けて保存する、
請求項1又は2に記載の水中カメラシステム。
【請求項7】
前記位置特定部は、前記水中装置として、水中の第1カメラに接続された第1水中装置の水中位置と、水中の第2カメラに接続された第2水中装置の水中位置とを特定し、
前記送信部は、前記第1水中装置の水中位置と、前記第2水中装置の水中位置との間の距離が閾値未満である場合に、前記第1カメラに、前記第1水中装置の前記水中位置とともに前記第2水中装置の前記水中位置も送信し、
前記第1カメラは、前記第1水中装置の水中位置と前記第2水中装置の水中位置とを前記撮像画像に関連付けて保存する、
請求項1又は2に記載の水中カメラシステム。
【請求項8】
水中で対象物を撮影し撮像画像を生成するカメラに取り付けられる水中装置であって
水上に位置する水上装置の絶対位置を測位する第1測位手段が測位した前記水上装置の絶対位置と、前記水上装置と前記水中装置との相対位置を測位する第2測位手段が測位した前記相対位置とに基づき、水中における前記水中装置の絶対位置である水中位置を算出する位置特定部と、
前記位置特定部が算出した前記水中位置を前記カメラに送信する送信部と、
を備える、
水中装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水中カメラシステム及び水中装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラで撮影された写真は、例えば撮影日時、GPS情報(緯度、経度)、及びカメラの機種名等のデータを含む(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-053941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水中ではGPSによる位置の検出ができないため、従来の技術では水中においてカメラの位置を測位できず、カメラの撮像画像に撮影位置の情報を付与できないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、水中におけるカメラの撮像位置を撮像画像に付与可能な水中カメラシステム及び水中装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の水中カメラシステムは、水中で対象物を撮影し撮像画像を生成するカメラと、水上に位置する水上装置の絶対位置を測位する第1測位手段と、前記カメラに接続された水中装置と前記水上装置との相対位置を測位する第2測位手段と、前記第1測位手段が測位した前記水上装置の絶対位置と、前記第2測位手段が測位した前記相対位置とに基づき、水中における前記水中装置の絶対位置である水中位置を算出する位置特定部と、前記位置特定部が算出した前記水中位置を前記カメラに送信する送信部と、を備え、前記カメラは、前記送信部から受信した前記水中位置を、前記水中位置を受信した時点の前後の所定の時間内に撮影された前記撮像画像に関連付けて保存する。
【0007】
前記送信部は、前記カメラのシャッターボタンが押されたことに応じて、前記水中位置を前記カメラに送信してもよい。
【0008】
前記送信部は、前記シャッターボタンが押されてから前記シャッターボタンが再度押されるまでの経過時間が閾値以下の場合には、前記水中位置を前記カメラに送信しないように設けられていてもよい。
【0009】
前記位置特定部は、連続的に前記水中装置の前記水中位置を特定し、前記送信部は、第1時刻の前記水中装置の第1水中位置と、第2時刻の前記水中装置の第2水中位置との距離が閾値未満の場合、第2水中位置を前記カメラに送信しないように設けられていてもよい。
【0010】
前記送信部は、前記位置特定部が一定時間以上にわたって前記水中装置の前記水中位置を特定できなかったことを示す測位エラーを前記カメラに送信し、前記カメラは、前記測位エラーを、前記測位エラーを受信した時点の前後の所定の時間内に撮影された撮像画像に関連付けて保存してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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