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公開番号2024152068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065996
出願日2023-04-13
発明の名称物体光逆量子化装置、物体光量子化装置、物体光逆量子化方法、物体光量子化方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/126 20140101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約【課題】立体映像表示に必要な物体光の振幅及び位相のデータを得ること。
【解決手段】本発明に係る物体光逆量子化装置400は、物体光画像復号装置300から取得した整数化された物体光の振幅及び位相のそれぞれに対して、或いは、かかる振幅及び位相を変換した複素数における実部及び虚部のそれぞれに対して、線形逆量子化又は非線形逆量子化を適用し、小数値として記述されるデータからなる物体光を生成して出力するマッピング部402を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
物体光逆量子化装置であって、
物体光画像復号装置から取得した整数化された物体光の振幅及び位相のそれぞれに対して、或いは、前記振幅及び位相を変換した複素数における実部及び虚部のそれぞれに対して、線形逆量子化又は非線形逆量子化を適用し、小数値として記述されるデータからなる物体光を生成して出力するマッピング部を備えることを特徴とする物体光逆量子化装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記物体光画像復号装置から取得したメタデータに基づいて、前記線形逆量子化及び前記非線形逆量子化のどちらを適用するか決定する逆量子化モード選択部を備え、
前記マッピング部は、前記逆量子化モード選択部によって決定された前記線形逆量子化又は前記非線形逆量子化を適用することを特徴とする請求項1に記載の物体光逆量子化装置。
【請求項3】
前記逆量子化モード選択部は、前記メタデータに基づいて、前記整数化された物体光のサンプリング点において、一部には前記線形逆量子化を適用し、それ以外には前記非線形逆量子化を適用することを決定することを特徴とする請求項2に記載の物体光逆量子化装置。
【請求項4】
前記マッピング部は、前記物体光画像復号装置から取得したメタデータに記述されている伝達関数に従って、前記整数化された物体光の前記小数点によって記述されるデータへのマッピングを行うことを特徴とする請求項1に記載の物体光逆量子化装置。
【請求項5】
物体光量子化装置であって、
物体光の性質に応じて量子化モードを選択する量子化モード選択部と、
前記量子化モード選択部によって選択された前記量子化モードに基づいて、前記物体光を整数値へ変換する量子化部とを備えることを特徴とする物体光量子化装置。
【請求項6】
前記量子化モード選択部は、前記物体光の振幅及び位相のデータの区別、或いは、前記振幅及び前記位相を変換した複素数における実部及び虚部のデータの区別に基づいて、前記量子化モードを選択することを特徴とする請求項5に記載の物体光量子化装置。
【請求項7】
前記量子化モード選択部は、前記物体光の振幅及び位相のデータの統計的性質、或いは、前記振幅及び前記位相を変換した複素数における実部及び虚部のデータの統計的性質に基づいて、前記量子化モードを選択することを特徴とする請求項5に記載の物体光量子化装置。
【請求項8】
前記量子化部は、物体光符号化装置の入力に適合するように、前記物体光の前記整数値への量子化及びマッピングを行うことを特徴とする請求項5に記載の物体光量子化装置。
【請求項9】
前記量子化部は、前記物体光画像符号化装置の入力に対応した個数のクラスへの分割に基づいて、前記整数値へのマッピングを行うことを特徴とする請求項8に記載の物体光量子化装置。
【請求項10】
前記量子化部は、前記物体光に対して伝達関数に基づく前記整数値へのマッピングを行うことを特徴とする請求項8に記載の物体光量子化装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物体光逆量子化装置、物体光量子化装置、物体光逆量子化方法、物体光量子化方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1において、映像画像符号化に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Versatile Video Coding, Version 1, Rec. ITU-T H.266, ISO/IEC FDIS 23090-3, July 2020.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1が対象とするデータは、主に、液晶ディスプレイ等の3色(RGB)の画素の発光によって画像・映像を表示するデバイス(以下、ディスプレイ)上で表示されることを前提としている画像である。
【0005】
一方で、ホログラフィと呼ばれる立体映像表示には、物体光の振幅及び位相のデータが必要となり、フォーマットが異なるため、従来の画像符号化技術を単純適用して符号化することはできないという問題点があった。
【0006】
なお、立体映像表示のためのデータのうち、本発明が対象とする「再生光学系(デバイス)によらない物体からの光の振幅位相分布」を、本実施形態では「物体光」と呼ぶこととする。
【0007】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、立体映像表示に必要な物体光の振幅及び位相のデータを得ることができる物体光逆量子化装置、物体光量子化装置、物体光逆量子化方法、物体光量子化方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の特徴は、物体光逆量子化装置であって、物体光画像復号装置から取得した整数化された物体光の振幅及び位相のそれぞれに対して、或いは、前記振幅及び位相を変換した複素数における実部及び虚部のそれぞれに対して、線形逆量子化又は非線形逆量子化を適用し、小数値として記述されるデータからなる物体光を生成して出力するマッピング部を備えることを要旨とする。
【0009】
本発明の第2の特徴は、物体光量子化装置であって、物体光の性質に応じて量子化モードを選択する量子化モード選択部と、前記量子化モード選択部によって選択された前記量子化モードに基づいて、前記物体光を整数値へ変換する量子化部とを備えることを要旨とする。
【0010】
本発明の第3の特徴は、物体光逆量子化方法であって、物体光画像復号装置から取得した整数化された物体光の振幅及び位相のそれぞれに対して、或いは、前記振幅及び位相を変換した複素数における実部及び虚部のそれぞれに対して、線形逆量子化又は非線形逆量子化を適用し、小数値として記述されるデータからなる物体光を生成して出力する工程を有することを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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