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公開番号2024156926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2024130772,2024001826
出願日2024-08-07,2022-09-16
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人KDDI株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20241029BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間上におけるユーザサービスについての適格性の向上を図る。
【解決手段】ユーザが実空間で受ける所定のサービスに関する資格情報を資格保有者の識別情報に関連付けて記憶する資格情報記憶部と、ユーザが仮想空間上で要求サービスの提供を求める際に要求サービスに関する資格情報の確認元の装置から要求サービスに関する資格情報の確認要求を受信する確認要求受信部と、確認要求に応じて資格情報記憶部に記憶された資格情報のうち要求サービスに対応する所定のサービスに関する資格情報を確認する資格情報確認部と、資格情報の確認結果を確認元の装置へ応答する確認要求応答部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが実空間で受ける所定のサービスに関する資格情報を資格保有者の識別情報に関連付けて記憶する資格情報記憶部と、
前記ユーザが仮想空間上で要求サービスの提供を求める際に前記要求サービスに関する資格情報の確認元の装置から前記要求サービスに関する資格情報の確認要求を受信する確認要求受信部と、
前記確認要求に応じて、前記資格情報記憶部に記憶された資格情報のうち、前記要求サービスに対応する前記所定のサービスに関する資格情報を確認する資格情報確認部と、
前記資格情報の確認結果を前記確認元の装置へ応答する確認要求応答部と、
を備え、
前記資格情報記憶部が記憶する資格情報は、実空間で定められた資格であって実空間で使う資格の情報であり、
前記要求サービスは、前記ユーザのユーザ識別情報に関連付けられたアバターが仮想空間で利用するサービスである、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記資格情報は、資格保有者以外の者が付与した資格を示す情報である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記資格情報記憶部は、ユーザが実空間で前記所定のサービスを受けるための資格情報を前記ユーザの識別情報に関連付けて記憶し、
前記確認要求は、前記ユーザの識別情報と前記要求サービスを提供するための資格情報を特定する資格情報特定情報とを含み、
前記資格情報確認部は、前記資格情報記憶部に前記ユーザの識別情報に関連付けて記憶された前記所定のサービスに関する資格情報のうち、前記資格情報特定情報に合致する資格情報を確認する、
請求項1又は2のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記確認元の装置は、前記ユーザが仮想空間上での提供を求める要求サービスのサービス提供要求に応じて前記ユーザに仮想空間上で前記要求サービスを提供するサービス提供装置である、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記確認元の装置は、ユーザに前記仮想空間を提供するための情報処理を実行する仮想空間サーバである、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザが実空間で受ける所定のサービスに関する資格情報を資格保有者の識別情報に関連付けて資格情報記憶部に記憶する資格情報記憶ステップと、
前記ユーザが仮想空間上で要求サービスの提供を求める際に前記要求サービスに関する資格情報の確認元の装置から前記要求サービスに関する資格情報の確認要求を受信する確認要求受信ステップと、
前記確認要求に応じて、前記資格情報記憶部に記憶された資格情報のうち、前記要求サービスに対応する前記所定のサービスに関する資格情報を確認する資格情報確認ステップと、
前記資格情報の確認結果を前記確認元の装置へ応答する確認要求応答ステップと、
を含み、
前記資格情報記憶部が記憶する資格情報は、実空間で定められた資格であって実空間で使う資格の情報であり、
前記要求サービスは、前記ユーザのユーザ識別情報に関連付けられたアバターが仮想空間で利用するサービスである、
情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザに対して仮想現実(Virtual Reality:VR)の空間(仮想空間)のサービス(仮想空間サービス)を提供するためのサービスシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術は、複数の仮想空間サービスを管理する仮想空間管理サーバが、仮想空間サーバからの問い合わせにより取得した利用者構成情報及び仮想空間構成情報に基づき、対応する仮想空間構成情報を変換し、問い合わせを行った仮想空間サーバに送信する利用者展開情報を生成する。これにより、複数の異なる仮想空間サービスに関し、ユーザおよびキャラクターの単一性を保証している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-285064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した特許文献1に記載された技術では、ユーザが仮想空間上で受けるサービスについての適格性が十分ではない場合があった。例えば、ユーザが現実世界における自分とは異なるプロフィールを設定したアバターを利用してサービスを提供したり、受けたりすることができる場合があった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、仮想空間上におけるユーザサービスについての適格性の向上を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、ユーザが実空間で受ける所定のサービスに関する資格情報を資格保有者の識別情報に関連付けて記憶する資格情報記憶部と、前記ユーザが仮想空間上で要求サービスの提供を求める際に前記要求サービスに関する資格情報の確認元の装置から前記要求サービスに関する資格情報の確認要求を受信する確認要求受信部と、前記確認要求に応じて、前記資格情報記憶部に記憶された資格情報のうち、前記要求サービスに対応する前記所定のサービスに関する資格情報を確認する資格情報確認部と、前記資格情報の確認結果を前記確認元の装置へ応答する確認要求応答部と、を備え、前記資格情報記憶部が記憶する資格情報は、実空間で定められた資格であって実空間で使う資格の情報であり、前記要求サービスは、前記ユーザのユーザ識別情報に関連付けられたアバターが仮想空間で利用するサービスである、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記資格情報は、資格保有者以外の者が付与した資格を示す情報である、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記資格情報記憶部は、ユーザが実空間で前記所定のサービスを受けるための資格情報を前記ユーザの識別情報に関連付けて記憶し、前記確認要求は、前記ユーザの識別情報と前記要求サービスを提供するための資格情報を特定する資格情報特定情報とを含み、前記資格情報確認部は、前記資格情報記憶部に前記ユーザの識別情報に関連付けて記憶された前記所定のサービスに関する資格情報のうち、前記資格情報特定情報に合致する資格情報を確認する、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記確認元の装置は、前記ユーザが仮想空間上での提供を求める要求サービスのサービス提供要求に応じて前記ユーザに仮想空間上で前記要求サービスを提供するサービス提供装置である、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記確認元の装置は、ユーザに前記仮想空間を提供するための情報処理を実行する仮想空間サーバである、情報処理装置である。
【0007】
本発明の一態様は、情報処理装置が実行する情報処理方法であって、ユーザが実空間で受ける所定のサービスに関する資格情報を資格保有者の識別情報に関連付けて資格情報記憶部に記憶する資格情報記憶ステップと、前記ユーザが仮想空間上で要求サービスの提供を求める際に前記要求サービスに関する資格情報の確認元の装置から前記要求サービスに関する資格情報の確認要求を受信する確認要求受信ステップと、前記確認要求に応じて、前記資格情報記憶部に記憶された資格情報のうち、前記要求サービスに対応する前記所定のサービスに関する資格情報を確認する資格情報確認ステップと、前記資格情報の確認結果を前記確認元の装置へ応答する確認要求応答ステップと、を含み、前記資格情報記憶部が記憶する資格情報は、実空間で定められた資格であって実空間で使う資格の情報であり、前記要求サービスは、前記ユーザのユーザ識別情報に関連付けられたアバターが仮想空間で利用するサービスである、情報処理方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、仮想空間上におけるユーザサービスについての適格性の向上を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る仮想空間サービスシステムの構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る資格情報総合管理装置(情報処理装置)の構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る資格情報データベースの構成例を示す図である。
一実施形態に係る情報処理方法の手順の例を示すシーケンス図である。
一実施形態に係る情報処理方法の手順の例を示すシーケンス図である。
一実施形態に係る情報処理方法の手順の例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る仮想空間サービスシステムの構成例を示すブロック図である。図1において、資格情報総合管理装置1は、仮想空間サービスのユーザ(以下、単にユーザと称する)Uが現実の空間(実空間)で受ける所定のサービスに関する資格情報を総合的に管理するための情報処理を実行する。資格情報は、資格の種類および有効期限を示す情報である。所定のサービスに関する資格情報は、当該サービスを実空間で受けるユーザUが有する必要がある資格情報と、当該サービスを実空間で提供するサービス提供者が有する必要がある資格情報とがある。例えば、ユーザUが実空間の医療機関で保険診療を受ける場合、ユーザUは資格として健康保険被保険者証を有する必要があり、実空間の医療機関で医師として診療を行う者(サービス提供者)は資格として医師免許証を有する必要がある。さらにはユーザUは資格として当該医療機関の診察券を有する必要がある場合もある。
(【0011】以降は省略されています)

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